CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«猪鹿庁への先進地視察(2) | Main | インタープリテーションについての講義(2)»
<< 2013年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
カテゴリアーカイブ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
インタープリテーションについての講義(1) [2013年02月19日(Tue)]
2013年2月16日(土)、いしかわ自然学校でインストラクターを務められる木谷一人氏をお招きして、インタープリテーションについての講義を実施しました。

いきものマイスターでは先進地視察として2012年11月24日・25日に長野県軽井沢町でエコツアー事業などを行うピッキオという団体を訪問し、ネイチャーツアーを体験し、スタッフによるインタープリテーションを体験しました。少々訊き慣れない言葉ですが、このインタープリテーションとは、自然・文化・歴史などをわかりやす人々に伝えると共に、その知識だけではなくその裏側にあるメッセージを伝える行為や技能を差します。今回の講義では、そのインタープリテーションを自分達で体験して学習します。

00ブログ用インプリ_021969.JPG

講師としてお招きした木谷一人氏は、いしかわ自然学校(石川県内における自然体験プログラムの実施・提供を行う団体)インストラクターを務められる他、いしかわ自然学校が人材育成の為に実施するインタープリターセミナー及びインストラクター養成課程の講師、金沢市夕日寺で森のようちえんの活動「森の子育てサロン」の案内、ネイチャーゲームの案内などの活動をされています。

今回の講義では、「インタープリテーションとは何かを知る。インタープリテーションの手法を体験する。自分のスタイルについて考える機会とする。」という目標が設定されました。講義についての概要説明と共に、受講生には講義のレジュメが配布されます。レジュメには記入欄が設けられており、受講生は「本日の講座で得たいもの、持ってかえりたいもの」という項目に各自の目標を書き込みます。

インタープリテーション概要:

概要説明の後に、体験を通じたインタープリテーションについての学習をしました。ここでは、混同されやすいガイダンス、インストラクション、インタープリテーション、ファシリテーションそれぞれを比較して体験します。

ガイダンス、インストラクション:

00ブログ用インプリ_021968.JPG

まず、木谷氏は「ふゆめがっしょうだん」という絵本を題材に、まるで動物の顔のようなユーモラスな冬芽を紹介して下さいました。絵本の中では、動物に見立てた冬芽の気持ちになったような言葉が綴られています。
冬芽を動物の顔に見立てる準備が出来たところで、次に用意された数枚の冬芽の写真を使い、受講生それぞれが冬芽の気持ちになったつもりで台詞を考えました。他の受講生は、その台詞がどの写真を示すのかを当てていきます。ある冬芽は山羊の顔に見立ててメエ〜という山羊の鳴き声がつけられました。人の顔・枝を人が手を振る様子に見立てられた写真には、「こっちだよ」と呼び掛けるような台詞がつけられました。
受講生各自によるユニークな台詞はどれも個性的ながら、写真の内容を上手に伝えるものでした。このように、見た目そのままを伝えることが、ガイダンス、インストラクションに相当します。では、インタープリテーションやファシリテーションは、どう違うのでしょうか?次の体験で学習します。

インタープリテーション:

00ブログ用インプリ_021971.JPG

新たに用意された写真を見て、受講生各自が思い出について語ります。花火の写真については夏の思い出、和太鼓の舞台についてはかつて自身で太鼓を叩いた思い出など、各自が写真だけでは伝わらない思いを語ります。冒頭で「自然・文化・歴史などをわかりやす人々に伝えると共に、その知識だけではなくその裏側にあるメッセージを伝える行為や技能」との説明をしたように、インタープリテーションとは、見たままだけではなく、その背景を伝えることが重要となります。私達が能登の自然を伝える時も、その自然の背景にある意義を伝えることがより重要となるでしょう。

ファシリテーション:

ファシリテーションとは、「会議、ミーティング等の場で、発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入し、合意形成や相互理解をサポートすることにより、組織や参加者の活性化、協働を促進させる手法・技術・行為の総称。」と説明されています。
受講生はグループに分かれ、新たに用意された写真について語り合いました。ここでは、先に触れたガイダンス・インストラクションやインタープリテーションに加え、互いに意見を出し合うことにより、写真について抱いた感想や考えについての共有を行いました。このように、異なる意見同士を調整し合い参加者同士での協働活動という形でファシリテーションを体験するのが、ここでの狙いです。

ここまでのプログラムでは体験を通じて、ガイダンス、インストラクション、インタープリテーション、ファシリテーションについてを学びました。ここから先は、具体的にテーマを伝える方法について学習しました。ここから先の講義では、体験を通じたインタープリテーションにより具体的にテーマを伝える方法、および、この日の講義のふりかえりとまとめを行いました。今回の講義の続きについては、次回の記事で紹介させて頂きます。
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
http://blog.canpan.info/tb/805016

コメントする
コメント