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いけもとメール

2006年5月より、私が本で読んだり、人から聞いた話の中から、「これは勉強になった、皆さんにも共有したい」と思った事を、毎週一回仲間にメール(いけもとメール)で共有しています。
このブログは、そのアーカイブです。

【いけもとメールのコンセプト】
・自分が勉強になったことの共有。学びのおすそ分け。
・アウトプットは最強の勉強。
・(一時中断していましたが)継続は力なり。


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#167〜人間関係におけるムダ〜 [2009年07月30日(Thu)]

おはようございます!池本です。

今週は木曜日の配信になってしまいました・・・

明日から実家の大分に帰省するため、あやうく
今週送れなくなるところでしたが、何とかセーフ!

それにしても暑い日が続いてますね。

そういえば先週は「カブトムシ18匹GET!」
と書きましたが、続いて我が家にまた新しい
仲間が加わりました。

それは・・・

次男の保育園夏祭りでの・・・・  金魚。
そう、金魚すくいです。

さっそく金魚ばちや泡がぶくぶくでてくる
やつを買い、丁寧に育てていたんですが・・・

なんと、もう死んでしまいました。。。(悲)

ほんのひと時でしたが、我が家に新しい
楽しみを与えてくれた金魚たち、ありがとう。

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★今日の話

 人間関係におけるムダの排除
 
■□───────────────────────

先週のメインの話は


「ピーター・ドラッカーを読もう!」


でした。


早速購入して読み始めたんですが・・・


まだこのメールで書けるほど理解できて
いないので、


今日は、つい先日とある方と話をして
あらためて考えさせられた、今私の
中で一番ホットな話題について
書かせていただきます。


それは


「チームってなんだろう」
「仕事をするってどういうことなんだろう」
「上司の、先輩の役割ってなんだろう」


ということ。


IT化が進んでいるとは言え、それらを
駆使するのも、お客さまにサービスを
提供するのも、社内で協力し合って
何かを創り上げるのも、結局は人と人。


いまさらですが、


「その『人』が、仕事に、サービス提供に
純粋に集中できる環境を整えること。」


それがマネジメントとして、とっても
大事なんじゃないかと思っています。


たくさんの人が集まって仕事をするわけ
なので、当然ながら「合う・合わない」
が出てきます。


これはしょうがないですよね。
小さい頃から「好き・嫌い」はありましたし、
人間だから、そういうのも当然だと思います。


ただ、こと仕事においては、その人間関係に
「無用な気遣い」を生じさせるのはとーっても
もったいないように思えてならないんです・・・


「ムリ・ムダ・ムラの排除」とよく言われ
ますが、周りを見渡してみると
「人間関係におけるムダ」が一番多い
ような気がします。


 △△さんにはこういう言い方をしないと
 へそをまげられるから、こんな
 アプローチをしよう。


とか


 事前に○○さんに根回しをして、
 次にこのタイミングで資料を見せて・・・


などなど・・・


そういう力も必要かもしれません。
現実を考えると。


でも、そこに労力を使わせるのは、
会社から給料をもらい、
「プロ」として働く立場としてどう
なんだろう・・・と。。。


「チームビルディング」という言葉を
良く聞きます。


一人よりも多くの個性が集まり、より
大きな成果をあげるためにチームが
あり、組織があるんだと思います。


その「チームの力」を最大限引き出す
のが、チームにとって必要なはず。


福島正伸さんの著書にあったフレーズを
ご紹介しますね。


 退社にいたるほどのトラブルとは、
 どんな上司との間に起こるのでしょうか。

 トラブルの相手は課長でしょうか?
 それとも部長でしょうか?
 さらに上の専務や社長が原因で、
 会社を辞めるのでしょうか?

