• もっと見る
最新記事
<< 2014年09月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
テレビ 初期認知症と生きる [2014年09月20日(Sat)]
2014年9月20日(土)夜11時から12時30分
NHKEテレ

私たち抜きに私たちのことを決めないで
〜初期認知症と生きる〜(仮)

認知症800万人時代に入ったといわれる今、私たちは認知症とどう向き合うのか・・・。
この課題に取り組むため、当事者である「認知症の人たち」の声を聞きながら彼らを中心に課題を解決していく方向へと発想を転換させた地域がある。
イギリス北部のスコットランド。ここでは、2002年、「私たち抜きに私たちのことを決めないで!」という一人の男性の声をきっかけに、認知症の人どうしが集まり話し合う「認知症ワーキンググループ」が結成された。彼らの訴えをスコットランド政府がキャッチし、認知症政策に反映させる仕組みが作られるようになってきたのだ。

認知症は早期診断、早期対応が重要と言われるが、日本では初期認知症と診断されても、その人がいったいどんな困難に直面するのかあまり理解されておらず、必要なサポートがなかなか得られない。スコットランドでも多くの人が認知症と診断された直後に「人生が終わった」と感じ、絶望した経験を持っていた。そこで、認知症と診断された直後から本人を支える仕組みが必要だと、当事者がスコットランド政府に訴えて実現したのが「診断後サポート1年保証」といわれる制度だ。認知症と診断されると、リンクワーカーと呼ばれる専門職による精神的なサポートや、生活のこまごまとした困難に対応するための支援が、最低1年間は無料で受けられるようになった。スコットランドでは政府や支援団体が認知症に苦しむ当の本人の声を聞き、当事者の声を介護やサポートの仕組み作りに生かすことで、"認知症とともに「よく生きる」ことは可能である"ということを人々に示すことができるようになった。

ではいったい当事者の声に耳を傾けるとはどういうことなのか?それによって何がどう変わって行くのか?
日本でも初期認知症と診断された人々が声を上げ始めた。藤田和子さんは仲間たちとともに「認知症を考える会」を作り、初期認知症の人への支援体制の整備を求め活動している。

認知症に対する社会の理解、向き合い方のヒントを、スコットランドと日本の現場を比較しながら考える。

語り:小野卓司アナウンサー

どうぞ【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:35
| 次へ
プロフィール

大阪手をつなぐ育成会さんの画像
リンク集
https://blog.canpan.info/ikuseikaiosaka/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/ikuseikaiosaka/index2_0.xml
最新コメント