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IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]

「地球上のすべての生命にとって調和的で民主的な発展のために」を設立目的に、「社会事業家のマネジメント支援」、「ビジネスと市民生活を通じた環境問題・社会的課題の解決」、「2020年の地球への行動計画立案」に取り組むNPOです。


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「非営利組織のガバナンスに関する現状調査」(21年12月実施)概要報告 [2022年05月30日(Mon)]
 日本の非営利セクターのガバナンスは、理事会、総会・評議員会、監事が、本来の役割を発揮できていないために、潜在的な可能性や力を発揮できずにいるケースが数多くあると感じられます。また、市民セクターや公益・非営利、社会的事業の担い手でありながら、自律的に改善・拡充を進めることができておらず、結果として、行政主導で設けられた枠組みに受動的に従っているに過ぎない、という指摘も少なくありません。
 このような「2つの危機」を放置することなく、事例やノウハウの共有を相互に学びあえる環境づくりを通じて、非営利セクター自らによるガバナンス拡充を促すことを目的に、有志による「非営利セクターガバナンス拡充プロジェクト」の準備会(※)を発足しました。

※「非営利セクターガバナンス拡充プロジェクト」準備会メンバー(五十音順、2021年11月)
NPOの社会責任取り組み推進プロジェクト(NSRプロジェクト)
社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワーク(NNネット)
全国NPO事務支援カンファレンス
一般社団法人非営利組織評価センター

 その最初の一歩として、昨年末に「非営利組織のガバナンスに関する現状調査」を実施したところ、146件のご回答をいただきました。ご回答くださったみなさまに、深くお礼申し上げます。甚だ遅ればせながら、その簡単な集計結果を、下記に添付いたします。
21-22_governance_research_summery_digest.pptx

 この集計結果をもとに、日本における非営利組織のガバナンスの拡充をどのように進めるべきかについて、プロジェクト準備会のメンバーに加えて、全国コミュニティ財団協会の山田健一郎さんをお迎えして、報告と討論する機会を設けました。ぜひ、そちらもご参照ください。

 今回はご回答の数が少ないことから、詳細な分析まではできておらず、集計結果のみを紹介しております。ここから読み取れる傾向や、求められる対策などについては、今後も報告や考察の機会を設けたいと願っておりますので、ぜひ、お声がけください。

 現在、準備会のメンバーにて、次の一歩の進め方について協議中です。みなさまにもぜひ、この準備会や、その後の取り組みにご参加いただき、日本の非営利セクターのガバナンスの拡充を、ともに進めていただけますよう、お願い申し上げます。
「NPOの社会責任(SR)取り組み推進プロジェクト」実施報告(2018年3月〜2020年11月) [2020年11月12日(Thu)]
以下の通り、各組織のSR取組みのピアレビュー等を実施しました。
<2018年>
3月:NPOサポートセンター ピアレビュー、「働き方多様性調査」共有
4月 「働き方多様性調査」意見交換会@
5月 「働き方多様性調査」意見交換会A
6月 「働き方多様性調査」公開報告会
7月:難民を助ける会 ピアレビュー
9月:ダイバーシティ研究所、CSOネットワーク ピアレビュー
10月:ハンガー・フリー・ワールドに学ぶ工数管理@
11月:日本自然保護協会、環境パートナーシップ会議 ピアレビュー

<2019年>
1月:ハンガー・フリー・ワールドに学ぶ工数管理A
1月:かものはしプロジェクト、IIHOE ピアレビュー
3月:マドレボニータ、NPOサポートセンター ピアレビュー
7月:難民を助ける会 ピアレビュー
9月:ダイバーシティ研究所 ピアレビュー
11月:日本自然保護協会 ピアレビュー、難民を助ける会OBS結果共有

<2020年>
1月:かものはしプロジェクト、環境パートナーシップ会議 ピアレビュー
3月:マドレボニータ、NPOサポートセンター ピアレビュー
7月:難民を助ける会 ピアレビュー
9月:IIHOEによる話題提供「NPOのガバナンス拡充について」
11月:日本自然保護協会ピアレビュー、社労士事務所サステナによる話題提供「自由で自律的なちょっと面白い「ワークルール」の模索→リモートワーク×プロジェクト型×フレックス(or裁量労働)」「小規模組織にとってのハラスメント対応(&ガバナンス・内部通報)の相談窓口のありかたの検討」
「NPOの社会責任(SR)取り組み推進プロジェクト」実施報告(2016年9月〜2018年1月) [2018年04月23日(Mon)]
以下の通り、各組織のSR取組みのピアレビュー等を実施しました。
<2016年>
9月:
環境パートナーシップ会議の取り組みについてのピアレビュー
11月:
NPOサポートセンターの取り組みについてのピアレビュー
+SDGs読む会第1回

