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夕張の写真[2007年12月18日(火)]
一部の方に私の写真が好評なので。
夕張で撮影した写真をスライドショーにしてみました。

すべての人々に関わるもの[2007年12月18日(火)]
夕張に滞在する時間もあとわずかになった。
最後に、月形での夜勤を終え夕張に帰ってきた石田さんと会った。
清水沢の駅前のひなびたラーメン屋で私たちの昼食が終わる頃に石田さんがやってきた。
その足で「きのこの森」の予定地を案内してもらった。

6月に訪れた時は、一面は緑に覆われ。ルビナスがうす紫色の花を咲かせていた。
それから半年たち、今度は真っ白な世界になっていた。



そこで、今行おうとしていることについて聞いた。



夢の実現の方法はいくらでもある。
しかし、ただ一つ言えることは、アクションに移さないとまず夢は実現しない。



今回も短い時間だったが、夕張を巡ってみて気がついたことは。
ありきたりな結論だが。
夕張の問題は、日本全体が持っている問題と根本の部分はあまり変わらないということ。

それと、取材の途中に聞いた「福祉はすべての人々に関わるもの」ということは、私だけでなく福祉関係者でさえも含めて、多くの人が気が付いていないということ。
高齢者が増えれば高齢者の問題。貧困層が増えれば貧困の問題。という感じで、個別に考えがちだけど。
死ぬまで経験しないかもわからないけど、年月がたてば高齢者になるし、何かのきっかけで貧困にも障害者にもなる。
それなのに、自分はそうである、そうでないなどと、分けて考えるから、話がややこしくなってしまっている面があるのではないかという気がします。
これは、福祉を担当する仕事をしている人でさえ、無意識に差別化していることがあるから根が深い。

あと一つは。
人として生きる力の伝承のシステムを作る必要性がある。
いままで、良かれとして行っていたことが、実は人として生きていく力を損なうことがけっこうたくさんある。
だからこそ、人として生きる力の創造と伝承の必要性とを感じました。


冬の炭住街を訪ねる[2007年12月18日(火)]
高齢化率が特に高いといわれる炭住街を訪ねた。
この街は、炭坑を中心に出来上がった住宅地で。炭坑の入口の近くに公共施設が集中している。


炭坑の跡


参考 六月の同じ場所の様子はこちら

ここに立ち並ぶ住宅にはお風呂が設置されてなく。住民は集会所に隣接する公共浴場を利用している。


入浴施設


今回、来てみて気がついたのは、想像していたより人通りが多い。
天気が良かったということもあるのだが、夕張の他の地域より人通りが多いんです。



確かに高齢化率も著しいし、朝から酒をあおっていると思われる人もいます。
ベニヤ板で窓が閉められた住宅が多い。でもその割に人通りがあるんです。

しばらくは謎でした。

ですが、ヒントはバス停にありました。



たまたま、バスが来たので、シャッターチャンスと思って撮影したのですが。
バスの時刻表を見て、同行したライターの米田さんが「(千歳市の)実家よりバスの本数が多い。しかも札幌まで直通便も一日何本も走っている」と言ったのです。



高齢化、人口減少が進んでいるとはいえ、ここの住民は、公共の施設やインフラを利用しているから、出歩いている人が多いのです。
バスが比較的便利なので、自家用車を使わなくても生活ができ。バス停に行くために町を歩く。
お風呂が家にないから、入浴施設に行く。
そうすることで、街に人通りが発生するわけです。

別の言い方をすれば、炭住街ってのは、効率よく、コミュニティも考慮された住宅街として、作られていて、それが今も少なからず機能しているということなのかもしれません。

世の中便利になり。
交通手段やお風呂を個人で所有できるようになりました。
そのため、地方の公共交通機関が削減され、ごく普通の公共浴場がなくなった。
全国的に、この炭住街より不便なところは当たり前のようにある。
その結果どうなったのかというと、街や村に人が出歩かなくなり。街の活気を奪っていったのだ。
もしかすると、それが地域のパワーを奪い、地域の活性化のマイナス要因になっている可能性がある。

この街も、これからこのまま人口が減少していくと、バスや浴場の維持が難しくなり。いまの状況が保てなくなることが容易に予想できる。
しかし、この街を観察すると、公共サービスが街の活気を演出する機能を持っていることを再認識できたのが興味深かった。
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