旧飯田測候所には、「観測室・無線室」という部屋があり、
ここに、測候所が気象観測を行っていたころの観測機器などの展示がされています。
これから不定期で、こちらの観測機器等のご紹介をします
これはなんだかわかりますか??
これは、鉄道に送った「注意報・警報掲示板」です。
すごくレトロですね☆
飯田線の運行に際して、暴風雨、地震、その他、注意が必要な場合に伝えるためのものでした。
今はコンピューターで管理されているけど、
昔は、測候所の気象観測スタッフが警報を送っていたのですね^^
このボタンをパチンパチンと入れると、電光板で知らされました。
「テケヘ」などのカタカナ3文字は、鉄道通報文といい、
気象状況により電車の運行に支障が出そうなときに出す電報略号です。
前二文字のテケは「鉄道通報文である」、という意味で、三文字目で気象条件を表しました。
飯田線は、天竜川の険しい渓谷を縫うように走る車窓風景や、小和田駅や田本駅などのいわゆる秘境駅の存在から、鉄道ファンや旅行者に人気のある路線です
飯田測候所の気象観測は、飯田線の安全な運行に欠かせないものだったのですね