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ガーデン・エル・ロイ訪問 [2010年10月21日(Thu)]
東大阪市に瓢箪山駅から生駒山に向かって
25分くらい上ったところ、
かつて大阪府の児童養護施設「菊水学園」の跡地に
今年4月、乳幼児を専門的に保護する
児童施設がでました。
その名は、ガーデン・エル・ロイ。

世界に名をはせた社会活動家=賀川豊彦の
思想的系譜を有する社会福祉法人の経営です。

かつての「菊水学園」は長らく廃屋で放置され
エルチャレンジの草刈り作業などで
大阪育成会もかかわってきた場所です。

そこはグループホームの集合体のような造りで、
穏やかな木の温もりが感じとられます。
心や身体が傷ついた子どもたちが、
安心・安全に一日でも早く癒され、
楽しく子どもらしい日々をおくるため、
吉野杉を多用、
明るく、落ち着いた雰囲気の木造住宅が
包み込む空間です。

定員は60名ですが、今はまだ半分くらい。
しかしその多くが児童虐待の被害児。
虐待する親からこの施設は
必ずしも好意的には映らない。
そんな親から寄付などを期待しても虚しい。
しかし、手厚い人の配置に
経営の大変さが想像できます。

大阪平野の眺めの良いこの地で、
職員とまた近隣の人々と豊かな人間関係を育み、
子どもたちもこの施設そのものも、
健やかに育ってほしいと感じました。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 07:58
似顔絵セラピスト [2010年10月20日(Wed)]
似顔絵セラピスト 村岡ケンイチさんのことば
「笑顔が生まれ、病室が明るくなる」 
似顔絵には その力がある
似顔絵を通じて何かを感じてもらえたら 
それが一番… それでいいんです。 
テレビ番組のお知らせです。「発見!人間力」 
朝日放送:2010年10月24日(日)6:00〜6:30
「広島発 魔法の似顔絵 〜病室に届ける笑顔のくすり〜」

村岡ケンイチさん(28歳)。ケンイチさんは闘病生活を送る人々がいる病院で仕事をしています。そしてケンイチさんはそんな患者さんを元気にさせる力を持っています。でもケンイチさんはお医者さんの様に患者さんに触ったり、病気の診断をしたりはしません。それもそのはず、ケンイチは似顔絵を通じて「闘病生活に笑い」を届けるイラストレーター。そんな彼が行っているのが「似顔絵セラピー」。辛い闘病生活に似顔絵を通じて笑いを届けようと4年前に故郷広島でたった一人で始めました。病室をまわり、病気の患者さんと向き合い、話をしながら一枚の色紙にその人の人生を描いて行きます。そして完成した似顔絵を手渡されたその時、病気の患者はまるで魔法にかかったかの様に輝きを取り戻すのです。さぁその魔法の瞬間をご覧ください。そこには素敵な笑顔の花がたくさん咲いています。

ディレクターの脇田晃治の取材後記から

静かであるはずの病院から元気な笑い声が聞こえてきました。
「先生。こりゃほんまにぶちうれしいわ。」「先生!うちはお化粧してずっと来るんを待っとんたんじゃけえ!」「先生が見たらわしゃこがな顔しとるんかいのぉ?」
そこには病室で色紙に色とりどりの道具を使って似顔絵を描いている眼鏡の男性がいました。それがケンイチさんでした。・・・なんで似顔絵を描きよる人の事をみんな先生って呼んどんじゃろ?ケンイチさんは先生じゃないのにのぉ・・・。
ケンイチさんの似顔絵セラピーを初めて見学させてもらった時の第一印象。イラストレーターのこの人が先生と呼ばれる理由。それを知りたくて始めたケンイチさんの取材。その答えはすぐに見つかりました。ケンイチさんは辛い闘病生活を乗り切る為の生きる希望と勇気を似顔絵に描いています。絵の中の自分が病気の自分を励ます。孤独な入院生活の中にやってきた魔術師が描く「似顔絵」という夢の世界。完成したケンイチさんの似顔絵を見た瞬間誰もが笑顔の魔法にかけられます。それは患者さんはもちろん家族・看護士さんまでも・・・・。ケンイチさんは先生です。病気を治す事は出来ませんが、みんなを笑顔にする事が出来るのだから。なぜなら背が大きくて撮影中は笑わないカメラマンまでもが笑って撮影していましたもん。最後に先生!僕の似顔絵も描いて頂けませんか?僕はあなたの似顔絵が描けそうな気がします。なぜならこの所ずっと先生が映っている取材テープ見てましたから(笑)!

