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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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タイで結婚式に参列 [2010年07月31日(Sat)]
津波の復興に尽力しているアメリカ人青年が、タイ人女性と結婚するということで、タイ南部のクラブリという町のはずれにあるリゾートで結婚式が行われました。
いろんな文化の人が来るということで、一日に二回、タイ式と西洋式で行われました。
私は新郎側なので、パレードに参加。
ダンスチーム、楽隊、いろんなお供え物を持った人たちの後について会場に向かう。



ダンスチームは即席で結集し、タイ人、外国人、障がいとともに生きる方が、タイ式の踊りで踊りまくる。アメリカ人の新郎の親戚と友人代表がいかにもタイな感じのお供え物をもって歩く姿がおもしろい。



それにしても、毎日のように激しい雨が降る季節なのだが、今日は二人を祝福するように全く雨が降らない。
式場につき、式が進行する。そして式に参加した人がひとりひとり、並んでひざまづいている新郎新婦の手に水を掛ける。
参加者は百人以上いるのでかなりの時間がかかる。
そして写真タイム。



この頃に、ムスリムの方たちが手作りのプレゼントを山盛りにして次々と現れる。この地域は、民俗・宗教が入り交じってる。習慣や宗教の都合ですべてのセレモニーには参加できなくても、二人を祝福する気持ちには変わりがない。



そして、ダンス、ダンス、ダンス。


お囃子チーム


夕方になって、結婚式ダブルヘッダー第二試合。
今度は西洋式だ。
西洋式といっても、仏教徒、イスラム教徒など、様々な宗教に配慮してか、人前式で行われた。英語とタイ語で進行する。
来場者の前で宣誓をするのだか、タイ人からすると歯の浮くような事をアメリカ人がタイ語で言うので、タイ人にバカ受け。
式の後はパーティーで夜中まで飲みまくり、踊りまくり。

久しぶりのタレーノーク村 [2010年07月30日(Fri)]
結婚式に参加するために世界中からタイに集まった連中でタレーノーク村に向かった。
いつもクラブリからパンガーに行くエアコンなしのバスは、今日は貸し切りでタレーノーク村を目指す。ドアが開けっ放しのバスは風が涼しく快適。



国道からタレーノーク村に行く道はちょっとした峠になっているのですが、バスが壊れないかと思うぐらいエンジン全開にして歩くぐらいの速度でギクシャクしながら走る。
坂を下って村につく。通うたびに変化を感じるのだが、最初に気づいて驚いたのは、コミュニティーセンターの前に小さなガソリンスタンドが出来たことでした。峠を越えて燃料を買いに行かないといけないので、いつもあまり燃料を入れない地元の人にとって、ガス欠の心配が少なくなった。
村を通り抜け学校のあった場所の近くで道を曲がり小さな港に向かう。
港にはクラゲ漁のための囲いが並ぶ。ここで取れたクラゲは中国、そして、日本に輸出されているのだそうだ。そんなことで、アメリカやらヨーロッパから来た白人たちは、唯一の日本人であるわたしに「クラゲはどのような時に、どのようにして食べるのか?」と質問攻めに遭う。



村に戻り、さるの保護センター、手作りせっけん作り、屋根づくり、スイーツ作りとワークショップがてんこもりです。普通なら二日かけて実施することを一日でやっているという感じです。


去年から石けんの製法が変わり、石けん作りが重労働でなくなりました。品質管理についても改良が加えられました。




葉っぱはとても便利で屋根からお菓子を作るのにも役立ちます。
さをり本舗ねこや [2010年07月25日(Sun)]
ツナミクラフトは仙台の取引先が多いのですが。仙台にもう一軒取引先が増えました。


「さをり本舗ねこや」


このお店は1年前にオープンしたあたらしいお店。
仙台市としては新しく開発の進んでいる宮城野区小鶴新田エリアにあります。

店に入ると、美しくさをり織り製品が並べられています。
奥にはさをり織りをしている手織りの工房があり、カフェも併設され、和やかな雰囲気があります。
フリースクールと繋がっているのも、場作りのうまさの一因かも。

ツナミクラフトの取り扱い店で、これだけのさをり織りと共に並ぶのは今回が初めてです。
こちらの作家さんの作品だけでなく、いろんなさをり織りの作品も展示・販売されているので、とても刺激的です。


■本日の力作 織り部門



丸の使い方がなんとなく60年代ファッション風。カフェとかラウンジにあるとおしゃれ。
昔の阪急ファイブのマークを思い出しました。
型紙を作って、模様を作っていくのが芸風だそうです。
こういうやり方もあるのかとびっくり。


■本日の力作 縫製部門



パッチワークのディーバッグ。
かっこよすぎ。
ファッション誌から抜け出てきたようです。
同時に、なんとなく手塚治虫の「ヒョウタンツギ」に見えてしまうのもお茶目なところ。



