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北竜町の雪景色
紹介ビデオ(3分)2011年3月

北海道北竜町の
冬から初夏の自然(2010年)

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川村雄次さんプロデュース・NHKテレビ番組「こころの時代・『する人』から『なる人』へ」に感動 [2011年04月28日(Thu)]
2011年4月15日(金)

社会福祉法人NHK厚生文化事業団事業部のチーフ・プロデューサー川村雄次さん(44歳)が、北竜町に来訪されました。北海道に来られたのは、5月に東京で開催される「NHKハートフォーラム」の取材のためです。

川村さんは、2004年に認知症の番組の関係で、若年認知症家族会「彩星の会」の干場功代表と出会い、今回、干場功さんの故郷「北竜町」への来訪が実現しました。

今回の来町では、北竜町・若年認知症家族会「空知ひまわり」の4月例会懇親会に参加され、メンバーの皆さんと共に私達も、川村さんにお会いすることができました(空知ひまわり4月例会会議録)。

川村雄次さん
NHK厚生文化事業団チーフ・プロデューサー
川村雄次さん

写真引用:認知症フォーラム.com


川村さんは、1990年NHKに入局。数々のドキュメンタリー番組を制作された後、2005年に制作局の文化・福祉番組をご担当。2006年に始まった「認知症キャンペーン」にも携わっていらっしゃいます。多くの番組を担当される中で、クリスティーン・ブライデンさん(オーストラリア)との出会いがありました。

1995年、アルツハイマー病と診断されたクリスティーン・ブライデンさんは、当時、3人の娘さんを抱えた46歳のシングルマザー。翌年、オーストラリア政府の首相・内閣省、第一次官補を退職されました。1999年には、ポール・ブライデンさんと再婚。

クリスティーンさんは、『私は誰になっていくの?アルツハイマー病者からみた世界』の日本語訳出版を機に、2003年、市民グループの招きで来日。この時報道された「NHKクローズアップ現代」の番組を担当されていらっしゃったのが川村雄次さんです。

クリスティーンさんは、認知症を持って生きる本人として初めて、国際アルツハイマー病協会の理事を勤められました。2004年には、国際認知症啓発支援ネットワーク・オーストラリアアルツハイマー病・国家プログラム運営委員会のメンバーとなっています。

認知症の病と向き合う時間の中で、クリスティーンさんは、看護師であり牧師でもあるエリザベス・マッキンレーさんに「スピリチュアルディレクター」としての助言をお願いしました。「スピリチュアルディレクター」とは、病気などの悩みも含めて、人が人としてより深くスピリチュアルな旅路を歩めるように助ける人を示しています。

エリザベスさんは、ある時は看護師として、またある時は牧師として、クリスティーンさんの一番深いレベルでの心の支えとなり、多くの会話を交わしながら共に歩んでいらっしゃいます。


クリスティーンさんとエリザベスさん
クリスティーンさんとエリザベスさん
「だいじょうぶネット・クリスティーンさんからの手紙[47]より」

写真引用:だいじょうぶネット


こうした会話の中から生まれたのが、エリザベスさんの「スピリチュアル回想法」。できないことではなく、できることに注目していくものです。

2010年3月に、エリザベスさんを招き、札幌、大阪、東京で、エリザベス・マッキンレーさん来日記念講演実行委員会などの主催による「スピリチュアル回想法」の研修会が開催されました。

クリスティーンさんやエリザベスさんと共に交えた多くの会話は、人々に沢山の希望と勇気を与えました。認知症を患う人々が病を隠すことなく、次々にカミングアウトし、声を上げていったのです。人々は「病と向かい合い、自分らしい人生を全うすることができる」という新しい生き方を見出せるようになっていきました。

2010年5月23日に、NHKテレビ番組「こころの時代〜宗教・人生〜」で、川村さんがプロデュースされた「『する人』から『なる人』へ」が放送されました。この番組の中で「認知症になったとき、人はどのように生きる意味を見つけるのでしょうか?」という川村さんのインタビューに対して、エリザベスさんは、次のように答えました。

「生きることに意味がなければ、生きる希望もありません。人にとって生きる意味を見出すことは、人間であることの中心にあるもの。どのような状況でも、希望を見出すことのできる人は生き続けることができます。人生で守るべき大切なものがある、生きる意味がある、と信じることができるなら、どんな逆境でも生き続けることができます」

エリザベスさんのお言葉がずっしりと心に染み入ってきました。

そして、エリザベスさんのスピリチュアル回想法について「これから何をしようとされていますか?」とエリザベスさんに質問された川村さん。

「今、私はこのプログラムを、認知症の人々だけでなく、認知症でない人々に応用できるように発展させたいと思っています。
 人が老いることで重要な点は、歳と共に身体が衰えていくという事実です。このことは、おそらく若い頃には思いもしなかったことで、「乗り越える力」を発達させる切っ掛けになります。
 あたかも神は、人間が身体の衰えと共に、困難や喪失を乗り越える方法を身に付け、神に近づいていくという賢明な計画を持っておられるかのようです。

 作家のリック・ムーディ氏は「老いることは、私たちが『する人(human doing)』から『いる人(human being)』へ、そして『なる人(human becoming)』へと移っていくための自然の修道院なのだ」と言っています。

 私たちは歳を取るに従い、身体と心、魂の繋がりがより強く密接になり、本当の自分になっていくのです」

このエリザベスさんの深い言葉に含まれている「人が生きる意味」について、私達は、改めてじっくりと考る機会が与えられました。

この「人が生きる意味」の真髄が、クリスティーンさんの言葉の奥深くに秘められているように感じます。

「この先、自分が神を認識することができなくなり、神を失ってしまうのではないかという恐怖に苛まれました。自分の認知症の進むに連れて失っていくものと、ずっと残るものがあることに、徐々に気付いていきました。自分の外側を覆う大切でないものから順番に失われるのであり、自分を自分とする神と繋がっている『魂』は最後まで残っていくことを。。。」


人間の真髄を表現しているその想い・・・
生命が与えられた人間の人生そのものを示しているようなその想い・・・

認知症と同じように、人間が老いていく上で味わうであろう肉体の崩壊・消滅・・・
そして次第に感じられる魂の存在・・・
目に見えていた体から、見えなくても感じる心へ・・・
神様の存在に繋がっていけるような安らかな魂へ・・・

doing・過去に行ってきた行動は、
being・現在のあるがままの自分を表し、
becoming・未来に繋がる魂の存在になっていく・・・

人が生きる意味とは、幸せを感じる心を持つこと。。。
幸せを感じるために、苦しみが与えられる・・・
苦しみを味うことで、より一層大きな幸せを感じることができる・・・
苦しみの中にこそ見つけることのできる幸せ・・・
闇の中だからこそわずかな光を見つけることができるように。。。

主人が「アルツハイマー病」と診断された時も、
自分自身が「膠原病」と診断され人工股関節の全置換術をした時も、
そして現在、病と向き合いながらも、
常に心に光を求め、光を心に抱き続けています。

苦しみの中にこそ存在する一瞬の「幸せ」を
求め、願い、祈り続けています。。。

過去を省み、今ある自分に感謝し、真の魂に向かって歩んでいく。。。

すべての生命の輝ける幸せを祈り続けながら、

無限の愛と感謝と笑顔をこめて。。。


黄金に輝く朝陽@公営住宅の窓より
黄金に輝く朝陽@公営住宅の窓より(北海道北竜町)
撮影:2011年1月27日


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