天空の里 いもい農場は29日、参加者でお手植えして稲刈りを行った稲を脱穀する予定でしたが、天気予想よりも早く雨が降り出してしまい、やむなく中止としました。脱穀準備万端で臨んだ活動回、何もせずに芋井社会会館から撤収してしまうのはもったいないので、圃場の様子の取材を行いました。その内容をお知らせします。
(程よく乾いた稲。天気にしてやられました。)
(未完成のヒマワリ迷路。極度に栄養不足の土地だそうで、来年に課題を残しました。)
(ミョウガの花。あちこちから芽を出しているので、もう少しの期間、収穫できそう。)
(天空の里 いもい農場のリンゴの木。10/20にシナノスイート収穫、11/24にフジを収穫します。)
(ダイコン葉のトンネル。順調に生育中。)
(ハクサイ。無事、大きな外葉ができて、巻き付けが始まりました。)
(チンゲンサイ。カブ、ホウレンソウ、コマツナは、大きく育つよう、近日中に間引きを行いたいです。)
(カブ)
(ホウレンソウ)
(コマツナ)
(遠くは、長野市街地。今年は、この様な雨の風景を多く見ています。)
2018年09月29日
2018年09月28日
リンゴの葉摘をしました
食農体験の場を提供する天空の里 いもい農場は28日、営農ボランティアとして、地主の和田蔵次さんの圃場でリンゴの葉摘みと玉回しを行いました。今回、和田さんからの要請に応えて、いもい農場参加者の山崎政子さんと事務局の西沢の二人で対応。午後の短い時間ではありましたが、リンゴ(シナノスイート)を、赤く見た目のよいリンゴ作り(高値で出荷する)のために、地元応援の一環でお手伝いさせていただきました。
▽出荷用リンゴの農作業。1つ1つ丁寧に対応しました。
いもい農場が管理してるリンゴの木と大きく違うのは、出荷用のリンゴの木。一つ一つが収入に結びつくため、普段以上に丁寧に対応しました。
(リンゴの葉摘みと玉回しについて説明をする和田さん)
▽葉とらずリンゴも増えているとのことですが・・・
和田さんから、「葉摘みは、真っ赤なリンゴを求める消費者ニーズに応えるために行っている作業」と、お話がありました。合わせて、「高齢化の進む農家には、大きな作業負担となっている」そうです。また、「葉を取ることは、リンゴの木にダメージを与えるので、木に優しくないことと、葉をとっても取らなくても味は変わらないこともあり、市場では徐々に、葉とらずリンゴが増えてきている。でも、それは消費者の理解があってからこそ」と和田さん。心情複雑な作業ではありますが、真っ赤なリンゴに育てる過程として、真剣に取り組みました。
(片面真っ赤なリンゴ)
和田さんをはじめとする芋井のリンゴは、10月中旬、関西・中京方面を中心に出荷されるとのことです。
▽長野市芋井支所の掲示板
芋井支所掲示板には、いもい農場の活動通信が掲示されています。近くを通りかかった際には、ぜひご覧ください。
(芋井支所の掲示板。他に、芋井地区一部の地域で回覧されている回覧板でも見ることができます。)
▽出荷用リンゴの農作業。1つ1つ丁寧に対応しました。
いもい農場が管理してるリンゴの木と大きく違うのは、出荷用のリンゴの木。一つ一つが収入に結びつくため、普段以上に丁寧に対応しました。
(リンゴの葉摘みと玉回しについて説明をする和田さん)
▽葉とらずリンゴも増えているとのことですが・・・
和田さんから、「葉摘みは、真っ赤なリンゴを求める消費者ニーズに応えるために行っている作業」と、お話がありました。合わせて、「高齢化の進む農家には、大きな作業負担となっている」そうです。また、「葉を取ることは、リンゴの木にダメージを与えるので、木に優しくないことと、葉をとっても取らなくても味は変わらないこともあり、市場では徐々に、葉とらずリンゴが増えてきている。でも、それは消費者の理解があってからこそ」と和田さん。心情複雑な作業ではありますが、真っ赤なリンゴに育てる過程として、真剣に取り組みました。
(片面真っ赤なリンゴ)
和田さんをはじめとする芋井のリンゴは、10月中旬、関西・中京方面を中心に出荷されるとのことです。
▽長野市芋井支所の掲示板
芋井支所掲示板には、いもい農場の活動通信が掲示されています。近くを通りかかった際には、ぜひご覧ください。
(芋井支所の掲示板。他に、芋井地区一部の地域で回覧されている回覧板でも見ることができます。)
2018年09月17日
【活動報告】「稲刈りをしよう!」
9月17日(月)天気:曇りのち晴れ 参加人数:大人5人・子ども1人
活動タイトル:「稲刈りをしよう!」
活動内容:稲刈り、ダイコンの間引き、収穫