<2017年>
1月:
IIHOEの取り組みについてのピアレビュー
+SDGs読む会第2回
3月:
かものはしプロジェクトのSR取り組みについてのピアレビュー
+SDGs読む会第3回
7月:
難民を助ける会の取り組みに関するピアレビュー
+組織評価についての事例紹介・意見交換
9月:
ダイバーシティ研究所とCSOネットワークの取り組みに関するピアレビュー
+「NPO/NGOにおけるスタッフの働き方の多様性対応調査」意見交換
11月:
★日本自然保護協会の取り組みに関するピアレビュー
+「NPO/NGOにおけるスタッフの働き方の多様性対応調査」意見交換
★ISO26000 発行7周年記念(& ISO20400発行記念)セミナー
「日本は持続可能な調達にどう取り組むか」
(主催:社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワーク、
協力:NPOの社会責任(NSR)取り組み推進プロジェクト)
【ご登壇者】大川哲郎さん((株)大川印刷)、粕谷知恵子さん((株)デンソー )、
春田雄一さん(日本労働組合総連合会)、古谷由紀子さん(サステナビリティ消費者会議)

<2018年>
1月:
環境パートナーシップ会議の取り組みについてのピアレビュー
+「NPO/NGOにおけるスタッフの働き方の多様性対応調査」経過報告
NSR取り組み推進プロジェクト 取り組みのまとめ(2015年11月〜2016年7月) [2016年07月19日(Tue)]
NPOのSR(社会責任)課題に本気で取り組み、共に解決しようと、
2012年9月から継続しているNPOの社会責任(NSR)取り組み
推進プロジェクト

ひとつの組織内では議論や実践が難しいことも、課題を共有し、お互いに
助言し合うことで、小さくても確実な取り組みを進めていこうと、
研究会(=自主的な勉強会)を重ねています。

対外的な報告が滞っておりましたが、以下に、2015年11月以降の
取り組みをまとめました。
(2012年9月〜2015年10月については、こちらをご参照ください。)

「組織としてSRの取り組みを進めていきたい…」とお考えの団体は、
本プロジェクトへのご参加を、ぜひご検討ください(法人格の種類・有無は問いません)。

隔月で開催される研究会へのご参加、研修会記録・関連資料や情報の共有が可能です。
はじめはオブザーバー参加でも大丈夫ですので、以下へお気軽にお問い合わせください。
 IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
  office.iihoe(a)gmail.com *(a)を @ に変換してお送りください。

------------------------------------------------------------
【NSR取り組み推進プロジェクト 2015年11月以降の取組み】

■2015年度(続き)
11月「NPOの社会責任取組を推進するネットワークミーティング」
   @名古屋市市民活動推進センター
   呼びかけ団体:SR連携プラットフォーム
   協 力:社会的責任向上のためのNPO・NGOネットワーク(NNネット)、
      NSR取り組み推進プロジェクト

12月 参加組織への事前アンケート回答結果をベースに、
   2016年度の研究会のスケジュールと内容について協議
   (ダイバーシティ研究所にて)

■2016年度
 隔月で、各組織のSR取組みのピアレビューを実施。

1月 日本NPOセンターの取り組みに関するピアレビュー
   および「NPOの人事考課」についての勉強会
  (日本NPOセンターにて)

3月 SR連携プラットフォームとIIHOEの取り組みに
  関するピアレビュー(ダイバーシティ研究所にて)

5月 ダイバーシティ研究所とCSOネットワークの
  取り組みに関するピアレビュー(ダイバーシティ研究所にて)

7月 難民を助ける会の取り組みに関するピアレビュー(GEOCにて)

<参加組織(2016年度)*順不同>
・(般財)ダイバーシティ研究所
・(特)かものはしプロジェクト
・(特)難民を助ける会 
・(特)NPOサポートセンター 
・(般社)環境パートナーシップ会議 
・(公財)日本自然保護協会 
・(般財)CSOネットワーク 
・(公財)プラン・ジャパン 
・(特)カタリバ 
・IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
*このほか、オブザーブ参加の組織があります。
NSR取り組み推進プロジェクト 取組みのまとめ(2012年9月〜2015年10月) [2015年11月13日(Fri)]
NPOのSR(社会責任)課題に本気で取り組み、共に解決しようと、
2012年9月より実施しているNSR(NPOの社会責任)取り組み推進プロジェクト。
一つの組織内では議論や実践が難しいことも、課題を共有し、お互いに助言し合う
ことで小さくても確実な取り組みを進めていこうと、研究会を重ねています。

この度、2012年9月からの取組みの一覧をまとめてみました。
関連記事のリンクもつけますので、ご参照ください。


「うちの団体も参加したい!」という場合はぜひお問合せください。
(法人格は問いません。組織として取り組みを進める意思のあることが前提です)
 IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
  office.iihoe(a)gmail.com *(a)を @ に変換してお送りください。

*これまでの本プロジェクトの取り組みについては下記サイトもご参照ください。
 https://blog.canpan.info/iihoe/archive/226
 http://www.facebook.com/nonprofitSR (facebookページ)

------------------------------------------------------------
【NSR取り組み推進プロジェクト これまでの取組み】
■2012年9月:キックオフ
■2012年10月〜2013年3月
 ISO26000の主要課題ごとに「NPOに当てはめる」研究会
 ( 「NPOに当てはめるとどういう意味か・どんな課題があるか」の読み解き)


