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たまに、あいさつ数珠つなぎ [2010年10月31日(Sun)]
「福祉負けん」と最後に落ちがついた福島県での
育成会の全国大会(10月30・31日)。
福祉で全国一を目指す意気込みはすごいと思います。

それにしても式典のあいさつが延々と続きました。
開会の辞→大会長あいさつ→実行委員長あいさつ→本人大会実行委員長あいさつ→福島県知事あいさつ→郡山市長あいさつ→福島県議会議長あいさつ→厚生労働大臣あいさつ→文部科学大臣あいさつ→日本知的障害者福祉協会会長あいさつ→国会議員4名のあいさつ→大会決議などの後→次期開催地の東京のあいさつ。

本当にあいさつの数珠つなぎでした。
予定を30分以上オーバーしています。
正直な参加者からは
「いつ終わるの」「まだ?まだ?まだ?」と
声が聞こえてきました。
本人参加の全体会ならではの光景です。

「福祉負けん」とはだれに負けないということなのか、
ちょっと考えてしまいます。
まあ受け流しても良いダジャレでしょうが・・・

たまにブログも5月末から数珠つなぎで
11月に突入です。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 21:23
台風も参加 全国大会 [2010年10月30日(Sat)]
今日は、10月も皆記をめざし、
郡山のホテルからの発信です。

本日は第59回全日本手をつなぐ育成会全国大会。
台風14号に追い立てられるように
全国から多数の人がここ福島県郡山市に集まりました。

会場となったビッグパレットは巨大な展示場。
ガラス張りの屋根や壁に雨風が容赦なく吹き付けます。
しかし、本大会の6つの分科会と
本人大会の6つのうちの5つはへっちゃらです。
広い展示場で熱い議論が続きます。

昼休みにお約束の地デジカの時間もありました。
殺風景な展示場でかえって映像と説明が
印象的に会場に伝わりました。

しかし、かわいそうなのは観光に出かけた本人たち。
大雨と寒さで会場で待つ家族や支援者もやきもきです。
台風は今夜に通り過ぎ、
明日の全体会は大丈夫のようです。

そして、来年11月には、60回の記念大会が
東京で開催されます。
よいお天気でありますことを願います。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 15:59
認知症を治す営み [2010年10月29日(Fri)]
現在、日本では認知症の人が200万人。
知的障害者は40万人。
統計学的には認知症の数と知的障害者の数は
ほぼ同数のはずであるが、
日本ではせいぜい5分の1程度しか
障害認定されていないと考えられる。

数が多いとそこに研究者も研究費も注ぎこまれる。
知的障害と認知症は脳の機能として
類似したことが少なくない。
この認知症を治療する営みを紹介。

NHK総合テレビ2010年10月31日(日)
午後9時00分〜9時49分
NHKスペシャル
「認知症を治せ!」
記憶力、判断力、そして意識…、かけがえのないものを次々と奪っていく認知症。
国内の患者数は200万人を超え、今後更に急増すると言われている。これまで認知症は発病すると治癒させることも症状の悪化を遅らせることも、ほとんど出来ないと思われてきた。
ところが、認知症には様々な原因があり、治せるものや症状の進行が抑えられるものがあることが判って来た。患者数が最も多いアルツハイマー病についても、治療や予防につながると期待される成果が相次いでいる。新たな検査法の開発により、発症する10年以上も前から脳に変化が起き始めていることが捉えられるようになってきたのだ。そのため超早期診断による「先制医療」が期待され始めている。
番組では、認知症の治療や予防に挑む現場にカメラを入れ、その最前線を見つめる。

知的障害ですぐに実用化できないとしても、
ぜひご覧ください。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 06:21
つなぐちゃんはゆるキャラ? [2010年10月28日(Thu)]
滋賀県彦根市で開かれた
「ゆるキャラまつりin彦根〜キグるミサミット2010」
(23、24日)で行われた人気投票の1位は、
彦根市の「ひこにゃん」だったと
イベント実行委員会が26日発表した。
過去最多の170体が参加。
投票総数は1745票で、ひこにゃんは356票を獲得した。
昨日(10/27)の産経新聞の短い記事。

ゆるキャラとは、
「ゆるいマスコットキャラクター」を略したもの。
元祖は「たれぱんだ」らしい。
そして「ゆるキャラ」として認められるための条件は、
@郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること、
A立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること、
B愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること。

となると、「つなぐちゃん」は「ゆるキャラ」ということか。
育成会愛に満ち溢れた強いメッセージ性があり、
立ち居振る舞いが不安定かつユニーク、
そして、愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせている。
大阪手をつなぐ育成会では、50周年記念事業の一環で
2年前からこの「つなぐちゃん」を
あちらこちらで使用しています。