さて、なぜ「ねこや」なのか、所長さんに聞いてみたところ、ねこのように、自由でいて、それでいてしゃんとしている、そんな姿を目指しているとのこと。



さをり本舗ねこや
仙台市宮城野区新田3-20-25
TEL 022-352-1215




そうそう、ねこやさんに、半年前からさをり織りを織っているとおっしゃる方がいらっしゃったのですが。それまでは、漁港の近くで魚の加工をしていたのだそうです。
ツナミクラフトの作家さんたちも、津波が起きる前、漁港のある街で暮らしていた方が多いので、なんか親しみがわきました。
他にも何人も楽しくお話しできてうれしかったです。
今後ともよろしくです。
電器屋さんがフェアトレードショップに? [2010年07月25日(Sun)]
ついに栃木県宇都宮市にツナミクラフト常設店が出来ました。

「ワールド・ステッチ」



今年5月にオープンした、マダガスカルやトルコの製品を中心にアロマや人や地球にやさしい商品を扱っているお店。
実はこのお店、以前は電器屋さんだったそうです。それをリフォームして雑貨屋さんになってしまいました。
電器屋さんだったとは思えないでしょ。

お店の前は交通量の多い道、街の中心部からは離れているのですが、戦前は宇都宮に大きな軍隊がいて、その施設に向かう道にお店を構えたとのこと。(宇都宮は餃子が名物ですが、おそらく軍隊にからんで満州との繋がりが関係しているのかも)
高度成長期にはかなり電器屋さんが流行っていたそうです。
当時の電化製品は、修理が出来たので、修理をするだけで社員さんが食べていけたのだそうです。そして、割賦販売やカードなどの信用取引が発達していなかったために、お店が融通をきかせて販売したことで、顧客の心をつかんでいたところもあったそうです。
それが、電化製品のブラックボックス化が進み修理ができなくなり、誰が売っても変わらない状況が生まれ、家電量販店に押されてしまい、店を畳んでしっまったのだそうです。
そして、店を畳んで数年して、リフォームをして新しいお店を作ったのだそうです。

家電製品からフェアトレードや諸国雑貨へと、お店で売っているものは変わったけれど、誰が売っても同じものではなく、そのお店でその人から買いたいものを売っているという面では変わりないように感じました。

フェアトレードの世界でも、認証制度により、誰が売ってもかまわない状態を作るシステムが拡がっています。これは、これで必要なことだと思うのですが。
誰が売っても同じものではなく、その人から買いたいものを売ることこそが、顔の見える関係であり。買う人も、売る人も、作る人も、お互いに尊重しあって商取引ができ、そこにフェアなトレードの状態が出来上がるように思います。
私としては、フェアトレードは、そうあってほしいと思っています。

それと、この店の強みは、家賃が発生しないというところだそうです。
宇都宮の中心部のお店が少なくなる空洞化が進んでいるのだそうですが。
車文化となり「宮環」と呼ばれる環状道路が出来たらそちらに大型店舗が出来た面も大きいのですが。都心部が再開発されたことにより家賃が高くなり、お店を出すハードルが高くなったことが、都心部の空洞化に繋がっているとのことです。
古くからちょっと町外れのこの場所でお店をやっていて、土地を持っていたからこそ、腰を据えてお店が出来るとのこと。
もしかすると、家賃や土地代が下がると、日本の経済が活性化するかもって思ってしまった。

商いの大先輩とお話しして、学びや気づきをたくさん頂いてしまいました。


ちなみにお店の外観です。
大きな看板がないので、お店の外観を目印にしてくださいね。



ワールド・ステッチ
栃木県宇都宮市松原2-8-18
TEL 028-621-4525


とても居心地のいい場所です。

ヨガとか体操の教室をしている小さなスタジオも併設されていますよ。
繋がりを感じる 仙台でCanpanブロガーさんと出会う [2010年07月25日(Sun)]
東北弾丸ツアーの出先で、グーグルアラートのメールで知ったイベントに行ってきました。
このイベントは仙台メディアテークで開かれた「ひとエコまつり2010」といって、東北地方のさをり織りをしているところがたくさん展示している他、花巻にある「るんびいに美術館」の作品の一部の展示とアートディレクターさんの講演がありました。



その会場を回っていると心当たりのある名前を目にしました。

こころ・さをり

そうです、そうです。
宮城県の石巻にある地域活動センターで、3年ほど前にさをり織りを扱っているCANPANブログを見つけたことをきっかけにコメントを書き込んだ記憶があります。

ブースの方とお話していてひっくりしたのですが、タイのさをり織りと繋がりがあったのです。
この方はアジア太平洋障害者の十年の会議のためにタイのバンコクに行かれた方の一人だったのです。
ツナミクラフトのさをり織りの今があるのは、このバンコクでの実演という偉大な一歩があって、それがチェンマイのJICAのプロジェクトに繋がり、そこからカンチャナブリーのお寺に伝わり、津波が起こり今があるわけです。
しかも、津波に被災した歴史のある町、石巻というのも縁を感じないわけではありません。