日曜日の早朝ですがご覧ください。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 07:41
パブリック・コメント本日が締切 [2010年10月19日(Tue)]
9月の下旬の政府広報。
・・・政権交代後の初めての本格的な編成となる
平成23年度予算は、「新成長戦略」
(平成22年6月18日閣議決定)を着実に推進し、
元気な日本を復活させるために
極めて重要な予算です。
「元気な日本復活特別枠」の配分については、
各省庁が国民に開かれた形で
「要望」政策の必要性や効果などを説明した上で、
外部の意見なども踏まえて
政策の優先順位づけを行う「政策コンテスト」を実施し、
その優先順位に基づいて
最終的には総理大臣の判断によって
予算の配分を決める新たな手続きによって行われます。
その一環として、政府では、
広く国民の皆様からの意見を募集することとしており、
「元気な日本復活特別枠」要望に関する
パブリック・コメントを、
平成22年9月28日から平成22年10月19日まで
実施しています。・・・

事業推進の応援団が少ないと予算は付かない
という雰囲気が漂っている。
この中の事業番号2003の「障害者の地域移行・地域生活支援のための緊急体制整備事業」。
マニフェストにもあった、グループホームについて、
障害福祉計画の目標8.3万人を達成させる
厚生労働省の要求事業だ。

このパブリック・コメントに知的障害者関係の
応募が少ないというのだ。
あたりまえではないだろうか。
パブリック・コメントの提出方法は、
フォームメールとファックスと郵送の3種類。
しかし、ITの基本技術が無いとどれもうまくできない。

こんな政府広報だけで
知的障害者に周知したというのか。
いや、ネットを使えない高齢者なども含め、
あまりにも説明が足りない。
パブリック・コメントを行うことへの支援そのものが無い。
スタートの位置の格差を放置しておいて、
コンテストは無いだろう。

そのこと自体が課題なのに
政府の担当者はどこまでわかっているのか。
パブリック・コメントの多い少ないで
予算カットする口実にしないでほしい。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 09:03
たまに、知的障害者逮捕のこと [2010年10月18日(Mon)]
昨日(10/17)の京都新聞の記事をそのまま

知的障害者逮捕の際、どう支援 
民間団体が冊子に

知的障害者が刑事事件で警察に逮捕された際に家族や福祉関係者らがどのように支援すればいいのか解説する冊子を、民間団体「大津権利擁護研究会」が10月末に発行する。障害やトラブルの状況を十分に伝えられない知的障害者に代わって、取り調べをする警察へ情報を提供する方法などをイラスト入りで説明している。
 「知的障がいのある人が地域で安心して暮らすために−逮捕の連絡を受けてから起訴まで」(A5判、28ページ)。障害児者の関係者、社会福祉協議会、弁護士、大学教員などでつくる同研究会が約3年かけてまとめた。
 冊子は、逮捕から起訴されて裁判に至る流れを図示した上で、対応策として、警察署や担当警察官の名を聞く▽警察に障害者の情報を伝える▽拘置時に面会して不安を和らげる−ことなどを紹介している。弁護士事務所など相談機関の連絡先一覧も載せた。
 家族や福祉関係者から警察や検察に情報提供する場合については、「正確に受け答えがしにくい」「分からなくてもハイと返事をする」「自分と他人の物の区別が難しい」などと内容を例示した。情報を伝えたことで障害者と警察との意思疎通が改善した実例も挙げた。
 研究会事務局の越野緑さん(35)は「家族や福祉関係者は『何もできない』とあきらめたり、問題を1人で抱え込まないで」と話す。
 1万部作製し、大津市の障害児者の団体や学校、施設のほか、民生委員、警察署などに無料配布する。市外の人や希望者は大津市やまびこ総合支援センターにファクス077(527)0334する
【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 06:52
なぜ友引に葬儀をしないのか [2010年10月17日(Sun)]
落語に乗せた葬儀の知識。
うめだ勝之著「友引寄席」(幻冬舎ルネッサンス新書880円)は、不思議な雰囲気の1冊だ。元葬儀会社の社員で今は落語家という著者のなせる技。

