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大晦日の早朝に放送 [2012年12月31日(Mon)]
関西ローカルですが、
NHK総合テレビの「目撃!日本列島」
大晦日の早朝に2本続けての放送が決まりました。

12月31日(日) 午前5:10〜5:33
「“普通の老後”が生きられない」
会社を勤め上げた年金暮らしの高齢者が「医療費を払えない」という事態が相次いでいる。 40年間こつこつ働いてきた60代の女性は、老後を迎えようとしたやさき、がんを発病して年金全額を治療費に投入せざるを得なくなった。 夫婦ふたり分の医療費を年金だけで払いきれなくなった80代の男性は、やむなく離婚を決意し、別れた妻は生活保護で暮らす。高齢者の暮らしが医療費に押しつぶされる、ぜい弱な社会保障の実態に迫る。


12月31日(日) 午前5:35〜5:58
「町民8000人のアイデアで町を救え!」
鳥取県東部の7000人が住む智頭町は、かつて特産の杉でにぎわったが、林業の衰退により、人口は最盛期の半分に減少した。 町は「徹底的な住民参加型自治」を取り入れるために、2008年に「百人委員会」を発足させた。公募で選ばれた一般住民によって作られる、議会とは別の委員会組織で、住民自らが、地域活性化につながる事業を企画・提案し、町に予算化を要求できる。 理想と現実のはざまで模索を続ける町と住民を追う。


大晦日の早朝ですので
録画予約をして後でゆっくりご覧ください。
では良いお歳を【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:22
新書 なぜ大企業が突然つぶれるのか [2012年12月30日(Sun)]
夏野 剛 (著)
なぜ大企業が突然つぶれるのか
生き残るための「複雑系思考法」
(PHPビジネス新書)
¥ 882

「なぜ、日本の製造業が突然苦境に陥るなかで、SNSを活用した企業が過去最高益を叩きだすのか」
「なぜ、ツイッターやフェイスブックの『つながり』が、独裁政権を倒す力をもつのか」
「なぜ、スティーブ・ジョブズの率いたアップルは、世界中の人たちを魅了する製品を生み出し続けられたのか」
著者は、冒頭でそう問いを投げかけている。
本書は、有史以来“最大の衝撃”であるIT革命が起こった背景、私たちが置かれている状況、今後の戦略のカギを握る「複雑系」について、ITビジネスの最前線で活躍する著者が語ったものである。
【内容例】
◎一人が一〇〇人に勝つ時代
◎ITを使いこなせない経営者はいらない
◎楽天、フェイスブックの「二段ロケット」思考
◎“創業時メンバー”の限界
◎あなたのもっている武器は使えるか
◎ジョブズ以前、ジョブズ以後
◎議論を尽くすほど結論が出ない時代
◎「前例主義」が社会の活力を奪う

夏野/剛さんは、早稲田大学卒後東京ガス入社。その後、ベンチャー企業副社長を経て、NTTドコモへ入社。「iモード」、「おサイフケータイ」などの多くのサービスを立ち上げた。現在はドワンゴ、グリー、トランスコスモス、セガサミーホールディングス、ぴあなど複数の取締役を兼任。

活気に満ちた一冊です。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:20
パブリックコメントの嵐 [2012年12月29日(Sat)]
政権交代をまたぎ、パブリックコメントの嵐です。
たまたまなのか、あえてなのか

まずは厚生労働省

○地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令(案)に関する意見募集1 ⇒ 締切日 2013年01月05日

○国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律施行令案等に関する意見募集 ⇒ 締切日 2013年01月07日

○国民年金法施行規則の一部を改正する省令案に関する意見募集 ⇒ 締切日 2013年01月09日

○障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律第4条第1項の規定に基づき厚生労働大臣が定める程度(案)に関する意見募集 ⇒ 締切日 2013年01月12日

○地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係省令の整備等に関する省令(案)に関する意見募集2 ⇒ 締切日 2013年01月12日