このブースには、いくつか光っていた作品があったのですが、特に驚いた作品を紹介します。



まるで風景画のような作品。
作家さんは、平織りをせず、十何本もボビンをぶら下げて、緻密に十何色交差で絵画的な作品を作り上げるのだそうな。なんか、ペルシャ絨毯でも作りそうな光景が目に浮かぶのですが、それもさをり織りなんて・・・。

それと、もう一つ、おすすめなのが、スリッパ。
個性と品の良さのバランスが絶妙にいいです。
ブログの方にも何回か登場しています。


それにしも、るんびいに美術館のアートディレクターさんって、若くてしかも、ぎらぎらした感じがしないのにびっくり。
今回は、忙しすぎて、花巻に行けなかったので、ぜひ行ってみたいです。

かたるべの森美術館に引き続き、ボーダレスアート、アウトサイダーアート、アールブリュットに少しずつはまりつつある今日この頃。
東北がタイのよう [2010年07月25日(Sun)]
東北弾丸ツアーから帰ってきました。それにしても暑い。
仙台でアジア雑貨屋さんに車に積んだ商品を見ながらバンコクに仕入れに行った時のようと言われ。
盛岡でスコールに遭い。
福島名物のゆべしがタイの市場で売っているお菓子に見える。



このタイプもそれっぽいけど、ナッツ入りの方もタイっぽい。



こんな店で売られていたら、絶対タイのお菓子だと信じると思う。

かわいいクッキー発見 [2010年07月20日(Tue)]
東京ウイメンズプラザにあるパッチワークというお店で、かわいいクッキーを発見しました。



お団子状のいろんな味のクッキーが7つひっついてお花の形になっています。同じ組み合わせというのがほとんどありません。
そして、パッケージもひとつひとつ模様が違います。

そして、どこから食べるかによって、違った風味になるのがおもしろく、はまっちゃいそうな予感。是非、発見したら手に取ってみてください。

カプカプというところが作っています。作っている工程を紹介しているページもあります。ここで注文もできるようです。
「該当なし」が投票できたら選挙が変わるかも [2010年07月20日(Tue)]
少し時間がたちましたが、参議院選の沖縄選挙区の投票率が全国最低だったそうです。琉球新報の社説に「民主主義が機能不全に陥ってはいないか」と書かれていたそうです。
これは、沖縄県に限った話ではないように思います。
そこでふと思ったのですが、有権者に新しい選択肢として「該当なし」を加えるのはどうでしょう。
そして「該当なし」が有権者の半数または有効投票数の三分の二を超えたら、その選挙区は再選挙となる「サドンレス選挙」ってのはどうでしょう。
サドンレスになると、再選挙のために疲弊するわ、その間は議席はないわで、大変なことになりますが、緊迫感のある選挙になるかと思います。
しかも「白票」も「該当なし」とカウントするとしたら、すごいことになりますよ。


参院選投票率 機能不全に陥ってないか 2010年7月13日 琉球新報社説
第22回参院選沖縄選挙区は投票率が52・4%と全国最低となった。過去の全県選挙と比べても補選を除けば最低の記録だ。民主主義が機能不全に陥ってはいないか。
 最大の要因は、全国で唯一、政権政党が候補者を立てられなかったことだろう。政権へ審判を下す機会が失われれば、有権者の関心がそがれるのは必然だ。
 民主党は米軍普天間飛行場の県内移設を決めたが、それが正しいと思うのなら県民の審判を仰ぐべきだ。それを回避したのは政権政党としてあまりに無責任であり、投票率低下の責めはまず民主党が負うべきだ。
 他党や候補者自身にも責任はある。争点とすべきことが争点とならなかったからだ。第一には言うまでもなく普天間問題だ。主要な3候補がいずれも辺野古移設に反対し、争点がぼやけてしまった。
 消費税増税も関心が極めて高かったが、3候補とも増税反対で一致し、議論が深まらなかった。主要な争点で同じなら、有権者には選びようがなかったと言える。
 だが、子細に見れば違いはあったはずだ。例えば島尻安伊子氏の場合、党本部が「県内移設」、「増税」と二つの争点で本人と異なる政策を打ち出していた。それに反対なら、党中央をどのように動かすのか。
 山城博治候補も伊集唯行候補も、例えば辺野古移設を強引に進めようとする政府をどのように翻意させるのか、断念させるのか。
 いずれも具体策が見えにくかった。低投票率克服へ向け、候補者側にも争点をより浮き彫りにする努力が求められる。
 同時に、それはそのまま、われわれ報道機関にも求められることだ。重い課題と受け止めたい。
 投票率は全国平均も57・9%と前回を0・7ポイント下回った。1980年代まではおおむね60〜70%台だ。長期低落傾向は否めない。
 政権を交代させても、行政の無駄が削減された実感はない。それなのに、4年間は封印するはずの消費税増税を軽々に言い始める。外交を見ても官僚主導は相変わらずだ。これでは政治を信用せよと言っても無理な話だ。
 こうした政治不信が積み重なっての低投票率であろう。民主主義の機能を信頼できない社会とも言える。そんな社会にしてしまった責任を、各政党は正面から受け止めてほしい。
同じ型番とは思えない製品 [2010年07月15日(Thu)]
ツナミクラフトのさをり織りの人気商品「双子ポーチ」が入荷しました。
一つ一つが個性的です。
さをり織りは「差」を織ることとも言われていますが、さをり織りを製品にしても同じ型番とは思えない「差」(個性)があります。



