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たまに、福祉新聞8月4日号の記事そのまま [2014年08月18日(Mon)]
原点は里親会の寄付活動 さっぽろ大通ビアガーデン

 札幌の夏を彩る「福祉協賛・さっぽろ大通ビアガーデン」が、今年も8月15日まで開かれている。56回目となるビアガーデンが「札幌の夏の風物詩」と言われるまでに発展したのは、1959年に発足した「心の里親会」会員の主婦たちの活躍がある。
 心の里親会・奨学会(繁富よしえ会長)は「すべての子らに母の愛情を」を理念に、児童養護施設で生活する子どもに文通や奨学金などの支援活動を行う公益社団法人。向井克忠事務局長によると、同会の創設当時、児童養護施設の子どもたちは中学校卒業後すぐ就職をする時代。社会に適応するためには中間的施設を建設する必要があった。その建設資金(当時で800万円)を何とか集めようと主婦の発想と行動力で始めたのがこの事業だった。
 62年、北海道酒類販売鰍ニアサヒビール鰍フ協力を得て、大通公園内に2坪のスペースで始めた手づくりビアガーデンは大繁盛で、会員の主婦たちが自らレジやウエートレスを担当。「朝の3、4時から枝豆を仕入れて調理。すべてボランティアで夜遅くまで慣れないビールを運んだ」という。
 この頑張りなどにより、63年には中間的施設(心の里親ホーム)を開設。その後も毎年の益金を積み立て84年には「心の里親奨学金」も設立し、高校に通う子どもたちに返済義務のない奨学金を支給している。
 手づくりビアガーデンは年々規模を拡大しながら62年から94年まで同会が自営。95年からは運営をアサヒビールに譲り、前売り券のみを発売している。
 現在もビアガーデンの正式名には創業時の精神を受け継ぐ「福祉協賛」が銘打たれ、収益金の一部は札幌市を通じ複数の福祉団体に贈られている。
 ビアガーデンは札幌市中心部の大通公園5丁目から11丁目までの約1`bのエリアで約1万3000席が用意され、北国の短い夏を市民と観光客が共に楽しむ国内最大級のビアガーデンとなっている。

以上です【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 11:26
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