 (中略)

 現場の社員が辞める原因は、もっと
 身近な上司との間にあります。

 つまり、直属の上司とうまくいかなくて、
 辞表を提出することが多いのです。

 すばらしい信頼関係が築かれて
 いれば、給与や待遇に不満があっても、
 部下は滅多なことでは会社を辞めません。

 (中略)

 「でも、自分は上司といっても、たいした
 権限もないし・・・」

 そんなふうに思うかもしれませんが、
 あなたの言動は部下を絶望させる
 ことも、希望を与えることもできるのです。

 あなたは直属の部下にとって、社長
 よりも大きな存在感を持っているのです。


※はじめて部下を持つあなたが
 理想の上司と呼ばれる瞬間
   (KKベストセラーズ) より


また、最近読んだ別の著書にこんな
フレーズがありました。


 言うまでもないけれど、チームというのは
 たくさんの個性の集まりなのだ。

 みんながその個性を抑えて、あるいは
 隠して、均一なものになるのが「一丸」
 ではないのだ。

 それぞれの「大切なもの」「信じている
 もの」が微妙にちがう。

 それをみんなで尊重しあい、同じ目的の
 ために努力する。

 そう、それがチームワークなのだ。

※レストラン短編集 テーブルの出来事
 (幻冬舎 植松次郎さん著) より 


みんなが同じ目的のために努力する。


これが大切ですね。


さて、今日は午後から出勤ですが、
今日の仕事中、チーム力向上のために
何ができるか・・・


まずは自分自身が「目的」を再認識
するところから、ですね!


そして、直属の部下たちとの間に、
人間関係におけるムダ(無用な気遣い等)
を排除しなきゃ、ですね!!


#166〜ドラッカー!〜 [2009年07月22日(Wed)]

おはようございます!池本です。

三連休+αで、夏休みをいただいてます。

当初は北海道旅行を計画していて、旭山動物園に
行く予定だったんですが、日程の都合上断念。。。

結果、家妻の実家でのんびりすることになりました。

息子たちのお目当ては・・・ カブトムシ。

ずーっと念願だったカブトムシ捕り、ついに実現
しました。

近所のおじさんがくれた分も含めると、成果は
なんと18匹!

休みなのに朝早く起き、しかも蚊にめちゃくちゃ
刺されましたけど、それも良き夏の思い出と
なりました!

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★今日の話

 ドラッカーを読んでみよう!
 
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ピーター・ドラッカー。


よく聞く名前です。
本もたくさん出版されていますよね。


友人に薦められたこともありましたが、これまで
読んだことがありませんでした。
(正確に言うと今も・・・)


ところが先日、本屋でなんとなく目に入って
きた

 NHK「知る楽」6-7月  NHK出版

という本を読んで、ドラッカーを読んでみよう
かな、という気になってきました。


普段だったら手に取ることはなさそうなこの
NHK出版の本ですが、ファーストリテイリング
会長兼社長の柳井正さんが取り上げられていて、
表紙に


「わがドラッカー流経営論」


という見出しと、


「ドラッカーが今の日本企業を見たら、どう
思うでしょう?」


という、勝間和代さんのコメントがあり、
思わず手にとってみました。


柳井さんはドラッカーを「わが師」として
大変尊敬されているようで、この本(番組)
ではドラッカーをこう評しています。


 客観的な目で企業や組織を見つづけ、そこ
 から経営とは何かを「発見した人」

 複雑な問題の本質をつかみ、誰が読んでも
 理解できる言葉で表現されている。

 絶対に間違えてはいけないことを優しい
 言葉で指摘してくれる、まるで親戚の
 伯父さんの言葉


また、こうもおっしゃっていました。


 ドラッカーの著書を、ビジネス書や経営の
 教科書ととらえている人も多いようですが、
 彼の書いたものは単なる経営書ではない。

 彼の著書は、なんのために私たちは商売を
 するのか、企業は社会においてどういう存在
 なのか、さらには人間の幸せとはいったい
 何であるのか、といった根源的な部分にまで
 深く言及しているんです。

 だから読み方次第では哲学書や人間の生き方
 指南書にもなりうる。

 巷にはたくさんの経営学の本が溢れていますが、
 ほとんどの経営学者は理論でばっさばっさと
 切っていくだけで、そこには「人」が存在して
 いない。でもドラッカーの経営理論の中心には
 「人」がいる。そこがなんといっても彼の
 著書の一番の魅力なんです。


