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巨勢・吉野宮滝方面を訪ねて [2017年11月03日(Fri)]
 昨日は、梅花万葉集友の会の屋外講座で、巨勢・吉野宮滝方面に出掛けてきました。会の世話役のご尽力によってバスツアーとなり、講師の市瀬先生を含め20名が参加しました。
 行程は、近鉄橿原神宮前駅集合(10:00) → 水泥(みどろ)古墳 → 巨勢(こせ)寺跡 → 阿吽寺、巨勢山口神社 → 吉野歴史資料館 → 桜木神社 → 夢(いめ)のわだ → 中荘小学校前の歌碑 → 世尊寺(比曽寺跡) → 橿原神宮前駅(解散)

 水泥北古墳の内部を見学
西尾氏邸内にある直径約20mの円墳で両袖式の横穴式石室を有する(6世紀中頃の築造で石棺は現在はない)。
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 なお、水泥古墳、巨勢寺跡、阿吽寺(万葉歌碑がある)については、4年前の飛鳥を愛する会の現地講座で出かけており、その折の記事は次のURLに載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/583

宮滝に向かうルートの途中で土砂崩れ(台風21号の影響か)が発生しており通行止めになっていました。迂回して吉野歴史資料館に向かったため思わぬ時間がかかってしまいました。

 吉野離宮の復元模型を前に池田 淳館長から説明を聞く。
IMG_6423m.jpg

 吉野離宮の復元図
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 航空写真のパネルで位置関係を説明(宮滝、三船山、象山(きさやま)など) 
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 資料館2階から眺めた三船山(写真左)と象山(きさやま)
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 資料館前にある万葉歌碑(揮毫は上野誠先生)
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【歌】 かはづ鳴く 吉野の川の 滝の上の あしびの花そ 端に置くなゆめ (巻十・1868)
【口語訳】 蛙の鳴く 吉野の川の 滝のほとりの あしびの花だよ 隅に置くではないぞ

 桜木神社(歌碑の前で)
IMG_6439m.jpg

 山部赤人の歌碑
IMG_6438m.jpg

【歌】 み吉野の 象山の際の 木末には ここだも騒く 鳥の声かも (巻六・924 山部赤人)
【口語訳】 み吉野の 象山(きさやま)の谷間の 梢には こんなにもいっぱい鳴き騒いでいる 鳥の声よ

 神木のスギの前で記念写真
IMG_6441m.jpg

 同じ場所での53年前の写真(犬養先生の万葉旅行に参加して)
IMGm.jpg

 万葉故地を訪れたのがこの時初めて(当時大学一年)で、わたしにとって、吉野は万葉故地めぐりの原点です。これまでも機会あるごとに出掛けてきました。このブログに掲載しているものは次のURLです。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/233
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/736

 夢(いめ)のわだ(象川が吉野川に注ぎ込む付近、写真左)
IMG_6447m.jpg

大宰帥であった大伴旅人に「夢のわだ」を詠んだ次の歌があります。
【歌】 我が行きは 久にはあらじ 夢のわだ 瀬にはならずて 淵にもありこそ (巻三・335)
【口語訳】 私の筑紫暮しも もう長くなかろう 夢のわだは 瀬にならないで 淵のままであってくれ  

 柿本人麻呂の万葉歌碑(揮毫は武田祐吉、吉野町宮滝の柴橋のたもと、中荘小学校校門左脇)
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【歌】 やすみしし 我が大君の 聞こし食す 天の下に 国はしも さはにあれども 山川の 清き河内と 御心を 吉野の国の 花散らふ 秋津の野辺に 宮柱 太敷きませば ももしきの 大宮人は 船並めて 朝川渡り 船競ひ 夕川渡る この川の 絶ゆることなく この山の いや高知らす みなそそく 滝のみやこは 見れど飽かぬかも (巻一・36)
【歌】 見れど飽かぬ 吉野の川の 常滑の 絶ゆることなく またかへり見む (巻一・37)

 宮滝郵便局近くの万葉歌碑(揮毫は上野先生)
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【歌】 見れど飽かぬ 吉野の川の 常滑の 絶ゆることなく またかへり見む (巻一・37) 

 世尊寺に向かう頃には日が沈み始めました(車中から眺めた吉野川)。
IMG_6457m.jpg

 世尊寺で住職の説明を聞く
五時を過ぎていましたが到着を待っていて下さり、詳しく説明していただきました。
IMG_6462m.jpg

なお、世尊寺に関しては5年前に訪れた際の記事を次のURLに載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/497

Posted by katakago at 17:26
この記事のURL
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1314
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