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たまに、会員拡大のことを [2010年04月20日(Tue)]
育成会に入るとどんなメリットがあるの?
月会費200円で何をしてもらえるの?
最近よく耳にします。

「手をつなぐ」の4月号も
「育成会ができること」という特集しています。

そもそも会費というのは、代金や利用料などと異なり、
目に見えるサービスや商品との直接的な交換
ということではありません。
会の活動に賛同し、会の活動を支えるお金です。

育成会は、半世紀以上の歴史の中で、
知的障害児者とその家族の福祉の増進や権利擁護の
活動をしてきています。

少し振り返ると、障害基礎年金、交通割引、入場割引、
ショートステイ、ガイドヘルプ、小規模作業所・事業所、
グループホーム、自立支援法での利用料負担の軽減、
就労支援策など、育成会活動で実現した制度が
いくつもあります。

これらの制度は、
全国の育成会の会員が数と組織の力によって
政府などと議論し実現されました。

今やこれらの制度を抜きにして
知的障害児者とその家族の生活は成り立ちません。

しかし、今の制度で十分でしょうか。
育成会は、次の制度化への課題をいくつか設定し
活動しています。
それは、たとえば、サービスや成長の記録システム、
金銭管理や日々の支援を組み立てる成年後見制度、
意思能力支援の新たなサービス、
知的障害児者のいる家族への支援、
障害を理解することへの支援(本人も家族も、関係者も社会一般も)などでしょうか。

つまり、まだまだ必要とするサービスがあるのです。
これらはまた、
日本の社会で一人暮らしの認知症高齢者が今後急増することで、
共通して社会に真に必要となるサービスでもあります。

「知的障害への支援に学ぶ」ということが、
福祉社会の常識になる日が近いかもしれません、
と言うと言い過ぎでしょうか。

いずれにしても、新しい制度をつくるためには
育成会の会員の数と組織の力が必要です。
そして、会員の数と組織の力を現すものが
会費そのものなのです。

それぞれの支部では、この200円の月会費に
「太陽の子」や「手をつなぐ」などの購読料とともに、
それぞれの支部活動経費を集めておられると思います。
さらなる会員の拡大と賛助会員へのご協力をお願いします。
【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 09:01
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