テレビ 歌舞伎町俳句一家・屍派 [2017年01月31日(Tue)]
キャバ嬢と見てゐるライバル店の火事
ストリップ最前席の深海魚 ウーロンハイたつた一人が愛せない 俺のやうだよ雪になりきれない雨は 触れたなら傷が散らばる鳳仙花 青空に吸いとってもらう自己嫌悪 蔕取れば苺寂しくなりにけり 近寄れば殺す(蜂のことですが) 駐車場雪に土下座の跡残る 一番偉いのはだてまきを考えた人 ラムネの様爽やかな朝の睡眠薬 軽トラで持っていかれたぬいぐるみ 灯り消えけたけた嗤う毛布かな 歌舞伎町俳句一家・屍派 2017年1月31日(火)夜8時からの放送 NHKEテレにて 新宿歌舞伎町。路地の奥で夜な夜な俳句を詠む人々―― うつ病・依存症…割り切れない日常を言葉にする。そこにタブーはない。 彼らはいつしか、「屍(しかばね)派」と呼ばれるようになった。 どうぞ【KB】 |
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大阪手をつなぐ育成会
at 00:48