これから少しずつですが、いろんなお店に置いていきます。
どれをおいてもらうのかは、お店の人に選んでもらっているので、それぞれのお店の個性も楽しめます。
いろんなお店を回ってみてくださいね。

ツナミクラフト http://tsunamicraft.asia
エコビレッジデザインエデュケーションのビデオ掲載 [2010年07月15日(Thu)]
未来TVに、エコビレッジ・デザイン・エデュケーションのプロモーションビデオの日本語版を掲載しました。
エコビレッジ・デザイン・エデュケーションは、持続可能な社会に向けての教育のひとつで、日本やタイなどのアジアの国でも開催されています。



今回、未来TVが日本語化の編集に関わりました。
「法的にちゃんとやってください」の解釈 [2010年07月15日(Thu)]
紛争って、言葉の解釈から起こることが多い。
同じ言葉でも立場が違えばとらえ方が違ってくる。そのために無意味と思える訴訟が起きているようです。
監督官庁の役人に「法的にちゃんとやってください」と言われたもんだから、本当は法に則って手続きを済ませばいいのに、法的に訴えちゃったという事が起きたのだそうです。
共同体としての生活の中では、自分たちで決まりをつくり実践していくことになるわけですが。昭和33年には自活できるようになって以来エコビレッジ的な生活を続けていて、いきなり監督官庁に「法的なこと」と言われ、びびってしまって過剰反応してしまったんでしょうね。
小さなコミュニティでは客観的に判断できずに突っ走ってしまう傾向があり、しかも高齢化していることも思い込みから脱することが難い。しかも生真面目。今回の訴訟に至った、不運な要因ってところでしょうか。
また、訴える前に一言相談してほしかったと職員の方は言ってますが、それは難しいことだと思います。一度、思い込んでしまったら、そういう発想わかないと思います。
役所というか、お店なんかもそうですが、職員たちにとっては日常のことなのですが、利用者にとっては非日常で、一生に一回しか縁のないことも多々あるわけです。だからこそ、話せないこと、相談できないことがある。
しかも監督官庁ということでは、下手な話をすると困ったことになるのではというようなことで相談に行くのに抵抗感を感じるのが人情だと思います。
この記事ではわかりませんが、職員の方が、ちゃんとコミュニケーションを取れるようにしていたのかが気になるところです。

さて、昔、勤めていた会社で「情報発信者が責任を持ちなさい」という社内キャンペーンがあったのですが。これは、指示をきちんと伝える事で、トラブルを減らすことに使われていたのですが。
この数年、実は、もっと奥が深いのではと思うようになってきました。
だから、指示をきちんと伝えるだけでなく、指示以前に言葉の定義が共有されているのか、その言葉が相手にとってどのように受け止められるのか、などを考慮していくことが、情報発信者の責任の一つなのかと思うようになりました。

情報の発信の仕方で、無益な紛争は減らせると思います。


<新しき村>寄付金3500万円返還めぐり無用の訴訟
(毎日新聞 - 07月14日 02:53)

武者小路実篤の「この道より我を生かす道なしこの道を歩く」の言葉が記された門柱がある「新しき村」の入り口=埼玉県毛呂山町で2010年7月9日、大谷津統一撮影
 作家の武者小路実篤が創設した生活共同体「新しき村」(埼玉県毛呂山町)で、住民の親睦(しんぼく)団体「新しき村村友会」が、村を運営する財団法人「新しき村」に寄付した約3534万円の返還を求め、さいたま地裁川越支部に提訴したことが分かった。寄付金の使い道に注文を付けた県教育委員会が「法的にちゃんとやってください」などと舌足らずな“指導”をしたため。財団が返還を議決すれば済んだのだが、返してほしい会と返すつもりの財団の間で無用の訴訟を招いた形だ。

 5月22日付の訴状などによると寄付金は、村友会(寺島洋会長、65年設立)の住民が毎月4000〜1万円を積み立てたお金で、経理担当者が亡くなったことから06〜07年に財団(石川清明理事長)へ寄付。高齢者の生活費や子どもの進学費用などに充てていた。しかし08年10月、財団を所管する県教委から「公益目的の事業だけに使用しなければならない」と指導を受けた。

 元・現村民や支援者らがメンバーの財団は09年11月、寄付金の返還方法を県教委に相談。「法的にちゃんとやってください」などと説明され、それを伝え聞いた会は提訴した。県教委の担当者は「財団が評議会で議決を得れば返還は可能という意味だった。提訴前にもう一度相談してほしかった」と釈明する。

