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ともか
孫のピアノ発表会 (08/01) ともか
孫のピアノ発表会 (08/01) 悟史
アジサイ (06/16)
朝日カルチャー公開講座ー季(とき)の花色・日本の色 [2017年06月21日(Wed)]
 今日の午後、朝日カルチャーセンター(中之島教室)で、染色史家の吉岡幸雄氏による「季(とき)の花色・日本の色」と題する公開講座があり参加しました。講師の吉岡氏は「植物染め」が専門で、日本古来の染色技法の探求と伝統色の再現に取り組まれています。今回のテーマは「夏」で、5月から6月にかけて見られる植物の花の色について話されました(フジ・キリ・センダン・カキツバタ・青田・麦秋・青モミジなど)。
 冷泉家に古くから伝わる七夕の行事「乞巧奠」(旧暦七月七日、新暦八月五日前後)についても触れられました。「星の座」の祭壇の背景には、2本のササが立てられ、その間には緒が張られて五色の糸と梶の葉がつるされ、左手の衣桁には五色の布が掛けられる。その布の色は五行思想に基づく青・赤・黄・白・黒で、吉岡氏が再現されたそうです。
 色の異なる複数の薄衣を重ねて着る(季節によって組み合わせを変える)、平安時代の襲(かさね)についても実例(講演会場に展示)で示され大変興味深いお話でした。

 万葉歌に詠まれている植物にも、染色に用いられているものがあります。ムラサキ・アカネ・ベニバナ・ヤマアイ・カキツバタなどは、植物園で栽培しており、昨年は、紅花染めの体験会も実施しました。講演終了後、紅花染めの伝統的手法について直接話を聞く機会がありました。わたしは、赤色色素カルタミンを溶出するのに炭酸カリウムを用いたのですが、古来からの方法では藁の灰の灰汁(あく)が用いられ、炭酸カリウムを用いる場合とでは色合いが異なるようです。

 講演会場の展示より
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 紅花染め関連記事
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/946
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/947
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1134

 冷泉家の乞巧奠関連記事
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/134

Posted by katakago at 21:46
アンズが色付きました [2017年06月18日(Sun)]
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 アンズの品種は”おひさまコット”(農研機構 果樹研究所の育成、2010年品種登録)で、苗木を植えて今年初めて実が生りました。1sほどの実が収穫できたので、アンズジャムを作ってみました(ネット情報によると種を除いた生アンズ100gに対しグラニュー糖35g使用)。
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 収穫は夏以降になるその他の果樹の写真を載せておきます。
 ポポー
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 クルミ(苗木を植えて初めて実が生りました)
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 カリン
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 クリ(小さなイガが見られます)
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Posted by katakago at 19:43
大学時代のお仲間で来園 [2017年06月18日(Sun)]
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 先月(5/27)、呉市のグループで来られていた方が、大学時代(神戸薬大)のお仲間を誘って植物園に来てくださいました。自宅でパワーポイントによる説明の後、裏山と畑の植物を熱心に見ていただきました。梅雨入りの発表後一度も雨は無く、植物の生育が心配されますが、今のところ多種類の花が咲き始め、見学して頂くには天候に恵まれました。
 花菖蒲はまだ咲いている株も見られます。
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 裏山のアジサイ(庭植えのアジサイを挿し木で殖やして移植したものです)
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 ヤマアジサイ
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 ベニガク(最初は白の花弁も次第に紅色に変化してゆきます)
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Posted by katakago at 16:39
ハスの花芽 [2017年06月16日(Fri)]
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 蓮池では立ち葉が繁茂し、その脇から花芽が伸びてきているのを見つけました。今月末頃には咲き始めるものと思われます。

 畑ではカワラナデシコやキキョウの開花に続き、オミナエシも既に蕾を付けている株が見られます。
 カワラナデシコ
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 オミナエシの蕾
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Posted by katakago at 10:19
「ふるさと万葉サークル」の方々の来園 [2017年06月14日(Wed)]
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 昨日、知人の中西さんが代表をされている高槻市の「ふるさと万葉サークル」の方々(12名)が植物園に来られました。今春3月に問い合わせをいただき準備していましたが、初夏の草花が咲き始めたこの時期に、天候にも恵まれて実施できてホッとしています。
 染料に用いられるムラサキ・ベニバナ・アカネ(花はこれから)などの植物や、アジサイ類(ヤマアジサイ・ベニガクなど)、咲き始めたカワラナデシコ・キキョウ・ハギなども見ていただけました。また、万葉植物ではありませんが花菖蒲も一部は咲き終わった株もあるものの、まだ十分楽しんでもらえたようです(花菖蒲を前に記念写真)。

 午後は近くの多田神社に案内し、神官から多田院(明治以前は寺院)の歴史や境内の施設・植物(オガタマ・ムクロジ・唐椿)など丁寧な説明を聞くことが出来ました。

 裏山の散策
やぶ蚊の攻撃を受け早めに切り上げて畑の方に移動しました。
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 アカネ
花は秋に咲く。茎は四角形で逆刺がある。根は黄褐色で乾燥すると赤褐色になる(赤色色素プルプリンを含む)。
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 畑での散策の様子
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 多田神社の本殿脇で神官による説明を聞きました。
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 多田院政所跡
普段は立ち入れないのですが特別に案内していただきました。
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 モリアオガエル
本殿右奥にある鬼首洗池に生息
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Posted by katakago at 15:43
万葉講座(猪名川万葉の会 公開講座) [2017年06月11日(Sun)]
 昨日参加した万葉講座(猪名川万葉の会主催)の記事を載せておきます。猪名川万葉の会(代表は野々村さん)では、岡本三千代さん(犬養万葉記念館館長)を講師に、毎月定例の講座が開催されていますが、今回は公開講座として、服部保先生(兵庫県立大学名誉教授)による講演会が開催されました。演題は、「万葉集の植物・植生と『ゐな』について」です。
 万葉歌には160種ほどの植物が生育地の記録と共に詠まれており(約1650首)、その解析(植物相、同じ歌に詠まれている種の組み合わせ、植物と生育地の組み合わせなど)により、植物生態学の視点から万葉時代の植生景観について考察しようとする内容で、大変興味深く拝聴しました。
  