 2012年10月:「消費者課題」
      11月:「公正な事業慣行」
      12月:「組織統治」
 2013年 1月:「環境」
       2月:「労働慣行」
       3月:「人権」
*ここまでの中間報告会を大阪と東京にて開催(2013年3月)
*研究会の成果物を「NSR取り組み推進プロジェクト:解説ツール抜粋版」として公表
  https://blog.canpan.info/iihoe/archive/226
 (抜粋版でなくフルバージョンが欲しい場合はお問合せください)

■2013年度
 各組織のSR取組みのロードマップを策定し、定期的に相互にピアレビューを実施

 4月:今後の進め方についての議論
 6月:各組織のSR取り組みのロードマップ共有
 9月:IIHOEピアレビュー
   (報告記事:https://blog.canpan.info/iihoe/archive/242
10月:ダイバーシティ研究所ピアレビュー
10月(2回目):かものはしプロジェクトピアレビュー
12月:NPOサポートセンターピアレビュー

■2014年度
 各組織のSR取組みのピアレビュー+共通の課題の勉強会を実施

 
1月:難民を助ける会ピアレビュー
2月:環境パートナーシップ会議(EPC)ピアレビュー
    +GRIガイドラインG4についてのミニ勉強会
3月:GRIスタッフによるGRIガイドラインG4セミナーNNネットとの共催)
4月:ダイバーシティ研究所のピアレビュー
    +新規参加団体向け本プロジェクトについての説明会、これまでの取組み紹介
6月:IIHOEピアレビュー
    +「ブレーンヒューマニティ―に学ぶ規程のつくりかた、運用のコツ」勉強会
7月: かものはしプロジェクトピアレビュー
    +「ファンドレイジングポリシー」勉強会
9月:環境パートナーシップ会議(EPC)ピアレビュー
    +各団体の「調達・資源活用の工夫」についての共有・勉強会
10月:NPOサポートセンターピアレビュー
    +12月の図上訓練にあたっての事前ヒアリング
11月:難民を助ける会ピアレビュー+今後とりあげたいテーマについての議論
12月: BCP(業務継続計画)図上訓練

■2015年度
 各組織のSR取組みのピアレビュー+共通の課題の勉強会を実施


1月:IIHOEピアレビュー
    +非営利組織における福利厚生、退職金制度、家賃補助などの相場感について
4月:ダイバーシティ研究所・CSOネットワークピアレビュー
    +「社会責任調達の導入に向けて」勉強会(ゲスト(株)デンソー岩原様)
5月:プラン・ジャパンピアレビュー
    +リスクマネジメントに関するワーク・意見交換
6月:日本自然保護協会ピアレビュー
    +日本自然保護協会の組織基盤強化に関する意見交換
7月:かものはしプロジェクトピアレビュー
    +調達ツールとしての「イー・クイックス」に関する紹介
8月:難民を助ける会ピアレビュー
    +マイナンバー制度への対応についての情報交換会    
9月:環境パートナーシップ会議ピアレビュー
    +ISO20400(持続可能な調達)の勉強会(NNネットとの共催)
10月:NPOサポートセンターピアレビュー
    +メンタルヘルス勉強会(ゲスト:JANIC松尾様)

<参加組織(2015年度)*順不同>*このほか、オブザーブ参加の組織があります。
(般財)ダイバーシティ研究所
(特)かものはしプロジェクト 
(特)難民を助ける会 
(特)NPOサポートセンター 
(般社)環境パートナーシップ会議 
(公財)日本自然保護協会 
(特)SR連携プラットフォーム 
(般財)CSOネットワーク 
(公財)プラン・ジャパン 
(特)カタリバ 
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
(ご案内)「ISO20400(持続可能な調達)規格および東京オリンピック・パラリンピックに向けた持続可能な調達勉強会」 [2015年09月04日(Fri)]
IIHOEも幹事団体を務める
社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワーク(NNネット)
と、「NSR(NPOの社会責任)取り組み推進プロジェクト」研究会の共催で、
「ISO20400(持続可能な調達)規格および東京オリンピック・パラリンピック
 に向けた持続可能な調達勉強会」を開催します!

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
(9/15開催!)ISO20400(持続可能な調達)規格および
東京オリンピック・パラリンピックに向けた持続可能な調達勉強会
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

策定に向けて国際的な議論が進んでいるISO20400(持続可能な調達)規格。
その議論のポイントや進捗状況などについて、国際会議等に日本代表として
参加されている冨田秀実さんをゲストにお迎えしてお話を伺うとともに、
今後日本の組織に求められる対応等について意見交換をする場を設けました。
同時に、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで求められる
持続可能な調達への取り組みについても議論します。

ISO20400(持続可能な調達)規格の最新の情報を得るとともに、
セクターを超えて取り組むべきこれからの日本の調達課題について
一緒に考えてくださる方のご参加をお待ちしています!