なぜ友引に葬儀をしないのか? 
思わぬ勘違いが世間の常識となってしまうこの世の中、
葬儀の世界においてもこの事実は変わらない。
本書は葬儀業界から落語界へ転職した
異色の経歴を持つ著者が、
落語の演目になぞらえて葬儀の
常識、非常識をひもといていく。
世間体を気にする人々必読の、
笑いながら得する葬儀の知恵を一席。

第一席 「片棒」―見積りと支払い―
第二席 「らくだ」―弔問と振る舞い―
第三席 「立ち切れ線香」―すきま風と嵐―
第四席 「大山詣り」―ツアコンと葬儀担当者―
第五席 「羽織の遊び」―喪服と礼服―
第六席 「錦の袈裟」―会葬と答礼―
第七席 「泣き塩」―清メと浄メ―
第八席 「反魂香」―煙りと匂い―
第九席 「近日息子」―忌中と喪中―
第十席 「お菊の皿」―忌み事と逆さ事―
第十一席 「佃祭」―言葉と想い―
第十二席 「黄金餅」―火葬場と土壇場―
第十三席 「位牌屋」―ブライドメイドと司会者―
第十四席 「元犬」―畜生と餓鬼―
第十五席 「後生うなぎ」―徳と業―
第十六席 「三人無事」―水引と表書き―
第十七席 「子別れ」―ハレの日とケの日―
第十八席 「胡椒の悔やみ」―笑顔と落語―
大喜利 「三年目」―ドナーと旦那―

落語の一節と葬儀にかかわる知恵とうんちく。
どうぞお読みください。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 07:52
めざせ!大阪府の職員 [2010年10月16日(Sat)]
ようやく動いた平成22年度の
知的障がい者、精神障がい者を対象とした
大阪府非常勤作業員採用選考。

スタート時に募集関係資料の不備があり遅れていました。
その第1次選考合格発表が、昨日(10/15)ありました。

知的障がい者20名、精神障がい者15名が、
事務補助の仕事しごとに必要となる
読み書きと基礎知識の筆記試験(第1次選考)を
通過されました。

通過された方は、ひとまず、おめでとうございます。
落選された方はそれぞれの道での
ご健闘をお祈りします。

そして、通過者は11月4日からの第2次選考
=実技試験(パソコンでのデータ入力や軽作業等)と
面接試験に臨みます。

最終合格は、
知的障がい者5名、精神障がい者2名の予定。
採用は、12月1日付けとなるようです。

でもこれでは、今年度はもう4カ月しかありません。
毎年のことですから、
23年度の選考をできるだけ早くお願いします。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 05:55
アクセルとブレーキの踏み間違い [2010年10月15日(Fri)]
就労支援の現場。
洗車作業で時々起こる事故。
アクセルとブレーキの踏み間違い。
これらを科学的に捉える番組です。

NHK総合クローズアップ現代
2010年10月19日(火)午後7時30分放送
見過ごされてきた踏み間違い事故

8月、米運輸省は、トヨタ車の急加速問題について、
多くが「ドライバーのペダルの踏み間違い」だったと
示唆する中間報告を出した。
アクセルとブレーキの踏み間違い事故は、
日本でも年間およそ7000件、
幅広い年齢層で起きている。
交通心理学の研究者たちは、このところ、
事故の原因を「車の構造」と「人間の心理」から検証、
ペダルの配置が操作ミスを誘発しているとの
報告を出している。
AT車が普及した頃から事故は続いてきたものの、
メーカーは車の構造に踏み込む対策をとれずにいた。
こうした中、地方の自動車整備工場などで、
事故を防ぐための独自の装置の開発が始まっている。
番組では「単なるミス」と放置されてきた事故が、
実は、人の心理に深く関わっていることを
明らかにするとともに、問題解決への課題を探る。

出演:畑村洋太郎さん(工学院大学教授)
洗車作業の安全のために、
一度ご覧ください。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 17:48
10月と11月の支部連プラスのお知らせ [2010年10月15日(Fri)]
10月19日(火)10時から12時。
中央支援センターでの支部連プラスのテーマは、
「地域移行と個別支援計画」です。
「国際生活機能分類=ICF」から地域生活移行考え、
個別支援計画を作ってみるという内容です。