 寺島会長は提訴について「気持ちよくはないが、県も仕事がいっぱいあって大変だったんだと思う。双方納得してお金を戻したい」。元村民でもある石川理事長は「自分たちの蓄えを使えなくなるとは」と県教委の指導に戸惑ったといい、訴訟について「会とのしこりはない。県を責めるつもりもない」と話す。【大谷津統一】

 ◇新しき村◇

 白樺派の作家・武者小路実篤(1885〜1976)が「人間らしく生きる」との理想を実現しようと1918(大正7)年に宮崎県木城町に設立。ダム工事のため住民の大半は39(昭和14)年、毛呂山町へ移った。住民は一緒に農作業や食事の準備をし、余暇は自由に過ごす。最盛期の約4分の1の17人が今も共同生活している。
ある意味これでいいのかも 「日本で看護師」断念の帰国続々 [2010年07月10日(Sat)]
人材不足を外国人労働者で補おうという行為は、暴力団やマフィアそして集票組織の利権となりやすいのですが。そうならないようにと、天下りの多い財団が一手に引き受けたといういきさつのある、いろんな面であまりいい評判を聞かないEPA(経済連携協定)に基づきインドネシアとフィリピンから来日した外国人看護師・介護福祉士候補者の受け入れですが。
定着しにくいのは仕方がないかも。
それより、インドネシアとフィリピンが、医療ツーリズムというこで、日本から患者や利用者を受け入れるのであれば、漢字の問題のハードルが低く、日本から外貨を獲得できるし、老後にかかるお金を減らすことが出来るし、医療費負担、介護費用負担を減らすことが出来るように思う。
だから、研修を受けた人は、日本で過ごした経験を生かし、自国で日本人も相手にするのがいいかも。人材流出も防げるしね。

そして、日本は、日本で、なぜ、人材が不足するのかに、きっちりと立ち向かう必要がある。
それが解決しない限り、アジアからの看護師や介護士の受け入れもできないように思う。

それと、せっかくだから、アジアからの人材が来ているうちに、外国人への対応や、医療や介護など福祉の世界のコミュニケーションのあり方も見直してみるのもいいかも。

以前、新宿区に住んでいたのだけど、新宿区に外国籍の人がたくさん住む理由のひとつに、国立国際医療センターがあるのではと感じました。
たまたま、行く機会があったのですが、他の大きな病院に比べて、ほんとたくさんの国の外国人の方が大勢いらっしゃいました。そのことによって、妙に安心感を覚えたんですよね。

そして、保育園ですが、もうインターナショナルで、いろんな境遇の家族、自営業者や小規模事業者の子どもも多く、楽しかったです。
なぜ、楽しかったというと、それは職員の方のコミュニケーションに対する努力があったと感じています。言葉の壁があるがために、それを埋めようとコミュニケーションする努力の結果、どことなく連帯感が生まれているんですよね。
医療にしろ福祉にしろ、個別対応やイレギュラーの多い仕事なのですが、その反動かわかりませんが、定型化、形式化してしまう傾向が見受けられます。合理的ともいえるのですが、施設ごとに独自の流儀があって、それに従わないといけないし、従っていてもわけわかんなくて不安になることがあります。その不安の原因は、コミュニケーション不足というか、コミュニケーション不全があると感じています。日本人だからわかっているものとしての、ある種の手抜きが、初めてサービスを利用する人に不安感を与える。
その問題を解決する一つの方法は、言葉か通じにくく、生まれ育った文化の違う人たちと接し、聞き出したり、伝えたりするコミュニケーションをしていかないと、どこのステップを飛ばしたから伝わらなかった、不安感や不信感を覚えたのかがわからないと思う。
一見、手間がかかるだろうけど、なにげないことから利用者がクレーマー化することを防ぎ、本来の業務以外の余分なエネルギーを減らすことができるように思います。
そして、それが最終的に人材流出の歯止めになるかと思います。

とにかく、2年間実施した結果を踏まえて、日本とアジアの医療と福祉が改善できることを願います。
そして、外国人労働者の弱みを使って、暴力団、マフィア、集票組織、天下りの温床の財団が過度に私腹を肥やさないことを祈ります。


「日本で看護師」断念の帰国続々…漢字など壁
(読売新聞 - 07月09日 03:04)

 EPA(経済連携協定)に基づきインドネシアとフィリピンから来日した外国人看護師・介護福祉士候補者の中途帰国が相次ぎ、受け入れが始まった2008年以降、計33人(今年7月1日現在)に上っていることがわかった。

 日本の国家試験突破の難しさなどから、将来の展望が見いだせずに就労をあきらめた人が少なくないと見られる。

 候補者は、これまで998人が来日。国内の施設で働きながら勉強し、3〜4年の在留期間に国家試験に合格すれば本格的に日本で就労でき、そうでなければ帰国するのが条件だ。しかし、漢字や難解な専門用語が試験突破の壁になり、合格者は昨年がゼロで、今年は看護師3人のみ。

