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本州最南端に行く[2007年11月18日(日)]


本州最南端の町「串本町」にやってきました。


潮岬灯台


潮岬の沖は、毎日何百隻の大型船が通るというところです。その安全を守っているのが潮岬灯台です。
ここには、レーダーが隣接していて、こちらも様々な気象情報のもとになっています。

この町も津波の危険性をはらんでいます。昭和21年にはおよそ5メートルの津波が襲いました。
串本の市街地は、潮岬の台地と紀伊半島との間に出来た砂州(トンボロ)の上にあります。
スマトラ島沖地震の大津波の時、大きな被害のあった、タイのピピ・ドン島は串本と同様に砂州(トンボロ)の上に町があり、大きな被害がありました。
どのように危険かというと、津波が町の両側から襲ってくるため波が高く、しかも流れが複雑になるからです。

街中には、何か所も津波警報が出てから10分以内に退避できる建物「津波避難タワー」が建っており、その上に逃げることになっているのですが。津波がどのようにどのぐらいの大きさで来るのかによっては、その場所でも安全とは言い難いように思いました。
高さは5.7メートル、しかし、高すぎると10分では逃げられない。
ちなみに江戸時代の安政南海地震(1854年)には15メートルの津波が襲ったと推測されているだけに、そういう津波が来ないように祈るしかない。


町の経済は、大島でマグロの養殖に成功したぐらいで、全般としては沈滞しており。年収200万以下という低所得者も多く、年間8万円以上もする地震保険がかけられない。
また、地球温暖化のせいか、この季節でも水温が23度と高く、熱帯魚が増え、一方では食用に適している魚が減っており、それが沿岸漁業の漁獲高を下げている。
そんなことがあり多くの漁師は、今度津波が来たら、廃業するとこぼしているとのこと。

災害は基本的に弱い人の所に降りかかる。

だから、福祉と貧困対策って最大の防災なのかもしれません。



ちなみに、この時期、サンマの干物が旬だそうです。
北からサンマが降りてきて、脂が適当に落ちたところで、串本沖にきて、それを干物にするとおいしい。
11月から12月に串本に行く人は、サンマの干物はゲット必須です。
しかも、こんな値段でいいのって、いう値段です。
満足度◎です。
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