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エゴノキの花 [2016年05月06日(Fri)]
IMG_8205m.jpg

 エゴノキの花が咲いています。万葉歌で”やまぢさ”、”ちさ”と詠まれている植物にエゴノキを当てる説があります(他にいわたばこ説も)。
 やまぢさが詠まれた歌を二首載せておきます(読み下し文と口語訳はいずれもエゴノキ説を採る『萬葉集全歌講義』より)。
【歌】息の緒に 思へるわれを 山ぢさの 花にか君が 移ろひぬらむ (F-1360)
『口語訳』 命をかけて愛しているわたしなのに、あのしぼみやすいちさの花のように、あなたはもう気が変わったのでしょうか
 この歌は巻七の譬喩歌(花に寄せる)に分類されており、『新編日本古典文学全集 萬葉集』では、「うつろひぬらむ」は、花が散ってしまうことと愛情が衰えてゆくこととを兼ねて用いた、と解説されています。
【歌】 山ぢさの 白露重み うらぶれて 心に深く 我が恋止まず (J-2469)
【口語訳】 山ちさがしとどにおいた白露の重さでうなだれるようにうちしおれて、心の底深く 私の恋は止むことがない
 この歌は、巻十一の寄物陳思歌(物に寄せて思ひを陳ぶる歌)に分類されています。「山ぢさの白露重み」は「うらぶれて」を起こす序(山ぢさの花に露がいっぱい置いてうなだれしおれている様子が比喩の序)となっています。
  



Posted by katakago at 14:11
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