つなぐちゃんも、つなぐちゃんベクトルも、
ゆるキャラ目線でお見守りください。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 09:05
今月は「学校えらび」 [2010年10月27日(Wed)]
3月 卒業
4月 育成会ができること
5月 家族支援
6月 歯のケア
7月 医療とのつきあい
8月 きょうだい
9月 はたらく
毎月第4水曜日の夜に開催している
政策ゼミナールのテーマです。

このゼミナール、大阪育成会の職員や会員、
関連事業所の職員などが集まります。
今は、全日本手をつなぐ育成会が発行する
月刊誌「手をつなぐ」を素材に
講評したり、連想したり、深化させたり、
思いついたり、探索したり、
楽しい「知」のひと時を過ごします。

本日はその10月の第四水の当日。
テーマは、「学校えらび」。

国連の障害のある人の権利条約で
大きな論点ともなったことがらです。
どんな話し合いになるやら、
それは参加してのお楽しみ。
無料です。
今月号の「手をつなぐ」をご持参ください。
気軽にご参加ください。
場所は中央支援センターで、
時間は午後6時から8時です。

なお、終了後のお楽しみは、
鶴橋名物をみんなで食すること。
こちらは参加者の割り勘です。
安くてうまい鶴橋の味も参加の動機づけです。
確実に。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 07:12
幼児学齢期部会のこと [2010年10月26日(Tue)]
幼児学齢期部会の20名くらいの会員が
大阪府の各地から集まりました。

恒例の大阪府教育委員会との懇談会を
昨日(10/25)開催しました。
9月定例大阪府議会が山場を過ぎ、
新年度の予算や体制に向けて検討するこの時期に
毎年開催しています。

今年の話し合いの項目は4つ。
@年度替わりの引継ぎ・A個別支援計画・
B子どものアセスメント・
C自立支援推進校や共生推進校などについて、
2時間ほど懇談しました。

この中で大阪府教育委員会の指導主事のみなさん方から
言われたことは、
学校に子どものことで
ケース会議を持ちかけてほしいということ、
個別支援計画はぜひコピーをもらってくださいということ、
そして個別支援計画などの
情報の共有のためのツールを活かすということです。

さらに、最近各地で取り組まれている「支援ノート」や
「相談支援ファイル」の活用策が話題にされました。

懇談会終了後も参加された会員のみなさんが、
個別に指導主事の先生方に
いろいろと質問をされていました。

大阪府教育委員会のみなさんに対しては、
多くの団体がいわゆる交渉の場を設定し
要望活動を行っています。
これらの活動が、時には激しく対立し、
双方が不信感に包まれてしまいます。
しかし、大阪手をつなぐ育成会の懇談会は、
共に子どもたちの成長発達を願い、
一緒に考えていこう、一緒に改善していこう、
という空気が今年も充満していました。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 09:00
相談支援への大きな問いかけ [2010年10月25日(Mon)]
相談支援とは何か。
相談支援の重要性とは何か。
サービスの自己負担すら払えない人、
知的障害や認知症を患い身寄りもない人。
支援がなく刑務所を出たり入ったりしたり、
野宿生活を続けているなど、
その存在すら忘れられ放置されている人たち。

この現実、実態が明らかになってきています。
まずは介護保険利用の実態から。
これをとり上げた明日の報道番組を紹介します。

NHK総合2010年10月26日(火)
午後7時30分〜56分放送 クローズアップ現代
「忘れられた“要介護者”3万8000人」

介護保険制度が始まって10年。
厚生労働省は2012年までに制度の
見直しを行うことにしており、
有識者を集めた検討会が今年11月に
素案をとりまとめる予定だ。
“介護の社会化”をうたい、
あまねく人に介護サービスが行き渡ることを
目指してスタートした介護保険制度。
NHKではその実態を探るため、
高齢者に関わる総合窓口として
国が全国に整備している地域包括支援センター、
約4200か所すべてを対象に独自のアンケート調査を行った。
すると「介護が必要にも関わらず
何のサービスにもつながっていない高齢者」が
少なくとも3万8000人にのぼることが明らかになった。
1割の自己負担すら払えない人、
認知症を患い身寄りもない人。
現在行われている制度見直し議論の中では、
その存在すら忘れられ放置されている人たちだ。
今後、さらに急速に進む高齢化と単身化。
このままで安心して老いることのできる
社会をつくっていけるのか、問う。

出演は、結城康博さん(淑徳大学総合福祉学部准教授)。
ぜひご覧ください。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 06:45
ゆめ半島千葉大会の中継 [2010年10月24日(Sun)]
10月23日、幕張メッセで開催された第10回全国障害者
スポーツ大会「ゆめ半島千葉大会」の開会式の様子が、
録画中継で昨日(10/23)の午後、
NHK教育テレビで放送されました。