*ISO20400とは
2010年のISO26000発行により、社会的責任に対する国際的なコンセンサスが
形成され、企業を含めたあらゆる組織は、その決定や活動(製品、サービス
およびプロセスを含む)が社会に及ぼす影響に対して責任を担い、同時に
サプライチェーンやバリューチェーンに対しても、その影響力を適切に行使
することが求められるようになりました。
そんな中、ISO(国際標準化機構)が策定にとりかかっているのが、
あらゆる組織の調達機能に持続可能な発展に対する責任を統合させるため
の規格ISO20400。
ISO26000を調達行為に展開するためのガイダンスとして、今まさに策定に
向けた国際的な議論が進められています。
現在、委員会第4次原案(CD4)に対する各国の投票がとりまとめられており、
順調にいけば2017年にも国際規格として発行される可能性があります。

*ISO26000についての詳細はこちら
http://iso26000.jsa.or.jp/contents/ (ISO/SR国内委員会HP)

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【開催概要】

《日時》
2015年9月15日(火)15:00-17:00


《場所》
地球環境パートナーシッププラザ (東京都渋谷区)
東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F

http://www.geoc.jp/access

《対象》
これから持続可能な調達に取り組みたいと考えている(もしくはすでに取り組んでいる)
NPO/NGO運営者、企業関係者、その他関心をお持ちの方


《参加費》
NNネット会員:1,000円
NNネット非会員:1,500円

《プログラム》
・「ISO20400(持続可能な調達)規格」の進捗状況や議論のポイント
・ISO20400策定に向けた、日本のNPO・企業等のこれまでの参画、提案について
・東京オリンピック・パラリンピックに求められる対応についての意見交換
・質疑応答等


《ゲスト》
冨田 秀実氏
LRQAジャパン 経営企画・マーケティンググループ 統括部長


ソニー株式会社にてCSR部発足当初から統括部長を約10年務める。
ISO 26000(社会的責任)に関する ワーキンググループでは、
コミュニケーションを担当するタスクグループの座長に就任、
規格策定後は、 ISO 26000 PPO-SAGのメンバーとして活動。
ISO20400「持続可能な調達」日本代表。
GRI本部のGlobal Sustainability Standards Boadメンバー、
G4マルチステーク ホルダー委員会委員長に就任。
環境省の環境コミュニケーション規格に関する研究会、経産省・
JETROビジネスと人権研究会委員。
また、CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)の
アドバイザリーボードのメンバーも歴任。

《申込》
参加のお申込みは、9月14日(月)までに以下のWEB申込フォームからお願いします。
http://sr-nn.net/archives/3895

《共催》
社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワーク(NNネット)
「NSR(NPOの社会責任)取り組み推進プロジェクト」研究会

《問い合わせ先》
社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワーク(NNネット)事務局
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター 内(担当:三本)
〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル245
TEL 03-3510-0855 / FAX 03-3510-0856
URL http://sr-nn.net/
お問合せフォーム http://sr-nn.net/contact
───────────────────────────────
NSR研究会&勉強会報告(2015年8月18日開催) [2015年08月19日(Wed)]
昨日(2015年8月18日)、NSR(NPOのSR)研究会&勉強会を開催しました!

今回はAAR Japan(難民を助ける会)さんのピアビュー(取組み紹介&意見交換)と、
マイナンバーについての自主勉強会でした。


AAR Japanさんは下記サイトにて、AAR Japanの社会的責任についての考え方を公開されています。
http://www.aarjapan.gr.jp/about/sr.html
さらに人権方針を定め、その内容も公開されています。
http://www.aarjapan.gr.jp/about/humanrights.html
昨日は、これまでの取り組みや今後の課題等の共有のほか、
この人権方針の策定プロセスなどについても質疑応答の中でお伺いしました!

そしてマイナンバーについての自主勉強会では、
僭越ながら私IIHOE星野がマイナンバーについての基本的な情報と
求められる対応について簡単にまとめて共有した後、
AAR Japanさんのマイナンバーへの対応の状況について、
こんな検討をした結果、こういう手段をとることにしました、
という非常に参考になるお話を伺い、
また、参加メンバーから「攻撃型スパイウェア」に対する防御策に
ついても情報共有いただきました。

マイナンバーについては、NPOであろうと任意団体であろうと、対応が必要です!
特に重要なのはマイナンバーをはじめとする情報の安全管理措置をどのようにとって、
情報漏えいを防ぐか。
ぜひ、マイナンバーについては一度調べて、自組織の対応を協議してみてください!

以下、ご参考

■内閣官房「マイナンバー 社会保障・税番号制度 民間事業者の対応」
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/download/slidejigyou_siryou.pdf

特定個人情報保護委員会 が出しているガイドライン等
■中小企業向け はじめてのマイナンバーガイドライン(平成26年12月版)
http://www.ppc.go.jp/files/pdf/270414chusho.pdf

■特定個人情報の適正な取り扱いに関するガイドライン(事業者編)
http://www.ppc.go.jp/files/pdf/261211guideline2.pdf
(↑特に後半の安全管理措置については見ておく必要があります)

■マイナンバーガイドライン入門(事業者編)(平成26年12月版)
http://www.ppc.go.jp/files/pdf/270213guideline.pdf

なお、次回のNSR研究会&勉強会は9月15日(火)です。
勉強会については公開で開催しますので、追って広報文を公開します。
研究会に参加したい、という組織の方(組織的な取組みを検討されている方が対象です)
は個別にご相談ください。

