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新書 なぜ日本は、精神科病院の数が世界一なのか [2013年02月24日(Sun)]
織田 淳太郎 (著)
「なぜ日本は、精神科病院の数が世界一なのか」
(宝島社新書) ¥ 840
全世界185万床の約5分の1、実に約35万もの病床を保有する日本の精神医療。脱収容化が進む先進国の中にあって、なぜ日本だけがこれほどまでの病床を保有し続けているのか。あまりにも多い病床を埋めるべく、「寝たきり」ではなく「寝かせきり」にされる世の認知症高齢者たち。そして、病院の経営維持のため長期入院を強いられ、人生そのものを台無しにされた、夥しい数の「入院加療の必要のない人びと」。先の大震災では、多数の高齢者の死や1カ月にわたる遺体の院内放置など、改めて精神医療現場の杜撰な体質が浮き彫りとなった。患者の人権を無視した日本の精神医療が抱える“病巣”に鋭く切り込んだ一冊。

地域移行支援担当者にお勧めします。【KB】

目次です
プロローグ
第一章 3・11――そのとき、入院患者は
 精神科病棟への面会
 半年ぶりの再会
 3・11――そのとき、入院患者は
 鍵と鉄格子による管理
 院内放置されていた遺体
 …ほか
第二章 精神医療の元凶「保護者制度」
 夥しい数の社会的入院者
 世界的にも異常な数字の日本
 悪法としての保護者制度
 無慈悲に徹底されてきた保護者制度
 地方に顕著な長期入院患者
 …ほか
第三章 患者が病院の固定資産にされるカラクリ
 「斜陽のイギリスから学ぶものは何もない」
 病院による強権支配体制の恐怖
 気の遠くなるような長いF病院暮らしの序曲――
 なぜ箕輪さんは強制入院となったのか
 社会復帰を目指して
 …ほか
第四章 抑圧された収容生活からの脱却
 “殺人病院”を訪ねて
 大和川病院の暴力体質
 不祥事だらけの日本の精神医療現場
 閉ざされた長期入院から社会復帰へ
 社会的入院者〜それぞれのこれから
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:14
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