大阪府の選手・役員がカメラ位置の関係から
とても頻繁に映っていました。
これまでの大会の開会式が全て屋外であったものが
室内で初めての開催です。
テレビ映像はスポーツ大会に付き物の青空が見えず
少し違和感がありましたが、
天候を気にせず進行できる安定感があり、
障害者への情報保障も適切にされていたようです。

全国障害者スポーツ大会は、
平成12年まで別々に開催されていた
「全国身体障害者スポーツ大会」と
「全国知的障害者スポーツ大会」を統合したものです。
平成13年に、この2大会が統合され、
「全国障害者スポーツ大会」となり、
宮城県で第1回大会が開催されました。

国体終了後に3日間の会期で毎年開催されています。
3日間、6つの個人競技=陸上競技(身・知)、水泳(身・知)、卓球(身・知)・サウンドテーブルテニス(身)、アーチェリー(身)、ボウリング(知)、フライングディスク(身・知)と7つの団体競技=車椅子バスケットボール(身)、バスケットボール(知)、グランドソフトボール(身)、ソフトボール(知)、バレーボール(身・知・精)、サッカー(知)、フットベースボール(知)が千葉県各地で開催されます。
また、オープン競技として、ライフル射撃、ボッチャ、車椅子ツインバスケットボール、車椅子レクダンスも開催されます。

なお、このあと、 2011年 おいでませ!山口大会
2012年 ぎふ清流大会
2013年 スポーツ祭東京2013
2014年 長崎がんばらんば大会
2015年 紀の国わかやま大会
と5年先まで開催地が決まっています。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 07:54
影の銀行を理解する1冊 [2010年10月23日(Sat)]
河村健吉著の中公新書「影の銀行−もう一つの戦後日本金融史−」(903円)は、難しいが渾身の1冊だ。

半世紀間の金融市場の変貌の大きさを痛感、
そして、日本における「不良債権処理」や
「公的資金運用」への監視や責任追及の不徹底さ。
たった半世紀で日本をこんな社会にしてしまったのか
というのが率直な感想です。

タイトルの「影の銀行」は07年に紹介された新語。
金融当局の規制を受けない金融機関のことで、
ヘッジファンド、ノンバンクなどがその典型だ
。これらのプレーヤーは、どのように、なにゆえに、
金融市場に登場したのか。そして、どのように、
金融市場の巨大化と混乱を招いたのか、
金融史の文脈に、どのように位置づけられるのか。

「影の銀行」は金融当局の規制や監視を受けない。
この運用機関で、
伝統的な銀行と手を組んで収益を拡大した。
高度成長期の日本では、
銀行は貸出先に事欠かなかったが、
70年代以降は不動産融資や有価証券投資で
利益の増大を図った。
そこに登場したのが影の銀行だ。
銀行の別働隊であるノンバンクやヘッジファンドが生まれ、
いまや世界経済を揺るがすに至った。
戦後日本金融史をふまえ、
知られざる影の銀行の全貌を明かす。

第1章 資本不足の時代(高度成長期の銀行;コンピュータの導入 ほか)
第2章 忍び寄る投機の影―石油危機から金融自由化へ(石油危機、資金不足から資金過剰へ;八〇年代の金融自由化とバブル)
第3章 金融投機からバブル崩壊へ(八〇年代の影の銀行―特金とノンバンク;危機の一〇年と金融再編 ほか)
第4章 影の銀行と投機の時代(従来型の銀行の変容、影の銀行ほか)
第5章 金融不安定化の構造(信用膨張の実態;投機の規制を考える)

難解な一般向け書に
ぜひチャレンジしてみてください。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 07:43
たまに、大阪府議会のこと [2010年10月22日(Fri)]
一昨日(10/20)の大阪府議会健康福祉常任委員会
3日目での知事質問。

貧困ビジネス条例や条例制定後の被保護者へのフォローアップのこと
児童養護や共同親権に対する認識、また児童自立支援施設の修徳学院のこと
高齢者専用賃貸住宅について
福祉医療費助成制度や国民健康保険のこと
成人病センターの移転について
がん対策やうつ病対策、薬物乱用防止対策、脳脊髄液減少症について
新型インフルエンザにおける国と地方の関係について
これらが各議員と知事との間で直接2時間ほどやり取りされた。

そして本日(10/22)午後、委員会採決の予定。
27日に本会議議決で終了です。

今回の府議会で障害者のテーマでは、
一般質問で、色覚障がい者への大阪府公報対応の問題と、
有料道路における障がい者割引制度の充実、
障がい者手帳の偽造防止策、
障がい者手帳のカバーの色の統一だけでした。

9月定例府議会は淋しい限りです。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 13:22
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