今までは「経営学」という言葉から、なんとなく敬遠
してきたんですよね。


経営のハウツーが書かれているのか・・・と、勝手に
想像して。


でもそうではなく、人間の、社会の本質を唱えて
いる方のようで、「これは一度読んでみなければ」
という気になってきました。


なお、番組に解説役として出演されている勝間
和代さんはドラッカーについてこうおっしゃって
います。


 困ったときの解決策が安易に示されている
 わけでもない。
 
 それなのに、仕事をしていながら
 「ああ、こういうことをドラッカーは言って
 いたのだ」
 と後になって気づくことがいくつもある。

 気づいたときに読み返すと、自分の仕事や
 社会に対する理解がいっそう深まる。


ますます読みたくなってきました。
早速Amazonで検索。


でも・・・


ドラッカー関係の本、あまりに多すぎて
どれから読んでいいのかわかりません。。。


まずは柳井さんがかつて社員みんなに配布し、
勝間さんも最初に読んだという
「プロフェッショナルの条件」から読んで
みようと思います。


ということでAmazonにて購入!


単に1冊の本を読むだけですが、初めて
踏み出す一歩のような気がして、ちょっと
どきどきしています(笑)


※すでにドラッカーを読まれている方、感想を
教えてください!

#165〜確証バイアス〜 [2009年07月14日(Tue)]
おはようございます!池本です。

九州南部が梅雨明けしましたね!

昨日も今日も、まるで梅雨明けしたような天気、
そして暑さですが、関東の梅雨明けも今週から
来週頭にかけてでしょうね。

と、朝書いてブログにアップするのを忘れて
いたら、関東甲信越地方はなんと今日梅雨明け
したそうですね!!


本格的な夏到来!

冷たいビールが(さらに)おいしい季節・・・・♪

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★今日の話

 人は、自分が立てた仮説が「正しい」と証明
 できる情報ばかりを探してしまう。

 「自分にとって心地のいい情報」は一度疑って
 みてみよう!
 
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■今日は「マンガ」から・・・。


 エンゼルバンク ドラゴン桜外伝
 三田紀房さん著 


おちこぼれ高校を立て直し、東大合格を目指す
過程を描いたマンガ「ドラゴン桜」はご存知の方も
多いと思います。
確かドラマ化もされましたよね。


そのドラゴン桜を描いた三田紀房さんが、今度は
転職の話を取り上げていて、それがこの
「エンゼルバンク」。


今、「週間モーニング」で連載されているんですが、
何週間か前に載っていた「確証バイアス」について
ご紹介します。


実際に書かれている言葉を抜粋すると・・・


・人は自分の立てた仮説が“正しい”という
 情報だけを確認したくなる。


・どんな人も気をつけないと
 自分にとって心地のいい情報だけを
 集めてしまうものなのだ


例として挙げられていたのがとある電機会社
での話。


 ある電機会社が来期の業績予想をする
 時に・・・

 来年は創立50周年だから業績は改善
 するだろうと仮説を立てたとします。

 仮説なので情報を集めて正しいかどうか
 判断をする必要があるのですが、
 ここで確証バイアスが働きだして・・・

 仮説が正しいことを証明する情報ばかりが
 目に付くようになり・・・

 やる気のある社員をみて、全社員が一致
 して、頑張るだろうと予想する。

 仲のいい販売店が
 「50周年を盛り上げます」と約束して
 くれたら、全国のお店で通年よりいい
 売り場が確保できると期待してしまう。

 一部の限定された情報で自分の仮説が
 正しいと自信を深めてしまう。
 
 それが確証バイアス。

 仮説を反証する
 情報に注目して現実を観察する

 すると創業時を知らない社員の一部に
 とって、50周年が特別な意味を持って
 いないことがわかる。

 お客にとっては商品と値段しか興味が
 ないから、販売店も売れる商品を
 目立つ位置に置くだけで、50周年は
 関係ない。

 50周年に期待するのは、その電機
 会社のひとりよがり。

 一度思い込むと
 確証バイアスでそこから抜け出せず、
 逆にこだわる。

 50周年と実績に関連はないから、
 業績改善のためには別の方策が
 必要なのに、仮設を否定する証拠は
 目に入らない。


■疑ってかかる勇気


なるほど・・・そういう思い込み、ありそうな
気がします。


色んな事を考えたり企画したりする際は、
様々な角度から検証することが必要


と、良く言われます。


反対の立場にたってみて、否定的な見方
をしなさい、と。


ただ、自分が立てた企画。


できれば通したいと思うのが心情ですし、
それが「正しい」と証明できる情報を
無意識に集めようとしてしまうのはわかる
気がします。


そしてその情報、証拠が集まると
「ほら、やっぱり正しい!」と、そこで思考が
STOPし、更に自分を正しいと証明できる
証拠集めに奔走し・・・


これじゃやばいですね。


でも、今までこういうこと、結構やっていた
ような気がします・・・


「自分にとって心地のいい情報」


これはまずは疑ってみないとですね。


考え方のキホンだと思いますが、


「それってほんとかな」


と、まずは疑ってみる習慣、大切ですね!