次に大阪府
○「大阪府統計調査条例の一部改正(案)」への意見募集 ⇒ 締切日平成25年1月16日

○「大阪府保健医療計画(案)」への意見募集 ⇒ 締切日平成25年1月18日

○「大阪府教育振興基本計画(素案)」への意見募集 ⇒ 締切日平成25年1月25日

そして各市町村もいっぱい出ています。
お正月休みにトライしてみますか?【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:19
ノーウォークウイルス [2012年12月28日(Fri)]
たまに、12月24日の産経抄そのまま
全身の血管が炎症を起こす川崎病は、主に4歳以下の乳幼児がかかる。うかつなことに長い間、神奈川県川崎市に関係する病気だと思い込んでいた。正しくは、昭和42年に世界で初めて存在を報告した、川崎富作医師に由来する名前だ。
▼今、全国で猛威をふるっている感染性胃腸炎の原因となるノロウイルスは、逆に地名から名付けられた。最初に確認された米国中西部の町「ノーウォーク」の最初の3文字「Nor」にラテン語の連結形「o」を補って学名となったという。
▼実はこの名前のせいで、迷惑を被っている人たちがいる。全国で約2万人いるとみられる「野呂」さんたちだ。特に小学生の子供を持つ一部の親たちは、ノロウイルスが流行するたびに、子供たちが学校でからかいの対象になるのではないかと、心配している。
▼改称を訴える会も結成され、厚生労働省や学会、メディアに対して働きかけを続けている。「野呂」さんたちの悩みを知った国際ウイルス分類委員会は昨年9月、「ノーウォークウイルス」と呼ぶべきだ、との見解を発表した。もっとも世間に広く認知されているとは言い難い。
▼病気の名前については、「痴呆」から言い換えられた「認知症」のように成功例がある一方で、患者が望む改称がなかなか進まない場合もある。いずれにしても、論議によって、病気に対する偏見が改まる効果はあったようだ。
▼ノロウイルスの改称運動によって、病気への理解が進み、感染拡大の防止と早期の終息につながるなら結構なことだ。ただ前回大流行した平成18年には、別の深刻な問題が起こった。同じように特定の食品への風評被害が広がっていないか、小欄は、そちらも心配でならない。

【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:16
ついに、1100号です。 [2012年12月27日(Thu)]
大方の予想に反し12月26日付で
「知の知の知の知」が1100号に到達しました。
1100の切りの良さから
新年1月1日で達成という予想が
多かったのではないでしょうか。
やはりこの時期、クリスマスや年末年始を控え、
障害者のニュースは毎年多くなります。
あたりまえのことですが社会の一員として
多くのイベントが紹介されます。
それに今年は政権交代のネタや
人事異動に伴うもろもろのことがらなどが加わり、
ニュースはにぎやかです。
今年も余すところ5日。
毎日2本ずつで元日には1111号だという
激励の言葉もありますが、
やはりニュース次第ということでしょう。
ちなみに、事務局は12月29日から1月3日まで
年末年始のお休みとなります。
今年もグループホーム利用者を対象にした
年末旅行を12月30〜31日、1泊2日で
近場の滋賀県方面で実施します。
「ヒトリマス」とか「シングルベル」という
ことばとともに、
「ひとりそか」や「ひとりがつ」などの
ことばが拡がります。
世の中が特別な雰囲気となるこの時期に、
支援が必要な人が多くいることを
それこそ多くの人々に理解してほしいものです。
【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:15
マジカルトイボックス [2012年12月26日(Wed)]
「障がいが重い人でもコミュニケーションをしているはず。なんとかそれを豊かにできないだろうか?」
テクノロジーを使ったコミュニケーションエイド 
マジカルトイボックスの活動
すでに申込者でいっぱいですが、
1月5日(土)と6日(日)に東京で開催の
イベントプログラムを紹介します

1日目
<講演>13:00〜15:00
「自立と社会参加を促すAssistive Technologyの活用〜
オモチャ遊びからiDevicesの活用まで〜」
講師 福岡市立南福岡特別支援学校 福島勇 氏
<製作講座1> 15:30〜17:30
・ 信州スイッチラボ特製「コトダマ・振動するボールとおにぎりVOCA」製作
転がってしゃべるVOCA「コトダマ」と同じく転がると振動するボール,おにぎりVOCAの3つを製作します。
詳しくは信州スイッチラボ(http://blog.livedoor.jp/shinshu_switch_lab/)をご覧ください。

