新書「ウェブ時代の音楽進化論」 [2011年06月22日(Wed)]
幻冬舎ルネッサンス新書 望月 寛丈・著
「ウェブ時代の音楽進化論」880円 インターネットの普及とデジタル技術の向上によって、 音楽を取り巻く状況は劇的に変化している。 プロではない一個人が、 自作曲を全世界に向けて発信できるようになった。 彼らこそが、次世代のアーティストなのだ。 新たな音楽は、ポップスとどう違い、 どう解釈されるべきなのか。 制作技法や作品の特徴はどうなるのか。 転換期を迎えた音楽文化の激変する未来を予測した意欲作。 目次は、 第1章 ポップスの正体(その使命はエンタテインメント;音楽を売る構造;テレビ×歌唱・演奏+若年層=魅せる要素;軸となるもの;政治と文化;文化の中心;大きな手のひらのなかで) 第2章 次世代のアーティスト(フュージックの誕生;歴史は繰り返す) 第3章 起こりゆく地殻変動(台頭する小さな主役達;ネットの流儀;進化する道具;止まらない蠕動) 第4章 新旧の狭間で(通じない常識;ポップスの終焉;溶解する組織) 第5章 まだ見ぬルール(技術が文化を変える;変わる作品観;新基準の登場;楽器はどう変わるか) これからの音楽は規模より個性。 真のアーティストこそ報われる時代がやってきた。 音楽から社会を考えたい人にはおすすめの本です。【KB】 |
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大阪手をつなぐ育成会
at 07:27