 あっせん機関の国際厚生事業団によると、中途帰国したのは、今年度来日したばかりの118人を除く880人中、インドネシア15人(うち看護師12人)とフィリピン18人(同11人)の計33人。特に、合格率1・2%だった国家試験の合格発表後に当たる今年4月以降に中途帰国した看護師が計11人に上っていた。

 こうした問題を受け、厚生労働省は今月、看護師国家試験に使われる難解な専門用語について、平易な言葉への言い換えなど、何らかの見直し方法を有識者検討会で集中的に審議。来月初めにも提言にまとめ、来年行われる次回の国家試験に反映させる方針だ。

 また、政府は6月に閣議決定した「新成長戦略」で、2011年度中に実施すべき事項として「看護師・介護福祉士試験の在り方の見直し(コミュニケーション能力、母国語・英語での試験実施等の検討を含む)」と明記、外国語による国家試験実施の可能性に言及している。

 ◆看護師国家試験=看護師の免許を取得するための国家試験。保健師助産師看護師法に基づき、国が年1回実施している。日本の大学看護学科や看護学校を卒業するなどした人のほか、EPAに基づく看護師候補者も、日本語などの研修を受けたうえで病院などで就労し、同等の知識、技能があると認められれば受験資格が得られる。
夏フェスでツナミクラフト [2010年07月08日(Thu)]
夏フェスの季節が目前です。
今年も夏フェスでツナミクラフトが買えます。

ap bank fes '10 in Tsumagoi
7月17日18日19日 ぐらするーつブース

FUJI ROCK FESTIVAL '10|フジロックフェスティバル '10
7月30日31日 8月1日 ぐらするーつブース Avalon Spairalブース

ちなみに、Gypsy Avalon Stageの7月30日一発目に、ツナミクラフトの強力な支援者の一人の三上さんのバンド「Wulang」が初登場(自身は3度目)。
ヒカシューなんて見てる場合じゃないぞ。

また、京都のイベントで一緒したタイと関係の深い豊田勇造さんが、同じ日の苗場食堂に登場。
チャーもかっこいいけど、こちらもね。



悲惨なことへの笑いと報道 [2010年07月07日(Wed)]
ここ数年バラエティ番組を見なくなった。
その理由は、笑えないからです。

笑えない理由を書いたコラムがあったので紹介します。

小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明
テレビ番組もリツイートされ炎上すると覚えておくべし


その中に下記のようなことが書かれている。

 誰かを「笑いもの」にすることで生じる笑い。生身の人間があわてていたり、おびえていたり、悲鳴をあげている様子を観察して、それを笑いに転化する手続きを「芸」と呼ぶことでまわっているちっぽけな世界。
 不愉快な話だ。
 誰かをひどい目に遭わせること。おびえさせること。あわてさせ、悲鳴をあげさせ、挙動不審に陥らせること――こういう状況を招来する力を、彼らは「笑いの能力」であるというふうに認定している。
 こういう状況を実現する力を、彼らは笑いの能力と認定している。
 つまり、暴力の周辺に生じる奇妙な人間の姿を彼らは笑っているわけだ。


このようなことは、笑いに転化していなとはいえ、ワイドショー化した報道の世界や、映画などのエンターテイメントの世界にも当てはまるように思います。

5年前に撮影した、津波被災地の風評被害を捉えた「STILL ALIVE」の中で、津波被災者が「悲惨な人間を笑うというのは、いじくるというのは、今の日本のメディアにありますよね。」と語っています。

映画の場合、フィクションであり演出であり、契約により演じるから、許されるところもあるかと思いますが。
現実に起きた事に関しては、回復というか、そういう事はあまりなされません。
通訳としてメディアと同行した白石昇氏の「津波―アンダマンの涙」には、読者の期待に応えようと、より悲惨な出来事を求めていくうちに、人々の関心が薄れ記事になりにくくなり、苦悩していく大規模災害の報道の現場の様子が書かれています。

人間が持っている欲望の一つなのかもしれませんが、その欲望をかなえつつも、どのようにしてバランスを取っていくのかが、放送や掲載する立場の仕事だと思います。

さきほどの「STILL ALIVE」のインタビューのつづきで「いじくるなら、いじくるんでいいじゃないですか。それだったら、ちゃんとケツ持ってください。」と話しています。

小田嶋さんのコラムの中で、
 一番不思議なのは、この話をオンエア可能とした放送局の人間の判断だ。
 こんなものがOKだと、本当にテレビの中の人はそう考えたのだろうか?
 だって、時効ではあっても、粗暴なふるまいであることに違いはない。それを武勇伝みたいに話して、おまけにそのムゴい話で笑いを取ろうとしている。こんなものをゴールデンで流して無事で済むと、彼らは本当にそう思っていたのだろうか。

