非営利のための第三者組織評価制度説明会&助成金セミナー [2018年11月29日(Thu)]
みえ市民活動ボランティアセンター 主催 非営利のための第三者組織評価制度説明会&助成金セミナー組織評価を「活用」して信頼される団体になろう! うまく助成金を「活用」して団体を成長させよう!日時:2019年1月26日(土)第1部10:00〜12:00/第2部13:30〜15:30 会場:みえ県民交流センター(津市羽所町700番地アスト津3階) 対象:企業・行政との連携を進めたいNPOの方、自団体の組織の改善を進めたいNPOの方、中間支援団体、助成金を活用して成長したい団体の方詳細はこちらです!↓第三者評価制度&助成金セミナー1 posted by (C)伊賀市市民活動支援センター第三者評価制度&助成金セミナー2 posted by (C)伊賀市市民活動支援センター
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河合地域住民自治協議会だより第49号 [2018年11月26日(Mon)]
2019年度三重大学 大学院学生募集 [2018年11月26日(Mon)]
助成金情報(2019/1/7締切) [2018年11月26日(Mon)]
伊賀市長杯 綱引大会 [2018年11月26日(Mon)]
市民活動団体を紹介します!NO.8 諏訪住民自治会 [2018年11月21日(Wed)]
シリーズ 市民活動団体を紹介します! No.8 (2018年11月1日) 今回は、高齢者配食サービス事業を行っている「諏訪住民自治会」を紹介します。 諏訪地区は、高齢化率が45%を超えており、独り暮らしの高齢者や夫婦の割合が高い地区です。一方で、三田から滋賀県へ通じる新しい国道422号線バイパス道路ができ、諏訪地区へのアクセスが非常に良くなりました。 この地域の未来に危機感を感じながら、地域活性化につながることはないかと地元の人たちが一歩踏み出したのが、高齢者配食サービス事業です。 諏訪住民自治会事務局にお話をお伺いしました。 【諏訪住民自治会】 会長:花本 卓郎 会員数:506人 世帯数:205戸 高齢化率:47.8% (2018.3.31現在) 厨房のある旧諏訪保育所 posted by (C)伊賀市市民活動支援センター〇 この事業を始めるきっかけ 新しいバイパス道路ができて車の交通量が増えることを考えた時に、車がただ通り過ぎるだけの地域になってはもったいない、なんとか人を呼び寄せ、諏訪地区の地域おこしとなるいい方法はないだろうかと地元の有志が集まって、話し合いました。話し合いの中でカフェを開いてはどうかという意見が出ましたが、潤沢な資金がないし実現するノウハウもありませんでした。すると、数人の女性メンバーから、「高齢者向けに弁当を作り、配達するサービスをやりたい。」という声が上がりました。 独り暮らしの高齢者や夫婦が増えているので、配食サービスの需要があることはわかっていましたし、目標とするカフェを始めるのに、この事業で得られる経験を活かすことができるのではないかと考えました。そして、「まずはこの地域内を元気にしていくんだ!」という目標を持って、2017年6月から高齢者配食サービス事業をスタートしました。 厨房は、市から無償貸与してもらった旧諏訪保育所を利用し、足りない設備は住民自治会からの補助と伊賀市地域活動支援事業補助金を活用して購入しました。下ごしらえ中 posted by (C)伊賀市市民活動支援センターお惣菜がたくさん posted by (C)伊賀市市民活動支援センター〇 高齢者配食サービス事業の活動内容 このサービスは登録制で、利用したい人に登録をお願いして会員になってもらいます。1食500円で、毎週木曜日に配食サービスがありますが、月1回、毎週など、回数は会員の希望にお応えしています。現在、注文数は1回に約40食まで増えました。 調理スタッフは常勤が5人、非常勤が2人いて、基本的に1回4人で午後1時から午後4時30分まで活動しています。 配達スタッフは総勢4人、1回2人で20食ずつ、地区分けして配達しています。集落が固まっているので、配達に要する時間は30分で済みます。わずかですが、どちらのスタッフにも賃金をお支払いしています。 弁当のメニューは、調理スタッフが話し合って決めています。