テレビ 東日本大震災から5年 [2016年02月29日(Mon)]
NHKEテレのハートネットTV
2016年3月1日(火)〜3日(木) 夜8時からの放送 シリーズ東日本大震災から5年 東日本大震災から5年。被災地の障害者や高齢者の復興に向けた歩みをたどる3回シリーズ。 第1回 当たり前の暮らしを求めて ―障害者たちの“震災復興”― 第2回 悲しみとよろこびと―仙台・認知症グループホーム― 第3回 帰還、されど…―福島・障害者福祉は今― 第1回は、震災を機に明らかになった、障害者の厳しい暮らしの実態を見つめます。 宮城県仙台市の障害者が中心になってつくる自立生活センター「CILたすけっと」。震災の発生直後から被災した障害者に、おむつや酸素ボンベ、カテーテルといった物資を届けるなど、支援に奔走しました。その過程で浮かび上がってきたのは、震災前から多くの障害者が、自分らしく生きることを「障害があるから仕方ない」と諦め、家族以外の誰ともつながることなく不自由な暮らしを強いられてきた現実でした。人として“あたりまえの生活”を妨げているものは何でしょうか?震災前の暮らしに戻るのではなく、より多様な暮らし方を実現しようと歩み出した障害者や家族、支援者たちの歩みを見つめます。 第2回は、津波で穏やかな暮らしを奪われた認知症グループホームの5年を見つめます。 津波で建物が全壊し、そこで暮らしていた18人の認知症のお年寄りのうち7人を避難途中に失った仙台市若林区のグループホーム「なつぎ埜」。震災後、助かったお年寄りを伴い、避難所や別のグループホームなどを転々としてきましたが、急激な環境の変化から徘徊や介護の拒否などの症状があらわれるなど様々な困難に直面してきました。2年前、元あった場所の近くにようやくグループホームを再建。認知症の人たちに穏やかな暮らしを取り戻してもらおうと模索を続けています。尊い命を守れなかった無念さを抱ながら、助かった命と向き合い続ける介護士たちの復興に向けた日々を伝えます。 第3回は、原発事故によって避難生活を余儀なくされた障害者たちの5年を見つめます。 県内外に避難している障害者にとって、インフラが未整備な故郷への帰還は、健常者に比べ、更にハードルが高く、思うように進んできませんでした。ですが、国が“集中復興期間”と定める時期が終わりを迎える今、ようやくその動きが活発化し始めています。富岡町から施設ごと群馬県に避難し、一度も帰っていなかった知的障害者の入所施設。楢葉町から避難し、内陸にあるいわき市で仮の事務所をもっていた精神障害者の通所施設やグループホーム。「もう一度ふるさとで暮らしたい」という夢を実現するため、格闘する障害者や支援者の姿を通して、震災から丸5年を迎える福島の避難区域の障害者福祉の現状を見つめます。 3夜続けてどうぞ【KB】 |
Posted by
大阪手をつなぐ育成会
at 11:23