アスリートごはん [2013年01月10日(Thu)]
昨日(1月9日)のNHKテレビの「アスリートごはん」は面白かったですね。
サッカーの日本代表のゴールキーパー川島選手。チコリをオーブンで焼いて食べていました。 川島選手は、自ら最新の栄養学を学び、世界で戦える肉体を作るため、食材を成分のレベルで考えるようにしました。 チコリは、カリウムとかマグネシウムとかが含まれている食材です。 川島選手曰く 「カリウムとかも足りなくなると、筋肉に結構負担がかかったときに足がつりやすくなったりする。」 そして、疲労回復に効くビタミンB1が多く含まれている豚肉の料理。 この時に必ず加えるのが、タマネギ。タマネギに含まれる成分・アリシンが、ビタミンB1の働きを高めるからです。 川島選手は、成分にまでこだわった食事で、世界の一流選手と渡り合っています。 「食事というのは、自分たちの体だったりとか、アスリートのコンディションをつくるうえで、非常に大事なものだと思う。」 成分レベルまで突き詰めようとしているアスリートの食事は、高齢者にも。 これを科学的に分析することで、高齢者の健康や老化防止に役立つ成分を探ろうという研究も始まっています。 サンパウロ大学のブルーノ・グアラノ教授は、 アスリートの食事から、「βアラニン」という成分が、筋肉が衰えた高齢者でも、運動をより長く持続させられることを確かめました。 βアラニン」は、七面鳥などに多く含まれる、アミノ酸の一種です。 まぐろの刺身やエビなどにも多く含まれています。 ブルーノ・グアラノ教授曰く 「高齢者は年齢とともに日常的な活動量が減っていく。 βアラニンは、そうした状態を改善し、高齢者がより活動的な生活を送る助けになる可能性がある。」 ケアマネジメントに加え栄養マネジメントが必要な事柄です。【KB】 |
Posted by
大阪手をつなぐ育成会
at 12:55