2日目
<製作講座2> 8:30〜12:00
自由製作(下記のものが製作可能です。)
当日、改造したいおもちゃをお持ちになってもかまいせん。
・BDアダプター(200円程度)
・フィルムケーススイッチ(600円程度)
・どっちもクリップ棒スイッチ(2,400円程度)
・ひもスイッチ(600円程度)
・学習リモコン(5000円程度)
・ラッチ&タイマー(5000円程度)
・おもちゃの改造

楽しそうですね。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:01
正規職員採用選考 [2012年12月25日(Tue)]
25年4月1日の正規職員採用選考。
6月の定期採用選考後、
予定よりも24年度の退職者が多くなったために、
今月2次募集で選考を行いました。

多くの方々に応募いただきましてありがとうございます。
合格者に採用内定の通知をさせていただきました。

今年の合格者はこれで合計7名に。
そのうち2名が今年度中に繰り上げ採用となる予定です。
大阪手をつなぐ育成会の事業・活動を
いっしょに高めていきましょう。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 12:58
新書 植物はすごい [2012年12月24日(Mon)]
楽しく一気に読んだ中公新書
田中修 著
「植物はすごい―生き残りをかけたしくみと工夫−」882円

身近な植物にも不思議がいっぱい! アジサイやキョウチクトウ、アサガオなど毒をもつ意外な植物たち、長い年月をかけて巨木を枯らすシメコロシノキ、かさぶたをつくって身を守るバナナ、根も葉もないネナシカズラなど、植物のもつさまざまなパワーを紹介。動物たちには真似できない植物のすごさを、「渋みと辛みでからだを守る」「食べられる植物も毒をもつ」「なぜ、花々は美しく装うのか」などのテーマで、やさしく解説。

紀伊國屋書店スタッフの書評です。
現代日本のビジネス社会は、前に進むことが良しとされ、その結果として続々と発生する矛盾や問題に直面しては、毎日毎日ソリューションの発明を強いられる社会である。私が属しているのはそういう社会である。
立ち止まって考えることさえも困難になりつつある息苦しい環境ではあるが、ビジネスの仕組みや、それを支えるシステム構成の素晴らしさに感動することは多い。完璧に合理的な仕組みが、人間の知性によって作り出されていて、運用中にエラーが起きるとすぐさま原因を究明し、きれいに修正することが出来る。そういう社会での習慣が身についてしまっている人にとって、本書で感じ取れる「植物のすごさ」は想像以上のものであると思う。

本書から感じ取れるのは、自分の種族以外の動植物をも巻き込んだ、大きな自然の循環である。自ら動き回ることの出来ない植物は、周囲の動物や環境の力を借りて自らの種子を拡散させる仕組みを策定しなければならないが、種子を運ぶ動物の行動や環境の変化によって、運が悪ければうまく子孫を残せないので、自分以外の不確定な要素についてはエラーを許容せざるを得ない。
彼らは途方もなく長い進化の歴史の中で、多少のエラーを許容してなお生き残るための壮大な仕組みを作り出し、工夫を凝らしているのである。寛大である。
たった一部のエラーがすぐさま大問題として顕在化してしまう仕組みの中で、僅かなミスにも怯えている自分の仕事を思うと、何も言わずにそこに生えている草木の寛容さに、畏敬の念を感じずにはいられない。

本書は、多くの身近な植物について実例を挙げながら、植物がどのようにしてからだを守り、逆境に耐えて生きているのかをテーマとした、やさしい解説書であり、文面からは、著者の植物に対する尊敬の念が随所に感じられ、とても心地よい。
渋柿が甘柿になるのはどうしてか、ヒガンバナのイメージとその理由、ハイビスカスの花が鮮やかに赤いのは何故か、など、身近な疑問がストンと腑に落ちるように解説され、とても楽しい。
よく知られた植物の特性に、実は深い理由があったのだと納得するとき、思わず「すごい」と唸ってしまう。
知らなくても生活には困らない知識ではあるが、植物との共存・共生の必要性が大いに注目される昨今、我々人類は、科学的操作によって彼らからの恩恵を享受することばかり考えるのではなく、彼らの進化の歴史に思いを馳せ、苦労の末に進化を遂げてきた植物たちへの尊敬の念を忘れてはならない。
本書はそう思わせてくれる良書である。
(大阪営業部 宇田静香)
以上。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:27
新書 非アメリカを生きる [2012年12月23日(Sun)]
室 謙二 (著)
「非アメリカを生きる――〈複数文化〉の国で」
岩波新書  ¥ 798

