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IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]

「地球上のすべての生命にとって調和的で民主的な発展のために」を設立目的に、「社会事業家のマネジメント支援」、「ビジネスと市民生活を通じた環境問題・社会的課題の解決」、「2020年の地球への行動計画立案」に取り組むNPOです。


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行事・研修をユニバーサル・デザイン化しよう! [2010年12月22日(Wed)]
みなさんの企画する行事や研修は、ユニバーサル・デザインですか?

暗黙の前提として、参加対象者を、障碍のない人や、
過去の参加者と同じ属性の人々に限定してはいませんか?


IIHOEではこれまで隔月刊誌『NPOマネジメント』「ロジを究める」の連載等
を通じて、行事や研修をスムーズに準備・運営するための提案を行ってきました。

この度、『NPOマネジメント』第70号「ロジを究める」特別編 にて
「行事・研修のユニバーサル・デザインのチェックリスト」を作成しました。


「行事・研修のユニバーサル・デザイン7つの原則」、
「行事・研修のユニバーサル・デザインの6つのポイント」など
多様な参加者に配慮・対応した企画・運営のポイントをご紹介しています。


どんな分野の活動にも、障碍を持つ人々や子連れの参加者、
高齢者などの参加を阻害することのないよう、
多様な参加者を想定した環境の確保、企画づくりと運営を心がけよう!

1つでも多くの行事や研修が、ユニバーサル・デザイン配慮・対応型となる
ことを願って、特別にこの記事を公開いたします。

(本来は有償物なので。。)

ぜひ、これを参考としてみなさんの企画する行事・研修でも
ユニバーサル・デザイン配慮を進めてください!

『NPOマネジメント』第70号 「ロジを究める」特別編
『その行事・研修は、ユニバーサル・デザインですか?』

 記事のダウンロードはコチラ↓


*なお、この記事の作成に際して、
(特)CIL たすけっと副代表の杉山裕信様、
(特)自立支援センターおおいた理事長の米倉仁様と同会スタッフのみなさま
に、監修と助言をいただきました。この場を借りて、厚くお礼申し上げます。

*チェックリストに対するご意見等ございましたらぜひお寄せください。
 連絡先:hoshino.iihoe@gmail.com

『NPOマネジメント』のバックナンバーはこちら!
コメント
以前、岡山県地球温暖化防止活動推進員研修でお世話になりました山内と申します。
いつも学ばせていただいています。

チェックリスト拝読させていただきました。
私は両上腕がない障碍者なのですが、10年前から県内・県外を問わずいろいろなセミナー等に参加させていただいています。
私の障碍の場合は、手作業に時間がかかる程度ですが・・・

最初のころ、特に行政主催の場合が多かったのですが、受付の段階で初めて「障碍者」ということがわかり、担当者がバタつき始め、特に「声かけ」などもなく、セミナー中は資料を開こうものなら要人警護なみの対応で、逆にこちら側が「なんだか場違いな場所に来たのかな〜」などと気が引けるケースが多くありました。

その後、初めて参加した推進員研修では、事務局長がサバけた人で、初対面でありながら「大丈夫、困ったら言ってな。」と一言。
2人一組で行う研修があったのですが、一人浮いていると、す〜っと側に来て「一緒にしましょう。できないことがあれば言ってくださいね。」と後は作業をじ〜っと見つつ、こちらのペースにあわせてくれました。
(その後の研修ではスタッフの皆さんも同じ対応をしてくださっています。)

この10年で私が感じたのは、チラシを出せばそういう者も来る可能性があるということを、受け入れ側が「想定=覚悟」していない場合、声かけ等の基本的な意思疎通も上手くいかないので、双方が気まずい思いをするような気がします。
私も当初、気まずいセミナーに参加した後はよく思ったものです。「健常者対象」とか書いといてくれれば良いのに・・・

現在、私も推進員となり3期目(6年)が終わろうとしているのですが、長く続けられたのも、実は受け入れ側の想定力=覚悟、声かけ等の基本的な対応があってのことと思います。
Posted by:山内貴史  at 2010年12月23日(Thu) 20:28