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新書 「神と肉: 日本の動物供犠」 [2014年08月03日(Sun)]
原田 信男 (著)
「神と肉: 日本の動物供犠」 (平凡社新書)
¥860(税抜き)

近代以前、日本人は肉を食べなかったとする通念は、歴史的事実に反するものであることが近年ようやく明らかにされてきたが、そればかりでなく、民間では、野獣や家畜を屠り神に捧げ共食する儀礼がずっと続いてきた。中国、朝鮮、沖縄の事例をふまえながら、古代国家の建前により見えなくされた日本の動物供犠、米のためにこそ肉を神に捧げる儀礼を、考古学、民俗学、なにより文献の読み直しによって可視化する。『歴史のなかの米と肉』姉妹編。

目次です。
はじめに
序章 生命と儀礼
第一章 沖縄の動物供犠から
第一節 沖縄と日本
第二節 南島のシマクサラシ
第三節 志喜屋のハマエーグトゥ
第四節 ハマエーグトゥの意義
第五節 沖縄の動物供犠

第二章 中国大陸・朝鮮半島の動物供犠
第一節 古代中国の動物供犠
第二節 華北と華南の動物供犠
第三節 古代朝鮮の動物供犠
第四節 近代朝鮮の動物供犠

第三章 日本における動物供犠の痕跡
第一節 動物供犠と農耕儀礼
第二節 生贄の存在
第三節 胙と動物供犠
第四節 祝と犠牲

第四章 野獣の供犠と農耕
第一節 縄文的祭祀と弥生的供犠
第二節 日光山・諏訪・阿蘇の狩猟祭祀
第三節 弥生的供犠の進展
第四節 野獣供犠の伝統

第五章 家畜の供犠と農耕
第一節 牛馬の移入と供犠
第二節 供犠における野獣と家畜
第三節 大陸・半島的供犠の否定
第四節 家畜供犠の伝統

終章 人身御供・人柱と首狩り
参考文献・典拠文献
あとがき

どうぞ【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 11:11
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