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小学生の体験学習2 [2011年10月05日(Wed)]
前々回のブログ(9月20日)では、三崎小学校による体験授業の様子をお伝えしました。その1週間後の9月27日(火)
には、体験授業第2回目を行いましたので、お伝えします。

1回目は雨に見舞われた為に室内での体験授業となりましたが、今回は天候にも恵まれた野外活動日和です。
せっかくなので、徒歩でお出かけです。

野外活動を行うのは自然学校が管理する保全林までは徒歩で10分ほども道のりです。保全林に到着するまでにも、色んんな発見がありました。

近所の畑のイチジクに、みんな興味津々です。真下から上を見上げると、イチジクの実がいっぱいです。よく見ると、カミキリも隠れていました。


保全林は、林道の中にあります。林道の入り口では栗が沢山落ちています。栗拾いを始める児童もいますが、保全林へ行く時間がなくなってしまうので、ちょっと我慢して貰います。アサギマダラも見つけてしまいましたが、写真を撮る前に逃げられてしまいました。残念…。林道の中では、杉の木とアテの木の見分けについて、早速のレクチャーです。


これは杉の葉を見せているところです。児童たちに質問してみます。「おばあちゃん達は、これのことを何て言ってる?」能登ではこれを「すんば」と呼び、かつては燃料にする為によく拾っていたそうです。「すんば」という正解を言い当てられた児童はいませんでしたが、聞いたことのあるという児童はいました。


つい寄り道をしてしまいながら、ようやく保全林に到着です。
保全林の入り口にも、沢山の栗が落ちています。先ほどの、林道の入り口とは比較にならないほどです。保全林に到着したので心置きなくみんなで栗拾いを始めましたが、みんな夢中です。でも、そんな簡単に拾い尽くせる量ではありません。


さて、栗拾いも楽しい学習ですが、ちゃんと授業をしなくては。児童たちには、保全林とその周りの林を比べて見て貰いました。隣り合う林でも、整備されず放置されてしまった林は木が密集して人が入ることも、生き物が生活するスペースも殆どありません。ここでは、栗拾いを楽しむことも難しいでしょう。


この後、保全林の中に出来た水溜りを見て貰いました。ここにはヒキガエルもゲンゴロウもやって来ると聞いて、児童も先生らも驚きの様子です。2度に渡る体験授業で、みんなの身近にある里山の面白さに少しでも気づいて貰えたようでした。
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