(文責:IIHOE星野)
NSR取り組み推進プロジェクト 勉強会 7/22【ファンドレイジングポリシー】 [2014年07月17日(Thu)]
NPOのSR(社会責任)課題に本気で取り組み、共に解決しようと、
2012年9月より7つの組織が中心となって実施している
NPOのSR取り組み推進プロジェクト。

一つの組織内では議論や実践が難しいことも、課題を共有し、お互いに助言し合う
ことで小さくても確実な取り組みを進めていこうと、研究会を重ねています。
2014年度は、各組織の取り組みのピアビューとともに、共通のSR課題について
テーマを定めた勉強会を実施します。

7月のテーマは「ファンドレイジングポリシー」。
資金調達を行う側の規律・価値規範・行動規範として、何を盛り込み
どういった形で表すべきなのかを
かものはしプロジェクトの山元圭太さんからのお話をベースとして
議論したいと思います。

*プロジェクト参加組織以外の方も参加可能です。
▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲
NSR(NPOの社会責任)取り組み推進プロジェクト 勉強会
 〜ファンドレイジングポリシー〜

▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲

本勉強会は終了しました。
続きを読む...
NSR研究会 勉強会&ピアビューを実施しました [2014年06月20日(Fri)]
NPOのSR(社会責任)課題に本気で取り組み、共に解決しようと、
2012年9月より7つの組織が中心となって実施している
NPOのSR取り組み推進プロジェクト。

*これまでの本プロジェクトの取り組みについては下記サイトもご参照ください。
 https://blog.canpan.info/iihoe/archive/226
 http://www.facebook.com/nonprofitSR (facebookページ)

一つの組織内では議論や実践が難しいことも、課題を共有し、お互いに助言し合う
ことで小さくても確実な取り組みを進めていこうと、研究会を重ねています。
2014年度は、各組織の取り組みのピアビューとともに、共通のSR課題について
テーマを定めた勉強会を実施していきます。

6月のテーマは「規程のつくりかた、運用のコツ」。
団体内の規程の整理、運用に課題を抱える組織が多い中、
団体の規程集を体系的に整備し、業務ごとに独自の資格試験も作って徹底して
いるブレーンヒューマニティーの能島さんに、規程のつくりかた、運用・浸透のポイント
をお教えいただきました。
(6月17日に東京・目黒にて実施しました)

能島様のご厚意により、当日の資料を公開いたします。
規程の運用に課題を抱える団体の方はぜひ!ご参照ください。
↓こちら↓
20140617NSR勉強会(規程について).pdf

また、後半はIIHOEのSR(社会責任)への取組みについての
ピアビュー(相互意見交換会)を実施しました。
その資料も添付します。こちらもよろしければご参照ください。
1406_nsr_mtg_iihoepv.pdf

今後も、NSR研究会の勉強会はオープンに行っていきます。
(このブログでもご案内します)
自組織のSR(社会責任)課題に取り組みたい方、
テーマごとに同じ課題を持つ団体の方はぜひ、ご参加ください。
6/17 NSR(NPOの社会責任)勉強会開催します! [2014年06月03日(Tue)]
NPOのSR(社会責任)課題に本気で取り組み、共に解決しようと、
2012年9月より7つの組織が中心となって実施している
NPOのSR取り組み推進プロジェクト


*これまでの本プロジェクトの取り組みについては下記サイトもご参照ください。
 https://blog.canpan.info/iihoe/archive/226
 http://www.facebook.com/nonprofitSR (facebookページ)

一つの組織内では議論や実践が難しいことも、課題を共有し、お互いに助言し合う
ことで小さくても確実な取り組みを進めていこうと、研究会を重ねています。
2014年度は、各組織の取り組みのピアビューとともに、共通のSR課題について
テーマを定めた勉強会を実施します。

6月のテーマは「規程のつくりかた、運用のコツ」
団体内の規程の整理、運用に課題を抱える組織が多い中、
団体の規程集を体系的に整備し、業務ごとに独自の資格試験も作って徹底して
いる(ex. ブレヒュー六法、企画資格者試験)ブレーンヒューマニティーの能島さん
に、規程のつくりかた、運用のコツを学びます。

6月の勉強会・研究会は終了しました。
開催報告はこちら↓をご参照ください。
https://blog.canpan.info/iihoe/archive/270
続きを読む...
NSR(NPOの社会責任)のアセスメント:進捗度と重要度のフォーム [2013年06月24日(Mon)]
IIHOEが(般財)ダイバーシティ研究所とともに実施している
「NSR(NPOの社会責任)取り組み推進プロジェクト」の中で、
ISO26000の中核主題を自組織に当てはめて、
取り組むべき課題をアセスメントするための独自のフォーム
を作成しました。

取り組むべきそれぞれの事柄に対し、団体にとっての
重要性とリスクの大きさを計り、重要度をランク付けした上で、
取り組みの進捗を管理するためのフォームです。
自組織の課題のアセスメントにぜひご利用ください。

フォーマットはこちら↓
26000_item (blank).xlsx

<本フォームの使い方>
ISO26000の主要課題別 関連する行動、期待される行動のそれぞれについて、
1.重要性ランクを3段階評価
 1(低)…わが組織にとっての重要性は低い。 
 2(中)…わが組織にとっての重要性は普通。
 3(高)…わが組織にとっての重要性は高い。