まず、岩波書店の著者からのメッセージを掲載します。
大正時代の自由主義の気分を吹っ飛ばした大震災のあと、金子光晴と森三千代は中国・東南アジア・ヨーロッパへ何年も放浪の旅にでる。日本に帰ってきた金子は、友人の詩人たちが戦争協力詩を書くなか、発表しない反戦詩を書き続ける。それは日本のなかに流れる、非日本的日本人の伝統であった。
しかし私はこの本のなかで、日本のことではなくて、非アメリカ的アメリカ人のことを書いた。
インディアンのイシ、年上の友人だったスペイン市民戦争義勇兵、マイルス・デイヴィス、そしてサンフランシスコ禅センターの鈴木俊隆老師に、ビートとユダヤ人の友人たちまで、自分がつらなろうとする非アメリカ的アメリカ人のプロフィールをここには描いた。それは偶然の出会いで日本を離れてアメリカ市民になった私の、アメリカに住むポジティブな理由付けであった。
オバマ大統領の父親はアフリカの外国人であり、オバマは黒人と白人の混血である。彼は非アメリカ的アメリカ人の大統領であるが、もっともそれをささえるアメリカは、決して確固たるものではない。拮抗するロムニーのアメリカは、あっという間にオバマのアメリカに取って代わるかもしれない。この本はオバマ時代のアメリカに生きながら書いた、日本への手紙でもある。(室 謙二)

目次です。
序章 オバマ時代の「アメリカ人」
第一章 最後のインディアンが見たアメリカ ─アメリカの先住者
第二章 ハンクとジャックはスペインに行く ─アメリカの戦争
第三章 マイルスはジャズを演奏しない ─アメリカの音楽
第四章 ビートたちのブッダと鈴木老師 ─アメリカの宗教
第五章 ハムサンドを食べるユダヤ人 ─アメリカの民族
終章 ナショナリズムから離れて
あとがき

