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新書 世界の中心でAIをさけぶ [2019年09月14日(Sat)]
片山 恭一 (著)
世界の中心でAIをさけぶ (新潮新書)
740円(税抜き)

データ・AI・アルゴリズム……技術が、人知を超えてゆく。
ベストセラー作家が未来に問う、人間の意味論。

世界に新しい宗教が生まれつつある。その名は「シンギュラリティ」。急速に進化する人工知能がやがて人間知を超えたとき、人間存在の意味はどこに見いだせるのか。ビッグデータとアルゴリズム、AIが支配するデジタルテクノロジーの先進地アメリカ西海岸を旅しながら、変わりゆく人々の思考様式、労働と民主主義の価値、国家と企業の未来像を見つめる。ベストセラー作家が深く問う、AI時代の人間の意味論。


目次
1 シンギュラリティへの道
新しい世界宗教/データ提供するだけの存在/人間はアルゴリズム?
2 世界はどこへ向かうのか
シアトルでAmazon Go/テクノロジーの指数関数的進化/スピーディで簡便という恐怖
3 「労働」から「表現」へ
犬を連れて働く人たち/moreからbetterへ
4 民主主義からベーシックインカムへ
肉食獣の「餌」?/飼いならされた動物/人間とAI/1%の富裕層、その他99%
5 生化学的に定義される幸せとは
マウント・レーニア/ポケットのなかのスパコン/アルゴリズムが支配する世界
6 リアルタイム化していく日常
贈与なきストレスフルな世界/夜空の星に涙して
7 「いま」と「ここ」での停滞
Walmartと肥満の相関/世代の消失、国家の解体/ホームグローン・テロリスト/好きになるための時間
8 「一人」から〈ふたり〉へ
人間のなかの善なるもの/行き詰まった世界のキーワード
9 世界といかに相対して生きるか
動物的な摂食行動/肥大化する自我と自己/遺伝子レベルの記憶
10 この先危険、リスクはあなたが負う
消費行動としての大統領選/トランプはジョン・ウェイン?/モナド化する個人
11 来るべき世界のいかがわしさ
単純で分かりやすい/未来をアレンジする人たち/クリーン・エネルギーという嘘/ハイデガーの技術論
12 ゼロサムゲームからメルトダウンへ
信じられていた未来/滅びの予感とともに/他者なき世界を生きる/ともに味わわれる世界
13 電脳空間のなかで幸せに?
自由、平等、我慢の近代/他者を見失った時代/物質形態と人間形態/無限の成長、偽装された未来
14 企業が国家の肩代わりをする
マイクロソフト/仮想通貨「セカチュー」?/国家を超える信用/リアル1からリアル2へ/人間とAIの融合
15 形なき約束の場所
アルコールとソフトクリーム/親鸞の「はからい」/自己の手前で/私よりも私に近いあなた/私は「他者性のプロセス」である/目に見えない信を生きる
あとがき

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Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:18
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