2.リスクと要実現性ランクを3段階評価
 1(低)…わが組織ではもう実現できている、またはわが組織の活動内容や組織状況上、
      対応の必要はない(ので、新たに取り組む予定はない)。
 2(中)…わが組織では、一部実現できている
      (ので、今後継続して改善していく必要がある)。
 3(高)…わが組織では、まだ実現できていない
      (ので、今後新たに取り組んでいく必要がある)。

その結果、点数の高い項目(3×3=9点や3×2=6点)の中から、
特に重要な項目中心に取り組みを検討し、実施する。

*IIHOEのアセスメント結果(2013/5/9時点)も公開しますので、ご参照ください。
 こちら↓
 26000_item (iihoe2013).pdf

注:
 本書式中の「期待される行動」については、
 「日本語訳 ISO26000:2010 社会的責任に関する手引」
 (ISO26000国内委員会監修 日本規格協会出版)を参照しつつ、
  IIHOEにて作成いたしました。
  ISO26000の概要や詳細については、上記資料、またはISO/SR国内委員会
  http://iso26000.jsa.or.jp/contents/
  をご参照ください。

 なお、本書式はSR推進のためにIIHOEが無償で提供するもので、
 営利を目的とするものではありません。
NSR取り組み推進プロジェクト:解説ツール抜粋版 [2013年06月20日(Thu)]
IIHOEでは、2010年に開いた「ISO26000を自団体に当てはめる会」
に参加する団体を拡大する形で、(般財)ダイバーシティ研究所とともに、
2012年度より「NSR(NPOの社会責任)取り組み推進プロジェクト」を実施しています。

ISO26000の中核主題をNPOに当てはめて読み解くと、どのような課題が浮き彫り
になるのか、またその解決のためにはどのような方法が考えられるか。
NPOのSR課題に本気で取り組み、共に解決しようと、7つの団体が東京で毎月研究会
を開き、まずはそれぞれの組織の活動をSRの視点から改めて見つめ直すことから検討を
始めました。

昨年は、ISO26000の中核主題をNPOに当てはめるとどういう意味かを読み解く、
ことを中心に、テーマごとに担当を決めて研究会を実施してきました。
参加組織のみなさまのご了承を得て、昨年の“読み解き”で使用した資料の抜粋版を掲載します。

自組織のSR推進のために、ぜひお役立てください。


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「適切な製品環境表示を進めるために」ワークショップを開催しました [2010年04月10日(Sat)]
2009年12月25日に、古谷由紀子さんと川北秀人が設立した
「製品環境表示を考える会」が主催する
適切な製品環境表示を進めるために
〜日立グループの改善への取り組みを検証する〜
というワークショップが開かれました。
このワークショップは、日立グループの取り組みを題材に、製品環境表示のあり方について、
同グループと消費者・環境系団体が意見交換する機会を設けたいという、古谷さんと
川北の提案に対して、同グループに会場と資料の提供を受け、約30名の方々に
ご参加いただいたものです。その意見交換の様子をご紹介します。

開会
 主催者あいさつ(古谷)
 日立グループ代表ごあいさつ(日立製作所副社長 八丁地隆さん)
 開催趣旨、進め方、お願い事項など(川北)


経緯、背景、これまでの是正措置と今後の取り組み(日立グループより)
@「冷蔵庫の広告表示問題」再発防止に向けた日立グループの取り組み
   (日立製作所 地球環境戦略室)
課題分析の結果、大きく、3つの問題があった。
・業務全体で製品環境情報の整合性を確認するしくみの不足
・製品環境情報の表現基準やその運用を見直すしくみの不足
 (運用の定期的な見直し、第三者の視点での確認不足)
・製品環境情報の表示方法に対する理解不足
 → 社会的関心、インパクトへの理解

再発防止策
(1)会社規則を定め、関係部署の責務を明確に。網羅的にチェックする体制の構築
(2)社員教育の徹底
さらに、コンプライアンス強化、「アドバイザリーグループ」設置。
社外有識者による定期的な確認・監査。

A「冷蔵庫の広告表示問題の概要と再発防止に向けた取り組み」(日立アプライアンス)
冷蔵庫表示の排除命令の概要
<カタログ内容>
・「日立は業界ではじめてリサイクル材を活用した真空断熱材を採用」
 → 実際は一部にのみ使用しているが、「冷蔵庫全面に使っている」という誤解を招く、
   という指摘。
・「CO2 48%減」 → 明確な算出基準出していない。
<ポスター表示>
・リサイクル材使用
 → 一部の機種ではなく「全機種リサイクル材を使っている」という誤解を与える、
   という指摘。

事実と認め、冷蔵庫の省エネ大賞を返上し、社長を本部長とする緊急対策本部設置。
問題発生の原因分析
(1)開発・設計部門の商品性に対する認識不足(特にリサイクル材について)
(2)宣伝部門での表示の重要性に対する理解不足
(3)カタログ改定作業時における手順の不備
(4)社員の意識の問題 (他社との競争…お客様目線のモノづくりの認識不足)
(5)組織の問題(体系的にチェック欠落)