と指摘しています。

伝える者にとって、なにがケツを持つことなのでしょうか。

笑いと報道とは違うと言う人が多いと思いますが。

小田嶋さんの解析する「バウバウ」についても、報道に当てはめても通じる面があるように思います。

6. 意味は、強要を超えて「同調圧力」に昇格している。「はい、私乗り遅れてませんから」という意味を込めて、人々は必死でバウリングを励行している。

7. ついでに申し上げるなら「バウバウ」は、空気に乗れていない人間をあぶり出す「踏み絵」の役割りを担うようにさえなっているかに見える。

8. ここにおいて、笑いは解放の契機であることをやめて、明らかな強制となってわれわれの上にのしかかってきている。なんという窮屈さ。


ネットのニュースも含めて報道が「同調圧力」や「空気に乗れていない人間をあぶり出す「踏み絵」の役割り」になっていて、「同調圧力」が放送局や系列を超えて蔓延し。「報道は解放の契機であることをやめて、明らかな強制となってわれわれの上にのしかかってきている。」ってな事になっているように思えてならない。

お笑いは、笑いごとで済むかもしれない(ここにチェックが甘くなる要素があるとも思いますが)、現実は笑いごとではないように思います。
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ファンタZERO [2010年07月06日(Tue)]
合成着色料不使用
ゼロカロリー
そして、無果汁

人類滅亡へのシナリオ?「核爆発で石油流出を止める」 [2010年07月06日(Tue)]
全く人間は恐ろしいと思う。

米原油流出食い止めに「核爆発利用を」、米ロ専門家が主張
(ロイター - 07月06日 13:05)

 7月2日、米メキシコ湾での原油流出事故について、米ロ専門家からは「核爆発を利用した対策の必要性を主張する声が出ている。写真は4日の現場海域(2010年 ロイター/Lyle W. Ratliff)
 [モスクワ/ワシントン 2日 ロイター] 米メキシコ湾での原油流出事故は発生から約2カ月半が経った現在も解決に至っていないが、ロシア元原子力相のビクトル・ミハイロフ氏は、流出を早期に食い止めるために、核爆発を利用すべきとの考えを示している。

 原子力省の戦略安定研究所所長を務めるミハイロフ氏は、核分野で長年の経験を持ち、ガスの流出を食い止めるためなどに核爆発を用いるという旧ソ連時代に実際に行われていたプログラムの終了に携わった人物。

 事故解決に核爆発を用いるというアイデアはこの数週間、ネット上で活発に意見が交わされているほか、新聞の論説でも取り上げられている。この考えについて、米政府は繰り返し否定しており、英BP幹部も検討対象でないと答えている。

 ミハイロフ氏によると、流出食い止めに必要とされるのは約10キロトン級の核爆発。同氏は、通常なら核利用には反対するとしながらも、メキシコ湾での水中爆発は被害が少なく、コストも1000万ドル(約8億8000万円)以下で済むと指摘。BPがこれまでに拠出した原油回収や補償の費用23億5000万ドルに比べても、「金額の面ではやる価値はある」と述べる。

 米国でも、1960─70年代に核エネルギーの平和利用を唱えたミロ・ノーダイク氏やブッシュ政権でエネルギー政策の顧問を務めたマシュー・シモンズ氏が、核爆発の利用を選択肢の一つとするなど、賛同の声が出ている。

 一方、ビル・クリントン元大統領は先月29日、訪問先の南アフリカで「軍が海底油田を爆破して、岩やがれきで流出をふさぎ込まなければ、BPの技術専門家に頼り続けることになるだろう」とコメント。

 クリントン氏がその意見を参考にするコロンビア大学の核政策研究者であるクリストファー・ブラウンフィールド氏は、元米原子力潜水艦の乗組員で、核以外の爆発を利用すべきだと主張。同氏によると、通常爆発の利用の場合、流出を完全に食い止められないかもしれないが、大きく減少はさせられるという。



核爆発の平和利用といえば、タイでも、日本の民間企業が水爆を使って運河を掘ろうと計画し、日本の国会で問題になって中止したということがあります。
原爆投下から20年少ししかたっていない被爆国で民間企業がこんなことを考えるなんて・・・・

衆議院の議事録より
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/072/0380/07202060380013c.html


参議院の議事録より
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/058/1290/05804181290012a.html
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/058/1290/05805161290017a.html
札幌から布が戻ってきました [2010年07月05日(Mon)]
札幌からフェアトレードフェスタinさっぽろのステージ装飾に使われていた布が今話題のJPエクスプレスで戻ってきました。



タイで作られたさをり織りがアイヌの民族衣装とマッチングしています。

以前、オーストラリアのアボリジニアートとマッチングしていたことがあったのですが。
それと似た感覚です。




流木やバルーンとも共演。
風評被害の意味合っているの? [2010年07月05日(Mon)]
骨髄バンクの運営団体が、風評被害を恐れて和解したとの報道がありました。
災害、事故、虚偽の報道や根拠のない噂話などによって、本来は直接関係の無い他の人達までが損害を受ける事。
セクハラ、パワハラの事実が認められているのに、風評被害と言うのは、財団にとってはそうかもしれませんが、多くの読む人にとって財団が用語の使い方を間違えていると捉えられます。
正直な気持ちなのかもしれませんが、不用意な言葉の使い方ですよね。

