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北竜町の雪景色
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山本空外先生のお墓参拝(合掌) [2007年08月17日(Fri)]
8月16日、念願叶って、山本空外先生のお墓参りに、主人と二人で京都知恩院に行ってまいりました。 空外先生は、2001年8月7日、99歳で天国へと旅立たれました。

猛暑続きの中、この日は、岐阜県多治見、埼玉県熊谷では、国内最高気温40.9度という、74年ぶりの記録が観測され、また、南米ペルーの太平洋岸で15日発生したM7.9地震により、日本各地で、津波が観測されていました。

この朝、4時に起きて準備をしてる時も、地震によるかなりの揺れを感じながらも、「新幹線の運行は大丈夫かな?」と暢気な会話をかわしながら、5時に家を出発し、京都駅へと向かっていました。

まわりの状況判断もせず、なんの不安も抱かずに、ただただ、「空外先生のお墓参りをしたい」という熱い想いが、京都行きを実現させていたのでしょうか?
事の重大さ、暑さへの恐怖、など何も考えなかったからこそ、実現できた行動。

京都駅に着いた時も、想像を超える暑さに驚愕・・・(尤も、「京都の夏は暑いだろうなぁ」くらいの考えしかもっていなかったのですから、しかたありませんが・・・)

すぐに、駅前のレンタカーに乗り込み、知恩院へと向かいました。
朝、10時前の京都の道路は、渋滞もなく、ナビケーターの指示通り、15分くらいで到着。



駐車場をでたところには、高さ24mもある国内最大級の木造の三門が、でーんと構え立ち、
そこをくぐると、見上げるほどの男坂を昇り切ったところに壮観に現れた建築物、御影堂・・・法然上人像が安置されている御影堂の中では、「南無阿弥陀仏・・・」のお経が響きわたり、ひんやりとした不思議な空気を漂わせていました。手を合わせ、心穏やかに、地球の平和、人々の幸福を祈ります・・・

お参りを終えた後、御影堂の脇を抜けて、方丈庭園へと向かいます。暑さで、意識朦朧、庭の美しさも堪能できずに、特別霊園をめざしました。

寺務棟にて、空外先生のお墓参拝希望を申し出たところ、お坊さんが、空外先生のお墓まで案内してくださいました。お水を汲み、お花を生け、お線香を焚いて、心安らかに、合掌・・・

その時、照りつける日差しの中、火照る体をやさしく包むかのように、一瞬冷たい風が吹き抜けていきました。脳裏には、やさしく微笑む空外先生のお姿・・・偉大なる尊い魂に少しでも触れることができたように感じられる、至福の瞬間・・・限りない感謝に心深く、合掌。

空外先生のお墓は、他の墓石とは異なり、自然の大きな石に、「南無阿弥陀仏」と刻まれておりました。



原爆を受けた広島の被災地で、被爆した人々の苦しみを自分の心と重ね合わせながらも、平和を祈り続けた56年と1日・・・数十万の人々の原爆の恐怖、苦しさの真実が心に存在するが故に、人間のあるべき心の真実を、すべてを体験された空外先生だからこそ、人々に教え、伝え、導いていくことができたのではないでしょうか・・・・・

墓石に描かれた、「南無阿弥陀仏」・・・見つめているだけで、心落ち着き、安らぎ、癒されつつ、お参りできたことの嬉しさで心いっぱいに満たしながら、知恩院を後にしました。

あまりの暑さに外を歩くことが困難だったので、冷房の効いた京都国立博物館で一休み。

この京都国立博物館は、明治30年に開館した日本を代表する博物館。約1万2千点もの文化財が収蔵されており、ゆっくりと、日本文化の至宝を思う存分堪能いたしました。

広い庭の噴水の前には、ロダンの彫刻「考える人」が、「なぜ、こんなに暑いのだろうか?」 
と真剣に考え込んでいるようにみえたのが、とても印象的でした。



そして、最後にまわったのが、上賀茂神社のお礼参り。

新しい命の旅は、この上賀茂神社からはじまりました。

去年12月24日の京都旅行のひとつひとつが思い出されます。
照り返す日差しが、チクチクと肌を刺す痛みを感じながら、一の鳥居から二の鳥居へと続く参道の真白な玉砂利をゆっくりと踏みしめていきます。暑さで朦朧とする意識は、身のしまるような、しっかりとした気持ちへと変化していきました。



そして、細殿の前の三角錐の立砂に再び出会えた瞬間、立ち昇る新たな生命の息吹が、感じられ、胸がきゅっと引き締まる思いでした。



手水舎にて、手と口を清め、第一摂社である片山御子神社をお参りして、本殿へと向かいます。

 すべての人々が、心おだやかに、幸福へと導かれますように、お守りください. そして、新しく与えられた尊い命の旅を一歩ずつ歩み、続けられていることへの永遠の感謝をこめて・・・合掌

