ノカンゾウが咲き始めました [2019年08月13日(Tue)]
ノカンゾウ(ワスレグサ科)が咲き始めました。例年になく早い開花です。万葉歌で、忘れ草(原文表記は萱草)と詠まれている植物は、ノカンゾウ(一重咲)や6月に開花した八重のヤブカンゾウがこれに当たると考えられています。忘れ草が詠まれた歌の解説はヤブカンゾウの写真とともに、以前の記事(次のURL) に載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/82 タカサゴユリが畑のあちらこちらで咲きだしました。 オミナエシの花が真っ盛りです。 オミナエシが詠まれた万葉歌の解説は以前の記事(次のURL) に載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/99 フジの花が咲いていました。万葉歌では季節外れに咲いたフジは、「非時藤(ときじきふぢ)」と詠まれています(ナツフジを当てる説もある)。 関連記事は次のURL に載せています。 ナツフジ https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/135 ときじきふぢ https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1143 蓮池では、開花株は残りわずかで花托が目立ちます。 ハスの花托(拡大写真) 万葉歌ではハスは”はちす”と詠まれています(古名の由来は果実の入った花托の様子がハチの巣に似ることによる)。 |
Posted by
katakago
at 11:10