サービス利用の基本であり、
支援の柱となっている「個別支援計画」の、
更なる深化充実を考えます。

もちろんこの日の午後は支部代表者連絡会があります。

そして、11月16日(火)の支部連プラスは、
堺市の泉が丘の「国際障害者交流センター=ビッグアイ」に
お出かけしての開催です。

座ったままでもできるマインドエアロビクスを実演し、
全日本手をつなぐ育成会の最新作DVD「わたしの暮らし」から
ドキュメンタリーを上映します。
当日は年2回のブロック会議も開催されます。

お誘い合わせの上どちらもご参加ください。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 17:33
たまに、本日のテレビ番組です [2010年10月14日(Thu)]
まずは、本日のテレビ番組のご案内

NHK総合テレビ午後7時30分〜56分 クローズアップ現代
2010年10月14日(木)放送「介護を担う家族を救え」
社会全体で介護を支えようと介護保険制度が始まって10年。しかし、介護する側の家族の負担感は軽くなっておらず、国の調査によれば4人に1人がうつ状態に陥っている。家族の形が小さくなったため、独身の子どもが高齢の親を支える“シングル介護”や、夫婦二人だけの“老老介護”が増加。一人一人の負担が重くなっているにもかかわらず、救う手立てがないのが現状だ。介護のために仕事を辞める“介護離職”や、介護に追い詰められた人が、親や配偶者の命を奪う“介護殺人”も増えている。一方、海外では“介護する側”を支える法律を制定した国もある。介護のストレスや経済状況などを聞き取り、休む機会を提供したり、手当を支給するなど、積極的な支援を始めている。日本で介護する側の家族を支えるにはどうすればいいのか。地域で始まった取り組みとその課題から、介護する側の支援のあり方を考える。
出演は、湯原悦子さん(日本福祉大学准教授)です。

もうひとつ紹介します。

NHK教育テレビ午後8時から8時29分 福祉ネットワーク
2010年10月18日(月)放送「広がる“処方薬乱用” −問われる精神科医療−」
今、精神科医療をめぐる新たな問題が浮上している。精神科の医師が処方する睡眠薬や抗うつ薬といった「向精神薬」を大量に服薬するオーバードーズで中毒症状を起こし、救命救急センターに搬送される患者が増加しているのだ。こうした処方薬の乱用については、これまで実態があまり把握されておらず、対策も遅れているのが実情だ。
番組では、ある大学病院の救命救急センターを舞台に、オーバードーズの実態を描くとともにオーバードーズを食い止めるために始まった取り組みを紹介。精神科医療における処方の課題と今後の方策を探っていく。

どちらもどうぞご覧ください。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 06:42
第21回障がい者制度改革推進会議の様子 [2010年10月13日(Wed)]
今日は「つなぐちゃんベクトル臨時増刊号」を
まとめる間がなかったのでもう1本。

昨日(10月12日)の
「第21回障がい者制度改革推進会議」を
大阪手をつなぐ育成会の同時中継テレビで
少しだけ見ました。

藤井議長代理の背後にあの無罪が確定した
村木厚子さん(内閣府共生社会担当政策統括官)が
時折映ります。
仕事に復帰できてうれしそうに見えます。

終盤で「わかりやすい第一次意見書」の作成状況の
報告がありました。
ピープルファーストの土本委員が、
表紙をイエローカードをイメージにして黄色にしますとか、
写真をたくさん入れますとか、
4色で印刷しますとか報告されました。
どんなものが出来上がるか楽しみです。

また、直近の地域フォーラムの報告もありました。
大阪は、10月5日の開催で参加者500人と、
この会議への関心が高いこと、期待大きいこと、
そして、責任が重いこと。
大阪障害フォーラム(ODF)の8項目の要望や
団体のアピール、100通以上のの手紙が
託されたことが報告されました。

千葉と富山はそれぞれ10月10日に開催、
120人、180人の参加者で熱い議論がされたことが
報告されました。
これからも各地で開催されます。

議論を深めたり、新たな課題であったりし、
これらの議論が、
これからの障がい者制度改革推進会議にも
取り入れられるようです。

次回は、10月27日(水)
障害者基本法改正についてとりあげられます。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 22:24
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