ま、見解の違いはそのままに、結局お金で解決したということなんでしょうね。


ちなみに http://www.jmdp.or.jp/ には、現時点では今回の件に関する記述は見当たりませんでした。 

パワハラ報告書で解雇、復職で和解
(読売新聞 - 07月05日 21:42)

 骨髄移植推進財団(東京)の常務理事によるパワハラなどを報告書にしたことを理由に解雇されたのは不当だとして、同財団の元総務部長・山崎裕一さん(59)が同財団を相手取り、地位の確認などを求めた訴訟の控訴審は5日、東京高裁で和解が成立した。

 同財団などによると、和解条項は山崎さんが同財団に復職し、解雇から復職までの未払い分賃金など約2700万円を支払う内容。

 山崎さんは2005年8月、当時の常務理事が職員にパワハラやセクハラをしたとの報告書をまとめ、理事長に提出。同財団は06年9月、「報告書は虚偽の部分があり、中傷だ」として山崎さんを諭旨解雇したが、1審・東京地裁判決は「パワハラやセクハラは事実で、解雇は権利の乱用」と認定し、解雇は無効とした。

 同財団は骨髄バンクを運営しているが、「寄付金が減るなどの風評被害が広がるのを避けるために和解した」としている。



参考までに、判決後のプレスリリースがあったので紹介します。

プレスリリース 平成21(2009)年6月12日発信
財団法人骨髄移植推進財団
理事長正岡徹
■本件に関するお問い合わせ:財団法人骨髄移植推進財団担当:平井・木村
(電話)代表:03-5280-8111 夜間:03-5280-0997
平素より骨髄バンク事業の推進にご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、平成19年5月に、懲戒処分を受けて解雇された元財団職員が地位保全と損害賠償を
求めて財団を提訴した裁判について、本日、東京地方裁判所において判決の言い渡しが
ありましたので、ご報告いたします。
本日の判決によれば、「原告が労働契約上の権利を有する地位にあることの確認請求及び
この地位があることを前提とする未払の賃金・賞与の支払を求める請求を認容する」として
おり、当財団の主張が認められておらず、きわめて残念な内容となっています。判決文をよ
く読んで、適切に対処してまいりたいと考えております。
当財団は、これからも血液難病に苦しむ患者さんの救命をその使命として、努力を続けて
まいる所存であります。
どうぞ今後ともよろしくご支援のほど、お願い申し上げます。
元職員が東京地裁に財団を提訴した訴訟の判決と今後の対応について


「適切に対処」とはなんでしょう。
裁判は「原告が労働契約上の権利を有する地位にあることの確認請求及びこの地位があることを前提とする未払の賃金・賞与の支払を求める請求を認容する」というところで争われたので、支払えば和解しやすくなるわけですが。それは、当事者間の問題でしかありません。

人の命を預かる機関が、セクハラ、パワハラという、これまた人生を狂わす事(場合によっては命にかかわること)をしたという、大きく信頼を失う行為をした問題に対して直視し、適切な信頼回復をし、国民にそのことを説明したのか、公開されているプレスリリースを見る限り見つけられませんでした。

裁判に対しては、適切な対処だとは思いますが、信頼を失った国民に対しては適切な対処をしていないように思います。


なんか食べ物が溢れている [2010年07月05日(Mon)]
フェアトレードフェスタinさっぽろ、アースガーデン夏と出店が続いていますが、いつの間にか家は旬の食べ物が溢れています。



同居人か掘ってきた近くの農園でとれた野菜、埼玉の無農薬・無肥料の野菜、うちの息子が保育園で採った野菜、千葉の規格外の野菜、売れ残りの野菜や果物などなど

物々交換やもらいものなどなど、いろんなルートで集まってきました。スーパーなどで正価で買ったものが少なかったりします。



二股の大根は、地方によっては珍重されているそうですが、スーパーには並ばないもの。



北海道のフェアトレードコーヒーたち
たくさんのところに流通していないけど、まじめにおいしく作っています。

地元の自家焙煎コーヒーとともに楽しんでいます。



庭では日よけがわりのキュウリも生長中。

写真を取り損ないましたが、おいしいパンも集まってきます。
バターは北海道の手作りバター。風味が強いので少しだけでもOK。
オリーブオイルはギリシャ・クレタ島のオーガニックとパレスチナのもの。手作りの塩ともにパンをつけて食べるのが地中海の海の男風の食べ方。

んなことで、スーパーに買いに行くものは、牛乳、ビールなどの飲み物が中心。
アースガーデンに出店ナウ [2010年07月03日(Sat)]
けやき並木のほうにいます。

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