#164〜脱、スケジュール手帳〜 [2009年07月06日(Mon)]

おはようございます!池本です。

先週、父が70歳の誕生日を迎えました。

これまでの父との想い出を振り返ってみると・・・

怒られた記憶の方が多いですが・・・(笑)、私の
その後の人生を大きく変えるような節目で、
厳しくも温かく見守ってくれていました。

改めて感謝です。

今月末に実家に帰省して、母、それから兄家族と
一緒にお祝いする予定。

今も何かと忙しくしているようですが、これまで
がんばってきましたし、色んなことを楽しんで
もらいたいですね!

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★今日の話

 脱、スケジュール手帳!!

 今日1日はどんな日だった?
 うれしかったこと、感謝したこと、成長できたこと。
 そしてこれからやりたいことは・・・?

 それらを手帳に書く習慣を復活!
 
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私が下川浩二さんと出会ったは今から4年前。


下川さんと出会ってから、手帳を毎日書くことで
1日を振り返り、今後何をやりたいのか、などを
書くようになったんですが、


今になってみれば、そこからその後の人生、ちょっと
ずつ変わっていったような気がします。


色んな人と出会うようになったり、こんなメールを
書くようになったり・・・


手帳はもちろん書かない日も結構ありましたが、
なんとなく2年ほど続き、「習慣化してきたかな」
と思っていた頃から、いつの間にか書かなく
なっていました。


自分はできてるから、わかってるからいいや、
と思っていたんだと思います。。。


そしていつしか私の手帳は、スケジュール
手帳へ。


下川さんがその後書かれた著書

「凡人でも面白いほど進化する成功手帳術」
(河出書房新社)

に、こんな言葉があります。

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 
 
手帳の中をスケジュールやアポイントで
いっぱいにしても、人生は決してよくなりません。

いつまでも、アクセク働く状態が続くだけです。

だいたい日本のビジネスマンの手帳というと、
スケジュール手帳になっているのが現状です。

一方、海外の成功者や日本の成功者と
いわれる人の手帳の中身は、スケジュール
手帳がメインではなく、やりたいことリストが
いっぱい詰まった手帳になっています。

(中略)

手帳とは、内面の自分と向き合って、自分は
将来何がしたいのか、何を手に入れたいのか、
どんな人間になりたいのか、そんな自分との
約束を書くことで、いま何のためにこの仕事を
しているのかを知ることができるもののはずです。

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 

そうでしたそうでした・・・


ということで、しばらくスケジュール手帳に
なっていた手帳に、まずは以下の項目を
付け足して、できれば毎日書こう!と
思ってます。


■今日1日を振り返って

 ・うれしかったこと
 ・感謝したこと
 ・成長できたこと


■やりたいことリスト


もし忙しかったりして書かない日があっても、
それはそれでいいかな、と思います。


「また次の日に書けばいいや」、くらいの
気持ちで。


また、何も特別な手帳を用意する必要は
ないんですよね。


今使っている手帳に、ほんのちょこっと
書き込む、くらいでいいかな、と。


ただ、1日を振り返ることもなく、これから
何をやりたいのか、どんな自分になりたい
のかを何も考えないで、ただ漫然と毎日を
すごすのはもったいないような気がします。


といいつつ、この2年ほどそういう毎日を
送ってしまったので、今日からまた再開
しようと思います!!


あ・・・ちなみに私は、かの有名な
「フランクリン手帳」は、1ヶ月もたたずに
挫折し、続けられませんでした・・・(笑)


やっぱりゆるーくやるのが続けるコツだと
思います!!


ちょっとずつちょっとずつ!
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