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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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通勤するモーケン族? [2009年11月30日(Mon)]
今日は、バンコクにあるヨーロッパ向けの通信社の方と同行して、村を廻ることとなった。
津波から5年が経過しようとしているということで、世界のメディアが被災地の今はどうなったかに注目してきているようだ。

最初にパクトリアム村に行き、草木染めの取材となった。
草木染めの作業は、いままでの作業場ではなく、今は地域のコミュニティセンターの軒先で行っている。託児施設も併設されているので、こちらの方が働きやすいのでしょう。



実は、パクトリアム村のすぐ隣の村でも、さをり織りが行われていて。さをり織りを織っている方が、パクトリアム村に来ていました。
私の事を知っている限りの英語で「ミスターさをり」とか言ってました。
ちょっと照れ臭かったけど、なんとなく嬉しかった。

草木染めのあとは、モーケン族のボートを作っているところに移動となった。

どんなところで作っているのか、興味津津だったのですが。
行って唖然としました。



山の中に忽然と、現代的な住宅地が現れ、そこでモーケン族のボートが作られているという。
しかも、作家は、モーケン族の住処として有名なスリン島に船で通っているのだという。
もしかして、モーケン族の方が通勤しているの???
文化的な生活というのは、いろんな定義があるのですが。
ちょっと、複雑な気持ちになってしまった。

てなことで、作家さんがまだ戻って来そうもないので、近くの港に行ってみた。



見事なマングローブの中の漁港という感じ。
船の上では、仕掛け網の準備をしていた。
この地域では、この漁法が一般的で、どこの漁村に行っても仕掛け網が置かれている。
マングローブの地形にあっているんでしょうね。

港のわきには、たくさんのカニがいた。シオマネキの仲間なのでしょうか、ハサミを持ち上げて振り回しています。



作家さんがスリン島から戻ってきたので、作業の様子を撮影。
どうにか無事に取材終了。
神戸で津波被災地のこどもたちの絵が展示されています。 [2009年11月19日(Thu)]
11月17日から、神戸市役所のギャラリーで、ツナミクラフトの生産者でもある、津波孤児施設「バーンターンナムチャイ」のこどもたちの作品が展示されています。

この子供たちの作品は、3月に画材をもって、タイに行って描いてもらった作品です。
東京では、5月のアンダマンスマイル展で展示したものです。

諸事情があり、企画段階では関わったのですが、神戸展には最後まで関われなくて少し残念ですが。カタチになってうれしいです。

テレビなどでも報じていただき、多くの方に見ていただけそうです。



展示:神戸・タイの子どもたち、被災地に絵画の架け橋−−神戸市役所 /兵庫

 ◇思い出や風景など300点
 神戸とタイの子どもたちの絵画作品を展示する「みんな友だち ぼくの絵わたしの絵展」(主催・日タイこどもの絵展実行委員会)が、神戸市役所2階の市民ギャラリーで開かれている。日メコン交流年記念行事で、色鮮やかな300点が、阪神大震災とインド洋大津波の被災地を結んでいる。29日まで。

 NPO法人「国際教育情報交流協会」(東京都)が中心となり、04年12月の大津波で壊滅的な被害が出たタイ南部パンガー県の孤児施設やバンコクの日本人学校、現地小学校に呼びかけ、200点を集めた。日本側は、15年を迎える阪神大震災の被災地・神戸が選ばれ、小学校や絵画教室「アトリエ太陽の子」(神戸市東灘区)の子どもたちの作品100点が出品された。

 授業や夏休み中の作品で、動物や家族、心に残る思い出などを画面いっぱいに描いている。パンガー県の遺児は「私の住む世界」と題し、青い空や海、ヤシの木、真っ赤な太陽などを描いた。

 来日したチュラロンコン大教育学部のアンパイ・チラナサ副学部長(57)は「タイの子どもたちは敬けんな仏教徒で平和を尊ぶ。作品にもそういった特徴が出ているので、絵を通してタイのことを知ってほしい」。日本人学校に通う孫から作品展示を知らされ来場したという加東市の農業、藤原忠一さん(72)は「南国で元気にしている姿が目に浮かぶ」と目を細めていた。