決められた弁当箱にきれいに納まるよう、栄養のバランスを考えて選んでいます。調理に使う野菜は地元の農家からいただいたもので賄っています。 また、配達スタッフは、高齢者の見守りも同時に担っています。実際に、弁当の配達時間に自宅にいるはずの男性が居ないことがあり、スタッフが探しに回り、見つかったことがありました。その時はホッとしました。このサービスを利用する高齢者がもっと増えれば、高齢者が安心して暮らせる地域になると思います。地元で採れた野菜 posted by (C)伊賀市市民活動支援センター盛り付け posted by (C)伊賀市市民活動支援センター11月1日のお弁当 posted by (C)伊賀市市民活動支援センター配達ボックスに入れて posted by (C)伊賀市市民活動支援センター配達スタッフにバトンタッチ posted by (C)伊賀市市民活動支援センター〇 活動の中での困りごとや課題はありますか? 食べ物を扱うので、食中毒を起こさないように気を付けています。そのため、生ものは入れないようにしていますが、メニューがどうしても偏ってしまいがちです。 もう一つは、経営面で少し赤字になっていることです。1回50食配達できれば赤字はなくなると思いますので、週1回を2回以上に増やしたり、高齢者以外の人たちにも利用してもらうなど対策を考えています。〇 活動の中でやりがいを感じる時は? 利用者の「美味しい!」「もっと回数を増やしてほしい。」という声を聞いた時です。 調理スタッフは気心の知れた仲の良いグループなので、やりがいを感じながら楽しそうに生き生きと作業しています。調理スタッフのみなさん posted by (C)伊賀市市民活動支援センター〇 諏訪の「ここがすごい!」 諏訪地区のほぼ全戸に「エリアトーク」という機械があります。これは、音声で情報を伝える事ができる機械です。地区市民センター内の放送室から発信した情報は「エリアトーク」に録音され、住民がボタンを押せばその情報を聞くことができます。 また、その機械とつながっている「福祉ブザー」を独り暮らしの高齢者(希望者のみ)が持っており、安否確認ができます。「福祉ブザー」の持ち主の近所には、見守り役を任された家があります。緊急時にブザーを押すと、見守り役の家の「エリアトーク」に記録され、すぐに駆け付けることができるという仕組みです。この「エリアトーク」の電波は遠くまで届かないのですが、諏訪はコンパクトな地域なのでとても有効に使えます。エリアトーク posted by (C)伊賀市市民活動支援センター〇 これからの目標は? 冒頭にも話しましたが、散歩の途中に立ち寄れて、簡単な食事ができるようなカフェを作りたいです。また、高齢者にも利用していただき、おしゃべりしたり食事をしたりできるようにしたいです。 また、このカフェと地区内の餅、ベーグル、豆腐の三店舗を結び、散歩コースを作りたいと考えています。歩くにはちょうど良い距離で、春は桜、秋は紅葉、冬は雪と、四季の移り変わりが肌で感じられると思います。 そして、ゆくゆくは国道を通る人が車をここで停め、散歩や食事をし、地元の物を買ってくれたらいいなと思います。諏訪地区市民センター前の景色 posted by (C)伊賀市市民活動支援センター〇 取材を終えて 諏訪地区は、時間がゆったりと流れているように感じる地域でした。高齢化率の高さや人口減少に危機感を感じながらも、コンパクトな地域性を活かした事業を考えていることが印象的でした。 新しいバイパス道路を使うと、諏訪まではあっという間です。そしてバイパスからの眺めはとてもきれいでした。みなさんもぜひ諏訪へ行ってみてください。 【高齢者配食サービス事業についてのお問合せ】 諏訪地区市民センター内 諏訪住民自治会 〒518-0021 三重県伊賀市諏訪24381番地の3 TEL/FAX:0595-24-5201 E-mail:suwa-c07@ict.ne.jp
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広報まるばしら No99 [2018年11月21日(Wed)]
ミエアートラボ [2018年11月21日(Wed)]
助成金情報! [2018年11月21日(Wed)]
リユースPC寄贈します!希望される団体募集! [2018年11月19日(Mon)]