アメリカの違った側面を道案内してもらえる楽しい本です。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:25
たまに、産経新聞12月22日の記事そのまま [2012年12月22日(Sat)]
高裁も一蹴 2児放置・餓死の25歳ママが上告する「理由」
 単なる詭弁(きべん)か、それとも倒錯した愛情なのか。今月5日、幼児2人を餓死させたとして殺人罪に問われ、大阪高裁で控訴が棄却された中村(旧姓下村)早苗被告(25)は、控訴審で「2人の子供のことは今でも愛している」などと話す一方、殺意を否定した。だが、裁判所は殺人罪の成立を認定、懲役30年(求刑無期懲役)が相当と判断した。十分な食事を与えず、約50日にわたってごみや汚物まみれの部屋にわが子を放置し、裁判所に「むごい」とまで言わしめた行為。それでもなお、中村被告は「理解されなくても『死んでほしくなかった』という気持ちを最後まで訴えたい」と周囲に語り、最高裁に上告した。
 ■「殺していない」と否認
 「同じような事件で被害に遭う子供を出してほしくない。私にも何か伝えられることがあるのではないかと思った」
 こうした理由で控訴し、殺意を否認して臨んだ今月5日の控訴審判決公判。大阪高裁で一番大きい201号法廷は満席となった。髪を頭の上でまとめ、黒い洋服姿で証言台の前に立った中村被告に、森岡安広裁判長が判決の主文を宣告した。
 「本件控訴を棄却する」
 言い渡しの瞬間こそ、肩を少し震わせた中村被告だが、判決理由が朗読される間は落ち着いていた。今年3月の1審大阪地裁判決のころよりふっくらした印象だった。
 判決によると、中村被告は平成22年6月9日、長女の桜子(さくらこ)ちゃん=当時(3)=と長男の楓(かえで)ちゃん=同(1)=に十分な食事を与えなければ死亡する可能性が高いと知りながら、2人を自室に閉じ込めて外出。帰宅せずに放置し、同月下旬に餓死させた。
 中村被告は1審段階から「殺害したというのとは違う」と殺意を否認。しかし、1審判決は殺意を認定した上で「幼い子供がゴミと糞尿(ふんにょう)にまみれた部屋で絶望の中、空腹にさいなまれながら命を絶たれたのは、『むごい』の一語に尽きる」と厳しく断じた。
 判決を不服とした中村被告は控訴。控訴審初公判でも、衰弱した子供2人を食料のない自宅リビングに放置したことを「危険という認識はなかった」と述べ、改めて殺意を否定した。
 弁護側も、中村被告が幼少期に実母から育児放棄されていた経験が犯行に影響しているとして、「虐待のトラウマで、対応が困難な状況になると意識を飛ばしてしまう傾向があった。子供たちが餓死する具体的な認識を抱くまでに至らなかった」と述べ、1審同様、保護責任者遺棄致死罪にとどまると主張していた。
 ■「私ね、取り返しのつかないことしてたの」
 高裁判決は、改めて殺意の有無を検討するにあたり、判決理由の中で犯行前後の状況を、以下のように振り返った。
 中村被告は21年5月に離婚した後、風俗店で働きながら子供2人を育て、22年3月、客の男性と交際を始めてほぼ毎日のように外泊するようになった。子供は十分な食事を与えられず、栄養が偏った状態で、5月中旬には表情に変化がなくなるなどしていた。
 6月9日、約10日ぶりに帰宅した中村被告が子供たちに用意した食事は、コンビニの蒸しパン、おにぎり、手巻きずし、りんごジュースだった。
 それらを自宅リビングに置いた後、中村被告は、子供たちが外に出ないようリビングと廊下の間の扉に粘着テープで目張りし、玄関に鍵をかけて立ち去った。
 7月29日、勤務先の上司から「(被告の)自宅から異臭がする」との連絡を受け、約50日ぶりに帰宅。2人の子供が亡くなっているのを見た中村被告は上司にメールを送った。
 《私ね、取り返しのつかないことしてたの。子供たちほったらかしで地元に帰ったんだ。それから怖くなって帰ってなかったの。今日1カ月ぶりに帰ったら、当然の結果だった》
 こうした状況を踏まえ、高裁は「相当衰弱した子供を目の当たりにし、十分な食事を与えなければ生命が危険な状態になると認識していた」と指摘し、こう結論づけた。
 「子供に2、3食分の飲食物を与えたのみで、自宅から出られない状態にした上で立ち去った。被告には短期間で帰宅するつもりはなかったと推認され、殺意があったと認められる」
 ■「最後まで訴える」と上告
 判決理由の朗読を終えた森岡裁判長は中村被告に語りかけた。
 「事件の重大性に照らして慎重に審理した結果、1審判決には誤りがなかったという結論です。積極的に子供2人を殺害するつもりではなく、未必的なものだったということです」
 今年10月に中村被告と養子縁組した養父母は高裁判決後に記者会見し「厳しい結果と思うが、まったく想定していなかったわけではない。早苗もそう感じていると思う」と語った。
 養父によると、1審判決後に、面会や手紙のやりとりを始めた当初は「どうしたら死ねるだろう」と話していたが、今は「生きて罪を償う」と心境に変化が現れ、子供2人が亡くなったことを悔やんで写経する日もあるという。
 養父は「早苗は当時子供を捨てることもできず、保護施設に預けることもできなかった。彼女の心理状態では、子供を守る行為は部屋に残すことだったのではないか」と推し量る。
 しかし、高裁判決は「被告には自己に都合の悪いものを避けようとする傾向がある。だが、だからといって、衰弱した子供に食事を与えないと死亡するという認識や、部屋に閉じ込めて放置した行為の未必的な殺意が否定されるとは到底考えられない」と一蹴した。
 控訴審の判決直後、「どれだけがんばっても(殺意はなかったという)自分の気持ちは理解してもらえないと思う」と漏らしていたが、その後に「殺すつもりはなかったと最後まで訴えたい」と上告を決意。高裁判決から13日後の今月18日。中村被告は最高裁に上告した。
 養父に対し、「子供には死んでほしくなかったと今でも思っている」と話したという中村被告。食料を与えられず、目張りした部屋に閉じ込められ、空腹と絶望感のうちに亡くなった2人の子供は、母親の弁解をどのように聞いているのだろうか。
いじょうです。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 13:22
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