 開場は午前9時半〜午後5時。入場無料。来年2月にはバンコクでも展覧会を開く予定。【重石岳史】

毎日新聞 〔神戸版〕


【イベント概要】

〜日タイこどもの絵の国際交流〜
『みんな友だち ぼくの絵わたしの絵展』

日メコン交流年記念2009認定事業・国際交流基金助成事業


 絵は誰でも理解可能な世界共通語です。世界の子どもたちが表現した絵を国際的に交流し、相互理解を深め、互いの”友だち作り”を実現し、国や文化や宗教の違いを超えた国際理解促進と平和な世界作りに貢献する事を願って『こどもの絵展』に取り組んでいます。昨年の 『日中こどもの絵展』に続き、今年は日メコン交流年にちなみ『日タイこどもの絵展』と『国際フォーラム』を開催します。

会期   2009年11月17日(火)〜11月29日(日) 9:30〜17:00
会場   神戸市役所市民ギャラリー(神戸市三宮駅下車)

入場無料

展示作品  300点

@日本 神戸市小学校児童   100点  バンコク日本人学校児童 50点         
Aタイ バンコク市小学校児童 100点  アンダマン地方児童  50点
   (アンダマン地方児童の絵は5年前のインドネシア・スマトラ沖地震津波被災で親を亡くしたこどもの絵です)

主催 日タイこどもの絵展実行委員会(主管 NPO法人国際教育情報交流協会)
後援 文部科学省、外務省、タイ王国大使館、神戸市教育委員会、NHK神戸放送局、神戸新聞社
助成金協力 国際交流基金、全日本社会貢献団体機構、兵庫県遊技業協同組合
協力 神戸市小学校教育研究会図工部会、アトリエ太陽の子、ぺんてる株式会社、(株)MCA
(株)紺文、(株)四季彩社、(株) ウィルネットソリューション、洲本観光グループ
NPO法人市民の芸術活動推進委員会

●この展覧会は2010年2月19日(日)〜28日(日)までタイ・バンコクのBangkok Art and Culture Center でも開催されます。

「あきかん」に出ます [2009年11月14日(Sat)]
今月の23日に、府中市のルミエール府中にてエコロジーシアター「月のダンス」を上演します。

他にもいろんなステージがあるのでお楽しみに。

草木染めが届きました [2009年11月12日(Thu)]
ずいぶんお待たせしていましたが。
パクトリアムの草木染めの新作が届きました。
染めは、いちだんとよくなっています。
ベビースリングは、順次、バックオーダー分から出荷いたします。
今回は、好評の布(サロン)も入荷しました。



カラフルなサロン
紫、ピンク、オレンジ、黄、緑、茶


このマウスパッドいいねぇ [2009年11月10日(Tue)]
大阪の大正区にある民族楽器店「アバロンスパイラル」で、すっごくいいマウスパッドを見つけちゃいました。



アボリジニアートのマウスパッドです。
光学式マウスに最適。

パッケージの裏には作家のプロフィールが載っています。



南半球の国の方を何となく身近に感じちゃいます。
次はSAORI? [2009年11月10日(Tue)]
さをり織りの国際交流イベントで、津波のプロジェクトの発表をしてきました。
このブログのタイトルの元ネタのTシャツを着てプレゼンに臨んだのですが。
特にヨーロッパ系の方に大ウケ。
写真撮影会に・・・

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

それは・・・ さをり織り!!
紅葉の金閣寺 [2009年11月09日(Mon)]
午前は、国際ワークショップに参加してきたのですが。
午後は、関西の名所案内ということで、大阪から京都に行ってきました。
(ちなみに、昨日の夜は大阪のミナミのディープゾーン、土曜は神戸にある焼き餃子発祥の店を紹介)

紅葉をちょっと期待していたのですが。
はっきりいって、ベストシーズンでした。





このあと、嵐山電車に乗り、イノダコーヒー、四条烏丸のコクーン、タイの古道具と民族ファッションの店「ゴールデントライアングル」に行くという。5時間で濃い京都を紹介してきました。

今度は、自分でゆっくり時間をかけて京都をはじめ関西に来てくださいね。
さをり織り40周年 [2009年11月08日(Sun)]
大阪の中之島中央公開堂で、さをり織りの40周年記念事業としてのイベントが開催されたので行ってきました。



大阪の中央公会堂は大正時代そのもののすごくクラシックな建物で、20年前ころはマンガ同人誌の即売会がよく行われたところです。
今では、耐震構造となり、地下の食堂もエアコンが完備されちゃいました。

