早生クリ(品種:丹沢)の収穫 [2019年08月31日(Sat)]
果樹園では、1週間ほど前から早生品種のクリのイガがはじけて落下し始め、毎朝農作業のついでに栗拾いを行っています。
写真のように、通常一つのイガに実が三つ入っていることより、万葉歌で次のように詠まれています。 【歌】 三栗の 那賀に向かへる 曝井の 絶えず通はむ そこに妻もが (巻九・1745) ここでは、「三栗の」が「なか」の枕詞として詠まれています。 歌の解説は以前記事(次のURL)に載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/164 畑では、ヒオウギは一部を残し花の時期は終わりに近づき、すでに刮ハがはじけて中から黒い球形の種子が見られる株もあります。 万葉歌に詠まれている「ぬばたま」は、このヒオウギの黒い球形の種子とみられています。 「ぬばたま」が詠まれた歌の解説は次のURLに載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/170 |
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katakago
at 17:57