現在、上賀茂神社では、平成27年に執り行われる第42回式年遷宮に向けて、本殿特別参拝が公開されています。

賀茂別雷命をご懐妊されたという玉依日売(たまよりひめ)さまの加茂川から流れてきた朱色の丹塗矢のお話から始まって、ご由緒等、さまざまなお話をしてくださいました。ご神職さまの貴重なお言葉と共に、お祓いを済ませ、本殿、権殿へと向かいました。
そして、国宝・本殿、権殿を間近に、千年の時空を超えて、伝え継がれた古の魂に触れることのできるようなお話は、ご神職さまのやさしい、穏やかなお言葉とともに、心の奥深くまでじーんと沁みわたり、熱いものがこみあげてきました。

数々の素晴らしいお話の後、ご神宝展へと案内され、本殿に奉納されている、貴重な文化財
を拝見することができました。

この日、京都の大文字山では、先祖の霊をお見送りする送り火が、京都の夜空を「大」の字に赤々と染め上げ、燃え続けていたことでしょう。

    人々の永遠の心の安らぎを願い、真の幸せをお祈りいたします。 

40度を超える気温の中、無事に帰ってこれたのも、空外先生が見守ってくださればこそ、成し得たような気がいたします。
    このような素晴らしい機会をお与えてくださったことを
          心より感謝いたします。
            ありがとうございます。 
                     
                   いくこ  合掌
         
「空心菜」がJA千葉みらいに出現! [2007年08月06日(Mon)]
8月5日、JA千葉みらい「しょいか〜ご」に行ってきました。


    「JA千葉みらい」 〒264-0007 千葉県若葉区小倉町871番地


JA千葉みらいは、JRちば駅より千葉都市モノレールの「千城台北駅」下車徒歩6分に位置します。
採れたて野菜が並ぶ、魔法の背負い篭「しょいか〜ご」と名づけられたここは、千葉県内最大級の農産物直売所です。生産者が採れたての農作物を直接運んだものが、ずらりと並べられています。

野菜のすべてに、生産者の名前と電話番号が表示されていて、安全、安心、かつ、採れたての新鮮野菜が、種類も豊富に並べられているのです。



野菜はじめ、果物、花、豆腐、乳製品、加工品、しいては、お米の量り売りコーナー、工芸品に至るまで、楽しいものがいっぱい取り揃えられているのです。



多くの見たこともないような、めずらしい野菜や果物の中でも、目にとまったもの・・・それが「空心菜」・・・シャキットして、青々として、なんだかとても元気いっぱい・・・その名前の響きに心惹かれて、調べてみたところ、「空心菜」・・・別名「エンサイ」、「コウサイ」とも呼ばれる、中国原産のヒルガオ科植物。葉っぱは、さつまいもに似ていて細長く、芋はありませんが、茎が中空であることから、空心菜と呼ばれているようです。

 
     空心菜 190円


なぜか「空芯菜」ではなく、「空心菜」・・・心が「空(くう)」になるような、不思議な響き・・・
料理法も、最もシンプルに、ニンニクと醤油でさっと炒めるだけがベストなおいしさ。

 
      空心菜のシンプル炒め


その味わいとは、茎のシャキシャキ感と葉っぱのやわらかさが、とても新鮮で、一度味わってしまったら、その虜になってしまうような、再び味わってみたくなるような、ハッピーテイスト。

その栄養も、カルシウム、カリウム、鉄分を多く含み、βカロチンを多く含むことからビタミンA効果が高いようです。

まだ、一般のスーパーマーケットでは、あまり見かけませんが、もしも、どこかで出会えたら、
是非、一度ご賞味あれ!!

実は、この千葉の地で、「空心菜」との出会いを与えてくださったのが、九十九里浜の花火なのです。

父と同じ会社のご夫婦のご招待により、父、母、姉と一緒に、九十九里浜の花火大会に参加することができました。

地元の町内会の皆さんが、工夫をこらして、つくりあげた踊りと神輿の数々…威勢のよい掛け声とともに海岸べりを踊り明かしていきます.
その最終幕を飾るのが、九十九里浜の真夏の夜の海に打ち上げらた大輪の花火・・・

暗黒の世界に宝石のように照らし出される、一瞬の輝き・・・煌めくさまざまな色の中に、たくさんの夢が表されている・・・それを観た人々の心の中に彩られる一瞬の輝き、そして、描かれる夢の数々・・・


砂浜に座り込んで、見つめ続け大輪の花・・・真夏の夜の夢・・・肌にやさしく、気持ちの良いサラサラとした砂の感覚、打ち寄せる波の音、海の香り、やさしく肌に吹き寄せる、ひんやりとした海の夜の風、そのひとつひとつが、忘れられない思い出として、心のページに描かれていきました。ほんとうに、すばらしいひとときでした。

