安達原 玄「仏画美術館」に深深感謝!!! [2009年05月06日(Wed)]
5月の八ヶ岳旅行は、安達原玄さん、文彦さん、そして、玄さんの描かれた仏さまにお会いするための旅です。
安達原玄「仏画美術館」は、山梨県北杜市高根町村山東割に位置し、民家が点在する中、異空間的存在で佇んでいらっしゃいました。 玄関を入る前に、そこから醸し出され空気は、あたたかく、すべてを優しく包み込んでしまうような豊かさが感じられました。 一階のアトリエ的場所には、5m四方の曼荼羅の作品が制作中であり、壁には、世界各国から集まってこられたお面たちの魂が、その曼荼羅の仏様に導かれたかのように、曼荼羅を見つめていらっしゃいました。 二階には、素晴らしい仏画の数々、この世のものとは思えない空間が広がっていました。 その中で畏敬なる光を放っていらっしゃるのが、タジキスタン共和国から永久貸与をうけていらっしゃるという「涅槃仏」さま・・・甘美な微笑みを浮かべて横たわっていらっしゃるのです。 このアジナテパ涅槃仏さまは、中央アジアで最も有名な仏教遺物のひとつとされ、13mにもおよぶ大仏は、7世紀に建立されたとされており、1959年タジキスタン南部の渓谷にあるアジナテパ僧院から発見されたそうです。 なんともいえないその優雅で、甘く、美しい微笑みは、その愛の光に触れたすべての魂がその優しさで癒され、心穏やかになっていくような不思議な光を放っていらっしゃいました。 実に幸せな気持ちで心がいっぱいに満たされました。 お話を伺った玄さんのお言葉の中に、「どんなに忙しく、疲れているときでも、この八ヶ岳の大地に横たわり、自分の身を委ねると、不思議と大地から元気パワーを戴けるのよ」・・・ この八ヶ岳の大地には、命の元気パワーを与えてくださる仏様が宿っていらっしゃるのでしょう。この大地は、美味しい果物や野菜たちの宝庫です。 きっと、この大地のエネルギーが、多くの人々に生きる命の偉大なるパワーを永遠に与え続けてくださることでしょう。 今ここに、私たちが導かれた幸せを心から感じて、感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございます。 8月に再び、八ヶ岳のきらめく星たちに会いに参ります。 その日を心待ちにいたしております。 永久に流れる偉大なる感謝をこめて・・・ いくこ 合掌 |