天空の里 いもい農場(代表:山岸 茂晴)は17日、2回延期した稲刈りを実施しました。
▽「昔は〇〇だった・・・」会話が弾む稲刈り
地主さんに水管理をいただいた1.4アールの天空の里 いもい農場の田んぼ。長野県シニア大OBを含む大人5人と子ども1人で力を合わせて、稲刈りをしました。山岸代表の子ども時代、父親から農業に対する姿勢を厳しく指導された様子の話があると、全員から「昔は〇〇だった」と、思い出話が弾む中で、稲刈りとはぜかけを行いました。
(全員で稲刈り、稲を縛って、はぜかけをしました。)
(最後の1株にカマを入れる西沢光織さん(5))
(光織さんは子ども唯一の参加。飽きずに一生懸命、協力していました。)
(稲刈り終了)
▽50年ぶりの稲刈り
「50年ぶりの稲刈りでした。小さい頃の稲刈りは、嫌で嫌で仕方がなかったが、その時に体験したことを体が覚えていて、とても新鮮な体験になりました。」と小林やすえさん(シニア大OB)から感想をいただきました。
(落ち穂拾いをする小林さん(写真左)と谷川さん(同シニア大OB、写真右))
▽ダイコンの間引きをしました。
稲刈り終了後、畑で3本に育ったダイコンを1本にする、ダイコンの間引きをしました。秋野菜に収穫に向けて必要な作業、今後は、1本のダイコンに栄養が集中して、大きく育つことを期待したいところです。(西沢)
(圃場の様子)
【次回の予定】
9月29日(土)
活動タイトル:「超新米を味わおう!」
活動内容:脱穀、草取り、秋野菜間引き、超新米ごはん、ワラ遊び
活動タイトル:「稲刈りをしよう!」
活動内容:稲刈り、ダイコンの間引き、収穫
天空の里 いもい農場(代表:山岸 茂晴)は17日、2回延期した稲刈りを実施しました。
▽「昔は〇〇だった・・・」会話が弾む稲刈り
地主さんに水管理をいただいた1.4アールの天空の里 いもい農場の田んぼ。長野県シニア大OBを含む大人5人と子ども1人で力を合わせて、稲刈りをしました。山岸代表の子ども時代、父親から農業に対する姿勢を厳しく指導された様子の話があると、全員から「昔は〇〇だった」と、思い出話が弾む中で、稲刈りとはぜかけを行いました。
(全員で稲刈り、稲を縛って、はぜかけをしました。)
(最後の1株にカマを入れる西沢光織さん(5))
(光織さんは子ども唯一の参加。飽きずに一生懸命、協力していました。)
(稲刈り終了)
▽50年ぶりの稲刈り
「50年ぶりの稲刈りでした。小さい頃の稲刈りは、嫌で嫌で仕方がなかったが、その時に体験したことを体が覚えていて、とても新鮮な体験になりました。」と小林やすえさん(シニア大OB)から感想をいただきました。
(落ち穂拾いをする小林さん(写真左)と谷川さん(同シニア大OB、写真右))
▽ダイコンの間引きをしました。
稲刈り終了後、畑で3本に育ったダイコンを1本にする、ダイコンの間引きをしました。秋野菜に収穫に向けて必要な作業、今後は、1本のダイコンに栄養が集中して、大きく育つことを期待したいところです。(西沢)
(圃場の様子)
【次回の予定】
9月29日(土)
活動タイトル:「超新米を味わおう!」
活動内容:脱穀、草取り、秋野菜間引き、超新米ごはん、ワラ遊び
2018年09月15日
雨のいもい農場
9月8日に実施予定だった稲刈りは、雨のため15日に延期をしましたが、15日も雨となってしまったため、再度延期しました。せっかくの機会、雨に滴る野菜たちを紹介します。
(いもい農場から眺める雲。水墨画の様でした。)
(いもい農場の田んぼ。左は地主さんの稲刈り済みの田んぼ。脱穀に向けて、足並みが揃うか心配です。)
(ダイコン。元気な葉っぱ。次回の活動で間引きを行い、1本立ちにしたいです。)
(綿花。実が色づき始めました。しばらくするとコットンボールになります。)
(カブ・ホウレンソウ・チンゲンサイ。活動日とのタイミングが合わず、事務局で種まきしました。)
(ハクサイ。虫に食べられることなく、外葉が大きく成長しています。立派なハクサイ、期待できそうです。)
(松本一本ネギ。しっかり草取りして、順調に育っています。)
(サツマイモ。基本的に植え付け後は放置ですが、まずまずのツルの広がり。)
(西沢)
(いもい農場から眺める雲。水墨画の様でした。)
(いもい農場の田んぼ。左は地主さんの稲刈り済みの田んぼ。脱穀に向けて、足並みが揃うか心配です。)
(ダイコン。元気な葉っぱ。次回の活動で間引きを行い、1本立ちにしたいです。)
(綿花。実が色づき始めました。しばらくするとコットンボールになります。)
(カブ・ホウレンソウ・チンゲンサイ。活動日とのタイミングが合わず、事務局で種まきしました。)