席につくと、舞台上に一台のさをり織りの織り機が置かれていました。
開演の知らせとともに、さをり織り創始者の城みさをさんが介助されながら登場し、織り始めました。



カタン カタン と
さをりを織る音が、マイクを通して会場に広がります。

わたしも、音響の仕事をしているのですが。機織りの音を捉えるような苦心の跡を感じました。



そして、さをり織りをまとった人が出てきて、大地と繋がるように舞い。
まるで天使のように織り機のまわりに集まりました。

97歳になっても、織り続ける姿に感動しました。

さをり40周年のこのイベントは、このようなファッションライブのほか、寺脇研さんの講演や、シンポジウムなど盛りだくさんでした。

フィナーレは、飛び入り参加可能なファッションライブ。



スペインやギリシャから来たゲストの姿も見えます。
1,000人は最低来ていたと思われる会場は大盛り上がりです。

そんなことで、あっという間に3時間半のイベントが終わってしまいました。

とはいえ、このイベントはNHK大阪放送局、リーガロイヤルホテルなど、大阪市内の数か所の展示会場で同時開催。展示を見るだけで大阪めぐりもできてしまいます。

そして、いろんな方と出会ったり再会しました。
キルギスタンでもさをり織り [2009年11月07日(Sat)]
タイ南部のTsunami Craft Centreで約1年間働いていた福田さんが、キルギスタンから帰国したので、さをり織り40周年イベントに行くということで関西で再会しました。

集合場所はTSUNAMIクラフト展の最終日となるSAORI神戸です。



福田さんは、2005年に大学を卒業後、大学の先生の薦めで、長期ボランティアとしてタイ南部に派遣されました。最初は教育支援だったのですが、津波被災地で心のケアのために作られた作品を販売することで支援するTsunami Craft Centreに1年近く従事することになります。
私のさをり織りをはじめとする津波被災者の作品の販売は、福田さんが現地にいることではじめられたと言ってもいいです。

福田さんは、長期ボランティアではよくある話ですが、タイから帰国後、しばらく、就職できず。仙台の実家の近くでアルバイトで食いつないでいたのですが。青年海外協力隊に応募して、2年間キルギスタンに行き、つい最近帰国しました。

キルギスタンは、中央アジアにある、旧ソ連から独立した、遊牧民などが住む小さな国です。かつては、シルクロードの一部ではあったのですが、今は伝統文化も薄れてきているとか。また、ベルリンの壁が崩壊して20年経ちますが、強烈な社会主義体制の名残もあり、自由に何かすることができない人も多いとか。
そんなことで、JICAが村落開発をしています。

福田さんは、最初の1年は、リサーチが中心となったのですが、後半の1年はキルギスタンでさをり織りと製品化のプロジェクトを立ち上げました。

熱い南国のタイでさをり織りと出会い、冬はマイナス40度になる厳寒になるキルギスタンでさをり織りを指導するとは・・・・。


作品集


タイ南部のさをり織りと違って、とてもシックな感じです。
でも、原色系も好きなんだそうで、アースカラーをベースにビビットな色がアクセントというのが、キルギスタンのファッション感覚なのだそうな。

キルギスタンは、糸などは中国製の安い糸が出回っているのですが、現地独自のものとなるとフェルトになるのだそうです。

キルギスタンのさをり織りは、残念ながら日本には持ってこれていません。
荷物を運ぶのが大変なのと、インターネットはもちろん電話も通じない地域であること、オーダーかけるにしても英語が通じない(かわりにロシア語は可)、送金が困難など、問題山積。

とはいえ、いつの日か、キルギスのさをり製品やフェルト製品が日本でも手に入るようにしたいですね。
BBC World Challenge に投票願います [2009年11月06日(Fri)]
ツナミクラフトの「タレノーク村のてづくりせっけん」や「草木染めタイダイ」でパートナーを組んでいる「アンダマンディスカバリー」が、BBC World challenge の決勝まで勝ち進みました。

こちらで、投票していただければ、栄冠に輝くかも。

ここまで来ただけでも名誉なのですが、みなさんの力で勝ち進めてあげてください。

締め切りは11月13日です。



OLD SCHOOL THAI
THAILAND


Andaman Discoveries

The most genuine tourist experience possible in Thailand? Become a Thai villager for the week…

“I’ve been to Thailand many times and I’ve enjoyed their culture and their way of life and now it’s time I started giving back to them“ Jeannine Curd, Andaman Discoveries

The devastation of the December 2004 Tsunami killed nearly 300,000 people and caused $15 billion in damages. Over a million people were displaced from their homes. In Thailand, the tourist industry, which sees over 5 million visitors a year and over $7 billion come into the country is was badly affected. Andaman Discoveries has been working with local villages to bring tourists in to help with restoration. Some even take the option to do a ‘home stay’, living and eating with local families, to help with the reconstruction. It’s a new approach to tourism which places most emphasis on channelling goodwill and resources to protecting the local cultures, which so far have been unscathed by mass, package-holiday tourism.


