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障がいのある当事者自身が主体となって、自己選択し、自己決定できる地域社会になるために、障がい当事者が常に学び、情報を正しく得て、自分たちの生活に活用するという意識を高めていくという想いで、勉強会や視察、交流会などの活動を行っています

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2/23 文字通訳サークル弥生との意見交換会[2019年03月01日(Fri)]
2月の勉強会報告

「障害福祉などについて」
文字通訳サークル弥生との意見交換会

参加者8名。要約筆記者3名。音訳通訳者1名で意見交換会が開かれた。

日 時:2月23日(土)13:30〜15:30

場 所:和泉ボランティア・市民活動センター「アイ・あいロビー」
     会議室(泉北高速鉄道「和泉中央」駅より徒歩3分

大学教授様も参加され、大学の聴覚障害学生さんの授業時の情報保障のご経験話をしていただいた。
高等教育という専門学校、大学、大学院に進学される聴覚障害のある方が増えつつあるなかで、情報保障の問題もたくさん出てきている。

先ず、自己紹介。和泉市に「文字通訳サークル弥生」があるが、「要約筆記」と「文字通訳」との違いがあることを意見交換する中で知った。今後の課題であることを皆で改めて確信できた。

【情報交換の内容】
大学における聴覚障害学生への情報保障と要約筆記、福祉活動などについて

1.パソコン通訳の技術を向上させてほしい。

2.大学がそのサービスの必要性を認識していただくよう、働きかけ、「学生支援課」ができ、15年ほど経っている。発達障害のある者は一定の学力がないと難しい。
「ショップともに」就労継続支援B型事業所は、以前、JR「和泉府中」駅の商店街を活性化するための「サードプレイス」を団体などと福祉専攻の大学生ボランティアさんと協同でおこなった。結局、JR「和泉府中」駅の商店街が活性化できなかったため、2年前に終了。
(「サードプレイス」とはコミュニティにおいて自宅や職場とは隔離された、心地のよい第三の居場所を指す。)

3.「文字通訳サークル弥生」は和泉市で発足。その存在を知らない方々が多くいるのが現状。大学の聴覚障害学生への情報保障サポートが今後の課題。

4.要約筆記「手書き」は一対一の方が身軽だが、手書きはどうしても、この要約筆記者の文字癖が出る。PC要約筆記者は「手書き要約筆記」の資格がないとできない。「手書き」も技術と専門知識が必要。

5.毎年、京都大学で字幕付与シンポジウムが行われている。「UDトーク」「IPトーク」はコミュニケーション支援のものであり、音声認識で会話を表示するもの。もっと参加し、研究してほしい等。

Posted by sakon at 23:15 | 活動紹介・報告 | この記事のURL

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