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なにわなんでも大阪検定 [2012年06月16日(Sat)]
大阪商工会議所がすすめる「なにわなんでも大阪検定」
ライター 橋長初代の産経新聞の記事です。【KB】

 《水上バスが走る大川や、中之島をはさんで流れる堂島川と土佐堀川、グリコの看板が川面に映える道頓堀川…。大阪市内には絵になる川が多い。
 水都大阪の基盤が造られたのは、戦国時代から江戸初期にかけて。秀吉が大坂城の外濠として東横堀川を開削したのを皮切りに、多くの堀と川が縦横に延びていった。
 しかし戦後、陸運が主流になると、多くの川と堀が埋め立てられた。江戸堀、京町堀、長堀、立売(いたち)堀など、今は地名にのみ名前が残されている。》
現在、大阪市内を流れる河川は33(国や自治体の管理河川)。「中心部が河川で囲まれている大阪の街は、世界の大都市の中でも豊かな水環境に恵まれている」と話すのは、大阪検定一級合格者の高柳淳一さん。川のない区を探しに高柳さんと出かけた。
 向かったのは天王寺公園。この一画に水辺の風景を楽しめるスポットがあるという。公園のゲートを抜け、大阪市立美術館へ。奥には、周囲の喧騒と世俗的な町のイメージをかき消すような静寂の空間が広がっていた。
 庭園の名前は「慶沢園」。豪商・住友家が約10年をかけて本邸とともに造営し、大正7年に完成。14年に本邸を神戸に移した後は、敷地が大阪市に寄贈され、邸宅跡は市立美術館に建て替えられた。
 大名庭園風の大きな池の中央には、黒松を配した中島が浮かぶ。大海を彷彿させるおおらかで勇壮な造りが特徴だ。
庭園は回遊式になっていて、飛び石や一枚岩を落ちる滝、切り石橋、竜頭石など見どころが満載。池に張り出したあずまやもあり、ゆったりと時間を過ごせるのがうれしい。
 《設計、施工を担当したのは「植治」こと小川治兵衛。平安神宮神苑、円山公園など京都の名勝を手掛けた高名な庭師である。》
 「日本の近代庭園に大きな足跡を残した人物だが、彼の手になる庭園が大阪の街中に残されていることは案外知られていない」と高柳さん。
 ただ、ここは水辺のスポットではあるが、河川ではない。実は天王寺区は上町台地にあり、川がないという。隣接する阿倍野区にも川が流れていない。したがって正解は(2)天王寺区と(4)阿倍野区。
 阿倍野区の水辺のスポットとしては、夏場のハスの群生が見事な「桃ケ池公園」がお勧め。知る人ぞ知る都会の中のオアシスを巡る街歩きも趣深い。
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 01:05
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