新しいビジネスプロセス、仕様書の更新・共有へ。
地道な活動でしか信頼を取り戻すことはできない。

【ここまでの発表に対する意見交換】
(黒字は消費者・環境系団体、赤字は日立グループの発言)

消費者が知りたいのは「どうしてこうなったか?」。
 表示が間違ったのは、何が問題だったのか? 誰が認めたのか?
 本当に気付かないのか?
それぞれが「与えられた範囲でやっている」という認識だった。全体としてのしくみ不足。
(質疑応答で発言する日立アプライアンス・山本さん(常務取締役)
左は日立製作所・八丁地さん(副社長))

「社員はまじめにやっている」のは当たり前。
(初期段階の対応に)一般の消費者を入れなかったのはなぜか?
まずは弁護士の参画による確認を急いだ。

つまるところ、無知だったのか、うっかりだったのか、あえてだったのか?
宣伝部の「無知」と「うっかり」の混合。

気付いたのは誰か? 社内ではなく、社外か?
社内ではないと、考えている。

B表現チェック推進状況の説明(日立アプライアンス)
カタログチェックの視点
・商品とカタログ表記との整合性
・表現の見直しと改善
・数値表記の根拠の確認
・わかりやすい表現の改善
・市場競合上の表記の適正確認
→ 文字を大きく、注記は本文近くに、適正な情報量による見やすいレイアウト

自己チェック→弁護士によるチェック→(アドバイザリー会議)→カタログ改定
言葉の定義、根拠の明示→文字ばかりでなく「お客様視点」でわかりやすい表示へ。
基本的な考え方に基づき、新商品のカタログ編集方針を統一。
ユニバーサル・デザイン・チェック(色・文字の読み取りやすさなど)も実施。
商品発売後の修正要望には、POPで対応。

3.アドバイザリーグループからの報告


古谷由紀子さんから

・社外の第三者による、実際にしていることの「検証」。
・「製品環境表示への指摘」だけに留まらず、ユニバーサル・デザインやわかりやすさへの
 改善提案など、全般に広がっている。
課題
・しくみ・基準はしっかりつくられており、本質的には「消費者の意識にどれだけ
 立てるか」という問題。
・社員が気付かなかったことが、最大の問題。
・説明責任としての情報開示が遅い。取り組みを進めていても、遅いと評価されない。

意見交換は、次の記事をご参照ください。
「適切な製品環境表示を進めるために」ワークショップ 意見交換の様子 [2010年04月10日(Sat)]
2009年12月25日開催の「適切な製品環境表示を進めるために」ワークショップから、
意見交換の様子をご紹介します。

4.意見交換(発言順に要点のみ。)
(黒字は消費者・環境系団体、赤字は日立グループの発言)

・消費者目線を大切に。社員の家族の目線でもある。
・他社の排除命令後の改善も参照に。
・やるべきことの順番づけを。必ずやるべきこと、できればやることに。
・誤認されない、ということが一番。
・こういう機会は良いこと。継続してほしい
・消費者としてはカタログが全て。一度買うと商品を愛して長期間使う。

・実効性の確保を。
・表示やアピールポイントの目的を明確化してほしい。
・取り組みはされているが、対応が一般消費者に伝わっているか?
・説明の文章難解。誰に向かって発しているのか?
・「環境」に限らず、製品表示全体の問題。環境以外にも範囲を広げて欲しい

・広告は「夢を共有する」部分もある。それは忘れないでほしい。
・社員のビジネス哲学、社会的な影響から見直した取り組みを
・今日説明された内容・体制は、今はできるかもしれないが継続的には回らない。
 組織的・全社的すぎる。ピンポイントで、広告宣伝部が関所になるべき。
 全員の多重なチェックが時間をロスする。
 リアリティーを持って、実効性を担保するしくみづくりを。
・モノが言える風土づくりを創るのは時間がかかる。
 すぐできるのは、「社内2ちゃんねる」を作ること。建前論だけではまわらない。
・今回は単純にチェック機能が働かなかっただけではないか?
・「技術コラム」と判断した(する)部署を強化すればいいのでは?

やるべきことを、一度徹底してやらないといけない。
今は、まずやる。やりながら、「もっとこうすべ き」という部分を、今後直していく。


・最初からロードマップ(工程表)をつくったほうがいい。
実効性が一番の問題。
宣伝部だけがしっかりすれば大丈夫という問題ではないと考えている。
とにかく、今はやる、というステージ。顔を合わせて会議することを重視。
人心の刷新へ。来年度は実効性も検証。


・組織風土を改革してほしい。社員一人一人に消費者としての力を。
・宣伝のコピーがわかりにくい。機能を中心に作ってほしい。
・消費者の高齢化にともない、「大容量NO1」は合わない。使いやすさのアピールを。
・排除命令後、以前に購入した消費者への対応は?
「組織風土の改革」については、今実行しなければならない重要なテーマであり、
最優先で取り組んでいる。
また、「排除命令後、以前に購入したお客様」への対応については、正直申し上げて
悩んだが、性能には問題はないので、「そのままお使いください」という対応をした。
また、電話で納得されない方には訪問して説明を行った。
お詫び広告・CMへのお問い合わせは約8000件あり、その90%は「私の冷蔵庫は
大丈夫か」というご質問で、「性能に問題ない」と説明申し上げるとご納得いただいた。


・自社製品のライフサイクル分析の勉強会で、社員への一体感を
社員教育は「環境」より「表示」を中心に、まず社内の各種専門家を対象に実施した。
全員が受ける意義も感じている。



このような2時間にわたる対話の後、消費者・環境系団体からのご参加者には、
アンケートにご協力いただきました。その内容もご紹介します。

(1)日立製作所・日立アプライアンスの「これまでの取り組み」をお聞きになって、
  どのように感じましたか?