(ハクサイ。虫に食べられることなく、外葉が大きく成長しています。立派なハクサイ、期待できそうです。)
(松本一本ネギ。しっかり草取りして、順調に育っています。)
(サツマイモ。基本的に植え付け後は放置ですが、まずまずのツルの広がり。)
(西沢)
タグ:雨 天空の里 いもい農場
2018年09月12日
【活動報告】「寄ってきましょ!芋井広瀬、村の縁側」
9月8日(土)天気:雨 参加人数:大人9人・子ども5人
活動タイトル:「寄ってきましょ!芋井広瀬、村の縁側」“おやき”をお茶うけに、農家さんからお話を聞こう。
活動内容:おやき作り、交流会
長野市芋井広瀬地区の里山をフィールドに食農体験の場を提供する天空の里 いもい農場は8日、あいにくの雨のため、予定していた稲刈りを延期し、おやき作りと、地主の和田さんをお招きして、雨の日の農家の暮らし、芋井地区の歴史など、お話を伺う交流会を開催しました。
▽信州のソウルフード“おやき”作り
今年の活動で2回目となるおやき作りは、参加者同士、談笑をしながら、生地作り、具材作り、具を包んで笹でくるみ、蒸し上げました。いもい農場オリジナルのおやきが出来上がりました。
(生地を丸めて具を包む準備。)
(手と口を動かしながらのおやき作り)
(丸ナスを輪切りにして味噌を挟んだナスの他、切り干し大根、キャベツを具材にしました。)
▽モロヘイヤチップス!?
運営スタッフの浦中からモロヘイヤの差し入れがあり、モロヘイヤの天ぷらを作りました。味わいは、まさにモロヘイヤチップス。簡単にできるチップスの作り方を共有して、味わいました。子どもに大人気で、モロヘイヤの消費方法について、知見が広がりました。
(シニア大OBの谷川さん(左)と浦中(右)で、モロヘイヤの葉をもぎ取りました。)
(軽く粉を付けて天ぷらにしました。)
▽和田さんのお話(抜粋)
参加者同士のおやき作り交流会だけではもったいないので、「地元の方を交えて、お茶のみをしよう!」と、地主の和田蔵次さん(80)をお招きしました。急なお願いにも関わらず、快くお越しいただきました。おやきを食べながら、芋井の歴史、過疎や高齢の課題、いもい農場に寄せる期待などのお話を頂戴しました、
(和田さん)
★雨の日の農家
きょうはあいにくの雨模様だけど、こういう時、農家は日ごろ読みたいなと思って置いておいた本や資料を読みあさるもの。こういう日は体を休めることが大事だと思う。
(雨のいもい農場)
★農作物を作るのは大変なこと
農業は天候に大きく左右される。でも、収穫時期はとても大事で、みなさんが今進めている稲作の場合、収穫が早すぎると米粒が小さすぎて、精米の中にも白い小さな粒があると思うけど、ああいう米粒になってしまう。逆に収穫が遅すぎると米粒が大きくなりすぎて、精米したときには粉々に粉砕されて粒が残らない。だから、ちゃんとした農作物を作るというのはとても大変なことです。
(いもい農場の田んぼ)
★芋井社会会館誕生の経緯と芋井の歴史
芋井は戦後、急激に人口減少が進みました。児童の数がどんどん減り、小学校の分校が次々と閉校になりました。天空の里 いもい農場が拠点にしている芋井社会会館は、閉校の際に校舎を建て替えてもらった施設です。
過疎化は進んでいますが、平安時代からの社や石仏が多く残っている地域でもあります。こうした文化をどうやって後世に受け継ぐか。
過疎化が進み、子どもを見かけることがめっきり減りましたが、いもい農場にやってくる子どもたちを見ると、元気をもらう思いです。これからも元気に、農作業を通じて色々なことを学んでもらえればと思います。(牧野・西沢)
【次回の予定】
9月15日(土)
活動タイトル:「稲刈りをしよう!」
活動内容:稲刈り
活動タイトル:「寄ってきましょ!芋井広瀬、村の縁側」“おやき”をお茶うけに、農家さんからお話を聞こう。
活動内容:おやき作り、交流会
長野市芋井広瀬地区の里山をフィールドに食農体験の場を提供する天空の里 いもい農場は8日、あいにくの雨のため、予定していた稲刈りを延期し、おやき作りと、地主の和田さんをお招きして、雨の日の農家の暮らし、芋井地区の歴史など、お話を伺う交流会を開催しました。
▽信州のソウルフード“おやき”作り
今年の活動で2回目となるおやき作りは、参加者同士、談笑をしながら、生地作り、具材作り、具を包んで笹でくるみ、蒸し上げました。いもい農場オリジナルのおやきが出来上がりました。
(生地を丸めて具を包む準備。)
(手と口を動かしながらのおやき作り)
(丸ナスを輪切りにして味噌を挟んだナスの他、切り干し大根、キャベツを具材にしました。)
▽モロヘイヤチップス!?
