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柴田トヨさん詩集『くじけないで』に心和らぐ [2011年02月25日(Fri)]
2011年2月25日(金)。

99歳の詩人・柴田トヨさんの詩集『くじけないで』。。。その優しさ、穏やかさに心がとろけ、和らぎました。

「2011年版 柴田トヨの「くじけないで」カレンダー」
柴田トヨの『くじけないで』


柴田トヨさんは、1911年(明治44年)6月26日、栃木市生まれ。今年100歳を迎えます。

明治、大正、昭和、平成と一世紀を生き抜いていらっしゃる柴田トヨさんの人生模様。。。喜び、悲しみ、痛み、微笑み、様々に織り成された人生模様。

トヨさんは、90歳を過ぎて出会った詩作の中で気づいたことを次のように語っていらっしゃいます。

「どんなに辛いこと、悲しいことがあっても、私は両親や夫、倅、嫁、親戚、知人、そして多くの縁ある方々の愛情に支えられて、今の自分があるんだということです」

1992年(平成4年)、ご主人の曳吉(えいきち)さんが天国に召されて以来、およそ20年もの歳月を一人で暮らしていらっしゃるトヨさん。

一人暮らしでも、訪問治療をしてくだるお医者さま、看護婦さん、ヘルパーの皆さん、そして何より息子さんご家族、たくさんの深い愛情に包まれて、今ある自分自身の存在を大切に噛みしめながら生き抜いていらっしゃるトヨさんです。

トヨさんの魂から溢れ出る優しい言葉の響き。。。そこには、限りある命の中に混じり合う「光」と「影」。。。光をより輝かせるための影の存在。。。人生の行道を導いてくれる暗闇の中の灯火。。。そこには、優しく、ゆっくりと心を包み、温めてくださるようなメロディが流れています。

※ 柴田トヨさん詩集『くじけないで』より引用

「くじけないで」

ねえ 不幸だなんて
溜息をつかないで

陽射しやそよ風は
えこひいきしない

夢は
平等に見られるのよ

私 辛いことが
あったけど
いきていてよかった

あなたもくじけずに


「さびしくなったら」

さびしくなった時
戸の隙間から
入る陽射しを
手にすくって
何度も顔に
あててみるの

そのぬくもりは
母のぬくもり

おっかさん
がんばるからね
呟きながら
私はたちあがる


「空」

さびしくなったら
私 空を見るの
家族のような雲
日本地図のような雲
追いかけっこを
している雲たちもいる
みんな 何処へ
流れていくのかしら

夕暮れには茜雲
夜には満天の星

あなたにも
空を見上げるゆとりが
必要よ



あるがままの人生を

  時に、笑顔で涙を流しながら、
   時に、自然とおしゃべりしながら、

    力強くも優しく生き抜いていらっしゃる柴田トヨさんの人生に

      永遠の愛と感謝と笑顔をこめて。。。


◆大2写真の説明文
太陽と青空と雪
@北竜町ひまわりパークゴルフ場(撮影:2011年1月27日)



 いくこ&のぼる
『しろいうさぎとくろいうさぎ』 ガース・ウイリアムズ 著・イラスト まつおか きょうこ 翻訳 (福音館書店) [2011年01月20日(Thu)]
2011年1月20日(木)。

『しろいうさぎとくろいうさぎ』
“The Rabbits' Wedding”


ガース・ウイリアム(著・イラスト) まつおかきょうこ(翻訳)


『しろいうさぎとくろいうさぎ』
『しろいうさぎとくろいうさぎ』
ガース・ウイリアムズ 著・イラスト まつおか きょうこ 翻訳
 (福音館書店)


『しろいうさぎとくろいうさぎ』 『しろいうさぎとくろいうさぎ』


しろいうさぎとくろいうさぎ、二ひきのちいさなうさぎが、もりのなかにすんでいました。
二ひきは、いちにちじゅういっしょにたのしくあそびました。

ときおり、くろいうさぎは、かなしそうなかおをして、すわりこんでしまいます。

「どうしたの?」

しろいうさぎがききました。

「いつも いつも、いつまでも、きみといっしょにいられますようにってさ ねがいごとをしているんだよ」

くろうさぎはいいました。

「ねぇ、そのこと、もっといっしょうけんめい ねがってごらんなさいよ」

しろうさぎが じっとかんがえていいました。

「これからさき、いつも、きみといっしょに いられますように!」

くろうさぎも、めをまんまるくして、こころをこめて いいました。

「いつも いつも いつまでも!」

ほかの ちいさなうさぎが おおぜいやってきて くろうさぎとしろうさぎをかこんで わになって けっこんしきのダンスを おどりました。



しろいうさぎは、くろいうさぎの「幸せの中にある不安な心」 を感じ取り、「幸せな想いをもっと強く願ってごらんなさい」と言ったのです。


「いつも いつも いつまでもいっしょに!」。。。


二匹の心がひとつになって 一生懸命幸せを願えば 、不安な気持ちは遠ざかり幸せな気持ちが心いっぱいに広がっていきます。


「幸せ」をいつも願い、心に抱いていれば 必ず幸せは訪れる。。。

白黒の色調、柔らかなタッチ、タンポポの黄色に描かれた「幸せ」。。。

「柔らかな愛の形」。。。

いつも一緒にいられることの幸せが描かれた素敵な絵本です。


 いくこ&のぼる
『水仙月の四日』宮沢賢治・作 伊勢英子・絵(偕成社) [2011年01月18日(Tue)]
2011年1月18日(火)。

『水仙月の四日』
宮沢賢治・作 伊勢英子・絵(偕成社)

水仙月の四日とは、東北などにおいて、雪婆んご(ゆきばんご)が、雪童子(ゆきわらす)や雪狼(ゆきおいの)を駆け回らせて、猛吹雪をおこさせる日。実際に水仙月という月は存在せず、宮沢賢治が名付けたもののようです。

『水仙月の四日』宮沢賢治・作 伊勢英子・絵(偕成社)
『水仙月の四日』宮沢賢治・作 伊勢英子・絵(偕成社)


『水仙月の四日』 『水仙月の四日』


吹雪の中、家路へ急ぐひとりの子どもに、雪童子が、やどり木の枝を投げてやります。

神様のお守りのような魔法の枝、やどりぎ。。。大きな栗の木に宿る寄生植物。

赤い実をつけ、黄金のまりのように輝く。自然と人間を繋ぎ、命を繋ぐお守りのような「やどりぎ」。

雪に埋れながらも、やどりぎをしっかりと握り締めていたこどもは、東の空が琥珀色に輝き、朝陽が黄金にもえだしたころ、息を吹き返す。

自然の恐ろしさと優しさが共存する幻想的世界。宮沢賢治が生み出す雪の精霊たちの神秘的世界。

群青の空、真っ白な雪、こどもがまとう赤い毛布、琥珀色に輝き、黄金に燃えだす太陽。。。

いせひでこ(伊勢英子)さんが描く美しい色と形の幻想的世界に引き込まれていきます。

今、はじめて味わう北海道の雪の銀世界の中で、自然の恐ろしさ、美しさ、そして優しさを改めて実感させるような素敵な絵本です。

 いくこ&のぼる