・非常に真摯な姿勢で取り組まれている様子が分かりました。
・真剣に対応している印象を受けました。
 ただ、外部(消費者など)との対話をもっと増やすべきだと感じました。
・総論としては理解できたが、具体的なものがほしかった。総花的な話となったようだ。
・排除命令をきっかけに、グループ会社全体で広く検証・見直しを行なっているのがわかり、
 とても良いと思いました。
・日立グループとしての取り組みということで、お話を伺えて貴重な時間でした。
・全社を挙げた積極的な取り組みがよく分かりました。
 また、組織改善および業務フローの構築により、チェック機能が高まったと認識しました。
・努力していると思った。
・初めてお聞きしましたが、その努力を私たち消費者に見えるようにしていただきたいと
 思いました。

(2)日立製作所・日立アプライアンスの「今後の取り組み」について、
  どんなことを期待しますか?

・このような問題が起きた際、このようなコミュニケーションの場がとても大切だと思いました。 今後もこのような機会を設けていただくようお願いいたします。
・冷蔵庫の大きさと食品廃棄の関係に取り組んでいってほしい。
・カタログの変化などは理解でき、分かりやすくなったものの、すべてこれからの感あり。
・継続して行なうことがポイント。
・まじめで技術にまっすぐな社風を感じました。そのよさを生かしつつ消費者視線を
 取り入れ、より分かりやすい表示を期待します
 (意見で出ていましたが、法的視線にとどまらない取り組みを!)。
 「確かな情報の提供」と「わかりやすい情報をなるべくタイムリーに」という間で
 難しいと思いますが、情報開示に期待します。今回の件をよい機会ととらえてほしいです。
・たった1台の商品を受け取る消費者の目線を忘れずに、信頼を回復してほしい。
・ぜひ「今後の取り組み」の継続と実効性確保に向けて、できるところからひとつひとつ
 PDCAを完結していただきたい。

(3)その他、「企業の環境コミュニケーションにおける課題や期待」がありましたら、
  ご自由にお書きください。

・「日立はすべてを地球のために」→具体的な行動基準を示してほしい。
 外部の多数と共同でつくる。
・使いやすい言葉でカタログを作ってほしいと思います(もっともっと消費者の目で!)。
・情報開示を分かりやすくお願いしたいと思います。
・企業も大きくなると、小さなことは見づらくなる恐れがある。
・消費者との対話を続けてほしい。
・機能がシンプルな家電は、環境にも優しい家電になるのではないかと思ったりします。
CSR関連の実績(2007年) [2007年12月25日(Tue)]
2007年のCSR関連の主な実績をご紹介いたします。(敬称略)
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CSRに本気で取り組む企業を、本気で支援します。 [2007年04月27日(Fri)]
「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」
という目的を実現するために設立され、活動を続けている
IIHOEにとって、「ビジネスと市民生活を通じた環境問題・
社会的課題の解決」は、最も重要なテーマの1つです。

その実現のために、1994年の創設以来、環境負荷削減や
社会貢献に関する研修や助言などの支援を積極的に続けています。
特に1996年のISO14000シリーズの発効以降、
認証を受けた企業が情報の発信を義務付けられたことや、
21世紀に入って「法的責任」を超えた「社会的責任」に
積極的に取り組む必要性が指摘されるようになったことから、
個々の企業からの直接のご依頼も増えてきました。
(概要は、川北のCSR関連の略歴をご参照ください。)

昨今、最も増えているのは、
(1)環境・社会報告書(CSRレポート)への第三者意見執筆
(2)市民などとの対話(ステークホルダーズ・ダイアログ)の
   企画・運営(ファシリテーション)
(3)従業員や取引先を対象とした内部研修
のご依頼です。
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CSR、環境マネジメント、社会貢献に関する主な実績 [2007年04月27日(Fri)]
(2007年3月現在)

90年代半ばから、企業の環境・社会コミュニケーションの
積極的な取り組みを促し、報告書の第三者意見執筆や
ステークホルダーとの対話のファシリテートの
先駆的な事例を支援しています。
世界初の環境・社会報告書の読者調査である
「環境・社会報告書リサーチ」(環境goo主催)の
01年の調査開始以来、企画・設計・分析を担当。
環境gooでの連載コラム「環境・社会コミュニケーションの
考え方・進め方」は8年目を迎え、日経CSRプロジェクトでも
「CSRコミュニケーション」について集中連載しています。
続きを読む...
CSR関連の実績(2006年) [2006年12月21日(Thu)]
2006年の実績を、実施時期順にご紹介いたします。(敬称略)
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