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やっぱり美味しくなくちゃ[2007年11月20日(火)]
「土木の日」に見つけた商品です。

災害が起きた時の非常食ですが、あまりおいしくないというイメージがあります。
しかも、同じものが出てきたりして、食べる楽しみが減退する。
やはり、平和の基本は楽しく食べることと考えると、災害常備用の非常食もおいしくなければなれません。

そんな思いがあったのですが、そういうものが出てきているんですよね。


災害備蓄用パン


これは、北海道にある"あすなろ学園"などを運営している江差福祉会というところが製造してる商品で、とにかく美味しいのが特徴です。
味も3種類選べます。
説明してくれた方が、この缶詰を開けたらどうなると聞くので。
「パンだから、パンという音がするんちゃうの?」と答えたら。やはり正解でした。
長期保存のために真空にしているために、開封するときに「パン」という大きな音が出るのだそうです。

私の食べたのはオレンジピールの入ったものでしたが、出来立てのような、ふんわりとした美味しさで。長期保存をしたパサパサしたイメージとはまったく違ったものでした。
また、パンが2個入っているので、隣にいる人にわけてあげやすく、それが、人に分け与えることにより人にやさしくなれ、避難所の雰囲気を和やかにしやすくするという工夫があります。
とにかく、おいしいので、ついつい食べてしまいそうになると思うのですが、意外とおなかにたまります。



いくらおいしいものでも、ずっと同じでは飽きるので「バラエティセット」というものもあります。
買物の楽しみや、回転寿司なんかもそうですが、人の狩猟本能かもしれませんが「何にしようかな」という時が幸せを感じる一瞬です。こういう人の心理をついた発想って大切です。


また、これらの非常食などの防災用品の流通が面白い。
テレビ和歌山の子会社「テレわかプランニング」という会社が販売しているのです。
いくら津波の危険性が多い和歌山県でも、まだまだ防災意識が低く、地元のテレビ局としても防災意識を高めていくことに苦慮しているそうです。そういう発想から、テレビ局が防災グッズの販売をすれば、テレビを使って防災意識を高めることができるのではないかということで、防災グッズの取り扱いを検討したのはいいのですが。
地方の放送局が、直接販売をすると、法律に引っかかるという事がわかり、防災グッズを販売する会社を作ってしまったのだそうです。
映像や放送だけでなく、実際にものを見せること、手にしてもらうことで、広がることがあるというのは、ツナミクラフトと共通するものがあるのではと感じました。

ちなみに、立ち上げに中心となって動いた方は、報道出身の方で、報道の現場で災害と接し、災害に対しての強い意識があり、こういう事業も立ち上げられたという強い熱意を感じました。そして、その熱意に答えたテレビ和歌山の経営幹部の判断も素晴らしいと思いました。

あとはちゃんと事業として継続できるかですね。


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