ここにお招きいただいた、Iさんご夫婦に心から感謝いたします。
          ありがとうございました。

「空心菜」との出会い、そして、九十九里浜の大輪の花火に、
        限りなく続く、素敵な夢を描いて・・・・・
                  いくこ
       
「白神こだま酵母」との出会い、まさにその日は、左脚股関節手術1年目検診日! [2007年08月02日(Thu)]
8月4日、左股関節手術から1年目を迎えます。

新しい命を与えられてから、思いもかけない、いろいろな出来事が、夢のように過ぎていきました。

楽しいこと、悲しいこと、すべてが、愛があればこそ、導かれ、護られ、そして、生かされいることを、心から感謝する気持ちでいっぱいです。

あまりにも、早い速度で過ぎ去っていくことに、とまどいを感じながらも、その瞬間、瞬間を精一杯最善を尽くして生きていこうといつも心祈る日々・・・・・

8月2日、手術1年目検診にいってきました。
一通りの検査を終え、古賀先生の診察。

経過は順調で問題ないのですが、30年以上ともに歩んでる「しびれ」がいまだに健在しているので、脚がふらつき、不安定なので、歩いていても、注意が必要。

それには、なによりも、股関節を支える筋肉を鍛える運動が、とても大切なので、今からでも遅くないので、しっかりとリハビリ運動してくださいよ、と古賀先生のありがたいお言葉。

リハビリ運動をさぼっていることがそのまま体に現れていることを、古賀先生には、すべてお見通しでした。

痛みがないことが嬉しくて、動き回るばかりで、大切なリハビリ運動を怠っていたことを深く反省しています。

この1年間の想いを新たに、新しい脚を与えてくださったすべての人々の想い、心に深く、深く感謝いたします。ありがとうございます。 合唱


1年前のその日、同じ病室で、同じ日に手術をし、しかも、同じ左足股関節、さらに、同じ年齢という計り知れない運命を感じるほどのNさんとの出会いがありました。

Nさんは、明るくて、思いやりのある、やさしい、すばらしい方です。入院中も、彼女のお陰で、楽しく、心明るく過ごすことができました。ありがとうございました。

そして、この日の1年目検診もNさんと一緒でした。

運命の女神は、さらに囁きます。

Nさんのお住まいは、「亀有」!!!

なんと、なんとそこは、わが息子の住む町「亀有」なのです。

さらに重なる必然・・・驚きのあまり唖然・・・

それは、先日Rayさんのブログでご紹介されていた「白神こだま酵母」です。

そのパンが、この亀有の町、「アリオ亀有」にて、販売されているというのです。

さっそく、Nさんに「アリオ亀有」を案内していただきました。

「アリオ亀有」は10のシネマスクリーンと122の専門店からなるイトーヨーカ堂の大型ショッピングセンターです。一日見ているだけでも楽しめてしまうほど、すてきな、楽しいお店が集まっています。
そのイトーヨーカ堂食品売り場の一角にそのパンは置いてありました。食パン



「ようこそいらっしゃいました。おまちいたしておりました。」と語ってくれているかのように、そのパンは、輝いてみえました。



そこには、白神こだま酵母の専門店「サラ」ベーカリーで焼かれたパンが勢ぞろい。
オレンジブレッド、レーズンブレッド、トマトブレッド、チーズフランス、等など種類も豊富にいきいきと並べられてます。

「白神こだま酵母」のパンたちにこんなところで会えるなんて、なんと幸せドキドキ大

この「白神こだま酵母」は、秋田県と青森県にまたがる世界遺産「白神山地」、ブナ原生林の腐葉土からうまれ、工学博士「小玉健吉」氏と秋田県総合食品研究所の共同研究によって、発見されたとのことです。
豪雪地帯という極寒地において、自らの命を繋ぐため、通常の酵母の4倍ものトレハロースを菌体内に貯蓄しているというすばらしい酵母なのです。

この酵母の厳しい環境に耐え抜いて生きている力強い生命力は、私たちに、生きていくための大きな力、エネルギーを与えてくださることでしょう。

帰宅して、その偉大なる生命エネルギーを心をこめて、いただきました。

 はちみつパン(294円)、トマトチーズパン(250円)


やさしい、酵母の香りが心和ませ、ふんわりとしたやわらかさの中に、しっかりとした歯ごたえがあり、一度味わったら、忘れられない味・・・不思議な力を秘めたすばらしい味わいです。
すぐに、大ファンになってしまいました。


レーズンやクルミの入ったパン、また、トマトが練りこまれたパンは、香りも味わいも新鮮で、実においしかったです。ご馳走さまでした。

  そして、Rayさん、「白神こだま酵母」のご紹介、ありがとうございました。
     
     さらなる「白神こだま酵母パン」を求めての旅の予感・・・・・
           木霊する偉大な生命力に、大いなる想いをこめて
                      いくこ