http://www.theworldchallenge.co.uk/2009-finalists-project07.php

追伸 アンダマンディスカバリーと連動したツアーの第二弾も計画中。少しお待ちください。
毎日新聞淡路版に載ってました [2009年11月05日(Thu)]
ただいま神戸でTSUNAMIクラフト展が開催されていますが。
毎日新聞さんが31日に載るときいていたのですが、神戸市内で発見されず。記事はできたのになんらかの事情で掲載されなかったのかと思っていたら。なんと、神戸の対岸、淡路島の毎日新聞に掲載されていました。
15年前の阪神淡路大震災では、淡路が震源地なのですが。そちらに伝わったのはうれしいです。

毎日新聞さんありがとう。



TSUNAMIクラフト展:タイ被災者が150点 さをり織りなど−−神戸 /兵庫

 ◇自立支援作品
 インド洋大津波(04年12月)から5年となるのを前に、神戸市中央区のハウジングデザインセンター5階のギャラリー・SAORI神戸で、タイの被災者が作ったさをり織りなどを展示する「TSUNAMIクラフト展」が開かれている。11月7日まで。

 インド洋大津波では地震(スマトラ沖地震)と合わせて22万人以上が犠牲になった。避難所で暮らす被災者の心のケアと経済的支援のために、クラフト展を主催するNPO法人「さをりひろば」(大阪市)などが支援を続け、タイにさをり織りが広まった。

 今回は、タイ南部・インド洋沿いの5村で暮らす子どもや夫を亡くした女性らの作品約150点を展示。阪神大震災(95年)復興のシンボル「はるかのひまわり」をモチーフにした人形や、財布などの小物のほか、現地の写真約200枚も飾られている。企画した映像作家の東山高志さん(43)は「復興にはもの作りを通じた経済的自立支援など、中長期的な視点が大切。タイの復興ぶりを伝えたい」と話した。

 入場無料。午前10時〜午後6時(水曜・祝日休み)。問い合わせはSAORI神戸(078・360・5881)。【金森崇之】

〔淡路版〕
朝日新聞に神戸展が掲載されました [2009年11月05日(Thu)]
朝日新聞に、TSUNAMIクラフト展の神戸展の記事が掲載されました。



たくさんのメディアに掲載されたこともありたくさんのお客さんが来てくれました。
阪神淡路大震災の震源地である淡路島からも、わざわざ海を渡って何人もの方が見に来てくれました。

神奈川新聞に藤本ゼミのさをり織り販売の記事掲載 [2009年11月01日(Sun)]
神奈川新聞に毎年津波のさをり織りを販売している藤本ゼミのさをり織り販売の記事が掲載されました。

真剣です学園祭!国際支援アピールや死刑事件題材にした裁判劇/神奈川
2009年11月1日 神奈川新聞

 県内各地の大学で学園祭シーズンを迎え、学生たちが日ごろの勉学やサークル活動の成果を趣向を凝らして披露している。小田原では関東学院大生が31日、裁判員裁判劇を行った。横浜では神奈川大生が国際支援への取り組みを模擬店でアピールした。

 関東学院大学小田原キャンパス(小田原市荻窪)で法学部学生らが行った裁判員裁判劇で取り上げたのは、終戦後間もなく起きた強盗殺人事件で、戦後初の死刑判決が下された「福岡事件」。冤罪(えんざい)の可能性も指摘される同事件を広く知ってもらうのが目的だ。

 事件は1947年5月に発生。博多駅近くで中国人雑貨商と日本人衣類商が射殺され、主犯格とされ75年に死刑が執行された西武雄・元死刑囚=当時(60)=、2人を射殺した石井健治郎・元受刑者=死刑から無期懲役に減刑後、仮釈放。昨年11月に91歳で死去=らが逮捕された。石井元受刑者らによる6回にわたる再審請求はいずれも棄却され、現在は弁護団が最高裁に特別抗告している。

 劇は「もし、47年時点で裁判員制度があったら?」と想定し、宮本弘典教授が指導する宮本ゼミが主宰した。裁判官や検察官、弁護人、4人の被告は学生が務め、6人の裁判員は観客らから選ばれた。

 48年に死刑判決を下した福岡地裁の法廷を再現するのではなく、判決確定後に判明したことや実際の裁判では取り上げられなかったことなどを加味して構成。検察側の被告人質問では被告が捜査段階の証言を翻すなど、法廷は“荒れ模様”に。検察側は死刑を含め全員に有罪を求刑し、弁護側は「強盗殺人は捏造(ねつぞう)」と無罪を主張した。