運営スタッフの浦中からモロヘイヤの差し入れがあり、モロヘイヤの天ぷらを作りました。味わいは、まさにモロヘイヤチップス。簡単にできるチップスの作り方を共有して、味わいました。子どもに大人気で、モロヘイヤの消費方法について、知見が広がりました。
(シニア大OBの谷川さん(左)と浦中(右)で、モロヘイヤの葉をもぎ取りました。)
(軽く粉を付けて天ぷらにしました。)
▽和田さんのお話(抜粋)
参加者同士のおやき作り交流会だけではもったいないので、「地元の方を交えて、お茶のみをしよう!」と、地主の和田蔵次さん(80)をお招きしました。急なお願いにも関わらず、快くお越しいただきました。おやきを食べながら、芋井の歴史、過疎や高齢の課題、いもい農場に寄せる期待などのお話を頂戴しました、
(和田さん)
★雨の日の農家
きょうはあいにくの雨模様だけど、こういう時、農家は日ごろ読みたいなと思って置いておいた本や資料を読みあさるもの。こういう日は体を休めることが大事だと思う。
(雨のいもい農場)
★農作物を作るのは大変なこと
農業は天候に大きく左右される。でも、収穫時期はとても大事で、みなさんが今進めている稲作の場合、収穫が早すぎると米粒が小さすぎて、精米の中にも白い小さな粒があると思うけど、ああいう米粒になってしまう。逆に収穫が遅すぎると米粒が大きくなりすぎて、精米したときには粉々に粉砕されて粒が残らない。だから、ちゃんとした農作物を作るというのはとても大変なことです。
(いもい農場の田んぼ)
★芋井社会会館誕生の経緯と芋井の歴史
芋井は戦後、急激に人口減少が進みました。児童の数がどんどん減り、小学校の分校が次々と閉校になりました。天空の里 いもい農場が拠点にしている芋井社会会館は、閉校の際に校舎を建て替えてもらった施設です。
過疎化は進んでいますが、平安時代からの社や石仏が多く残っている地域でもあります。こうした文化をどうやって後世に受け継ぐか。
過疎化が進み、子どもを見かけることがめっきり減りましたが、いもい農場にやってくる子どもたちを見ると、元気をもらう思いです。これからも元気に、農作業を通じて色々なことを学んでもらえればと思います。(牧野・西沢)
【次回の予定】
9月15日(土)
活動タイトル:「稲刈りをしよう!」
活動内容:稲刈り
2018年09月01日
【活動風景】「夏野菜が主役のバーベキュー!&子どもの縁日!」
活動報告で紹介しきれなかった活動の様子を紹介します。
(植え付け前のハクサイ。種から育苗して、今回、畑に定植しました。)
(畑の様子。以前、この場所は、雑草が多く茂り、いもい農場内の耕作放棄地に近いものがありましたが、今年初めて、秋野菜栽培のメインになりました。)
(バーベキュー前に、芋井地区の情報発信をされる羽賀様。)
(大人気のお肉は、長野市三輪の山崎精肉店から購入。一人当たり200g前後食べた計算。よく食べました。)
(女子に囲まれて大人気の似顔絵コーナー)
(cotomiさんに、特徴をつかんだ優しいタッチで似顔絵を描いていただきました。)
(かき氷コーナー。特製シロップで味わうために氷をガリガリ。)
(今回の活動の様子は、8/30(木)長野市民新聞に紹介いただきました。)
(植え付け前のハクサイ。種から育苗して、今回、畑に定植しました。)
(畑の様子。以前、この場所は、雑草が多く茂り、いもい農場内の耕作放棄地に近いものがありましたが、今年初めて、秋野菜栽培のメインになりました。)
(バーベキュー前に、芋井地区の情報発信をされる羽賀様。)
(大人気のお肉は、長野市三輪の山崎精肉店から購入。一人当たり200g前後食べた計算。よく食べました。)
(女子に囲まれて大人気の似顔絵コーナー)
(cotomiさんに、特徴をつかんだ優しいタッチで似顔絵を描いていただきました。)
(かき氷コーナー。特製シロップで味わうために氷をガリガリ。)
(今回の活動の様子は、8/30(木)長野市民新聞に紹介いただきました。)
タグ:天空の里 いもい農場