 講演会場の様子
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Posted by katakago at 15:08
田植えの季節 [2017年06月10日(Sat)]
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 今朝はお隣の田んぼで田植えが行われていました。地元でイネを栽培する農家も減ってきています(生産組合員の半数ほど)。

 午後は、猪名川万葉の会(代表野々村さん)主催の万葉講座が猪名川中央公民館視聴覚ホールで開催され出かけました。終了後、宝塚から参加されていた知人を植物園にお誘いし、今が見頃の草花を楽しんでもらいました。
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Posted by katakago at 19:58
グループで来園 [2017年06月09日(Fri)]
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 昨日午後、妹が小・中学時代の同級生と一緒に植物園に来てくれました。新緑の裏山も案内しましたが、もう藪蚊対策(長袖・ズボン・防虫スプレーなど)が必要な時期となりました。
 畑では、今が見頃の花菖蒲や、咲き始めた万葉植物を楽しんでもらえたようです。

 畑のあちらこちらではカワラナデシコが咲いています。
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 紅花も咲き始めました。
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Posted by katakago at 08:56
梅雨空の植物園で [2017年06月07日(Wed)]
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 今日は朝から雨で、近畿地方も梅雨入りしたようです。ハスの葉にも水が溜まっています。万葉歌に次のような歌があります。
【歌】 ひさかたの 雨も降らぬか 蓮葉に 溜まれる水の 玉に似たる見む (巻十六・3837)
【口語訳】 (ひさかたの) 雨でも降ってくれ 蓮の葉に 溜まった水の 玉に似たさまを見よう
 岩波文庫『万葉集(四)』の解説には、「蓮葉を愛でる宴会での作か」とあり、「蓮の葉の上の水を玉に見立てるのは漢詩の趣向」とあります。「盈盈(えいえい)たり荷上の露、灼灼(しゃくしゃく)として明珠の如し」(晋・陸雲「芙蓉詩」・文選「別賦」李善注所引)。

 雨の中、花菖蒲が艶やかです。
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Posted by katakago at 16:11
大阪府立大学公開講座(万葉の道を歩く 18) [2017年06月06日(Tue)]
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 先日(6/3)、大阪府立大学でシリーズ「万葉の道を歩く」の18回目の講演会があり聴講しました。「万葉の神々ー神話と歴史のあいだを読むー」と題して、村田右富実先生(この四月から関西大学教授)が講演されました。
 実質的な「万葉の時代」は、舒明天皇(即位は629年)から天平宝字三年(759)の大伴家持最後の歌までのほぼ130年間とされています。講演では、この間、「神」がどのように歌われているか、柿本人麻呂歌集(万葉歌の中でも古い歌が載っている)歌で詠まれた神(庶民の崇める自然神・地祇)について、人麻呂作歌の神(天皇神格化表現ー大君は神にしませばー)について、人麻呂の吉野讃歌(持統天皇の吉野行幸時)と笠金村の吉野讃歌(聖武天皇の吉野行幸時,725年)の表現の比較、万葉末期(家持の時代)に詠まれた神について、それぞれの歌を取り上げて解説されました。

 講演会場(なかもずキャンパスUホール白鷺)の様子
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 柿本人麻呂の天皇神格化表現についてのメモを残しておきます。
【歌】 大君は 神にしませば 天雲の 雷の上に 廬りせるかも (巻三・235)
では、天皇神格化表現として「大君は神にしませば」とあり、他の作者も含めほかに4例(巻二・205、三・241、十九・4260、十九・4261)あり、その対象はいずれも天武・持統天皇と天武天皇の皇子(忍壁・長・弓削皇子)に限られています。
 持統天皇の吉野行幸の際の人麻呂の吉野讃歌(巻一・36〜39)に関し、『新編日本古典文学全集 萬葉集』の頭注によれば、「天武天皇の代に至って、天皇の政治的地位を高め、現人神として天下を支配する力を万民に認めさせるため、自ら天つ神の直系の子孫と称し、庶民の崇める自然神・国つ神(地祇)より上位に置いて、宗教面でも絶対的な地位にあることを示そうとした。この歌は、供奉する者の代表とその立場から、国つ神の奉仕するさまを述べて帝徳を讃えた柿本人麻呂の代表的な作品」とあります。
 人麻呂の「やすみしし我が大君神ながら神さびせすと(わが大君が神であられるままに神らしく振る舞われるべく)」から、聖武天皇の吉野行幸時の笠金村の吉野讃歌(巻六・920〜922)では天皇の行為を叙しその威徳を讃美する表現はなく、歌われている「神」も「天地の神をそ祈る」と天地の神(この世のすべての神様)に戻っています。

 
Posted by katakago at 11:09
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