 裁判員と裁判官3人による評議では6人が無罪、3人が有罪とし、判決では被告全員が無罪となった。

 神奈川大横浜キャンパス(横浜市神奈川区六角橋)で31日から始まった学園祭「神大フェスタ」では国際支援に取り組む学生が模擬店を出店している。

 法学部の藤本ゼミナールの学生は、2004年のスマトラ島沖地震での津波で被災したタイの人々が織った「さをり織り」の小銭入れや手提げバッグなどを販売。収益は途上国の子どもの筆記具や玩具の購入に充てるという。

 また、途上国の製品に適正な対価を支払うことで、生産者の生活を改善する貿易「フェアトレード」について学ぶサークル「One★Tone(ワントーン)」は、同トレードで仕入れたインド製の小物入れやネパール産のコーヒーなどを販売。メンバーの一人は「この機会にフェアトレードについて知ってほしい」と呼び掛けている。

 同フェスタは1日も午前10時から午後5時まで行われる。
神大フェスにいってきました [2009年11月01日(Sun)]
今年も、神奈川大学の藤本ゼミナールさんが、ツナミクラフトのさをり織りを販売してくれるというので、神戸から新幹線で横浜に移動。

そうそう、神戸では「神大」と書いて「しんだい」と呼び、神戸大学のことを指すのですが。横浜では「じんだい」と呼び神奈川大学のことを指す。



銀杏も少し紅葉し、いかにも、大学祭らしい雰囲気。


神奈川大学の校門の前につき、藤本ゼミナールの展示はどこかと探そうとしていたら。いきなり、藤本ゼミナールの、ゼミ生が案内看板を持って案内してくれた。

藤本ゼミナールは、写真展などの展示、グッズなどを売るフリマ、沖縄そばの3つの出し物を出しているので、まず写真展に行った。

ゼミ生がインドネシアなどを訪ねた時の写真が並ぶ。

藤本ゼミナールは「平和のための国際法」を学んでいる。その一環として、日本国内外の地球上で起きているさまざまなところに、実際に行ってみるということを行っている。

ツナミクラフトのさをり織りはを、藤本ゼミナールが扱ってくれるようになったのは、津波から2年目のころに、藤本ゼミナールの学生が、さをり織りを訪ねたことがきっかけでした。
それから、3年連続でツナミクラフトのさをり織りを販売しています。



長崎と広島と沖縄のパネル展示


個人的には、長崎のことをちゃんと伝えようとしているのが、気に入りました。
最近は、オリンピックに立候補したいということで話題になっている、広島と長崎ですが。
(どこぞのご執心な知事が「自分とこもいれてくれ」と言ってますが。情けないです)
どうしても、一番最初で、死者数が大きかった広島のほうが、話題にのぼりがちです。
しかし、実際の原爆の破壊力は、長崎の方が大きかったそうで。ビジュアルとして象徴できるものが無く。原爆で破壊された鳥居も、交通事故で倒壊したあと、再建されていないなど、長崎は地味な扱いとなっています。

たとえ、最初でも、最大でもなくても、同じ被害に遭ったことには変わりないのにもかかわらず、取り上げられ方が違ってくる。
紙面や展示スペースが限られている場合。どうしても、最初だとか、最大のところのみしか扱わない場合が多い。

先日、横浜開国博Y150で一週間展示したとき、横浜在住の韓国の方の御親戚が、インド洋大津波のとき、タイのプーケットで韓国人で一番最初に身元確認されたとのことで、大々的に報道され、戸惑ったそうです。
これって、たまたま最初に身元が確認できたから、そうなっただけで。次々と遺体の確認が進んでいるときは、最初ほど大きく報じられない。でも、犠牲者は、犠牲者で、なにも変わりはないのです。

だからこそ、限られたスペースにもかかわらず。最初たとか、最大ではないところをレポートしてくれていることに意味を感じた。


さてさて、展示以外のブースにもいってみました。

もう、大学生パワー炸裂です。

タイには「サヌックの精神」という、楽しくなんでもやっていこうという信条があるのですが。
まさに、それと同じことをやっているという感じでした。



沖縄そばが人気で、すっごい売れてました。
もちろん、ツナミクラフトのさをり織りも、女の子に人気。

今回は、新聞社の取材もあって、みんなはりきっていました。

楽しい。楽しい。学園祭でした。

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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」