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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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アフリカの旅で得たもの [2006年02月27日(月)]
本日は、久々に、ハオロンが主催するIFC国際交流会というイベントのお手伝いをした。以前は、企画・運営の側だったが、今回は撮影記録の担当である。
私がIFCに初めて噛んだのは、関西でのIFCを開こうということで、関西出身で関西に地の利があるということで、主催者という立場で企画から実施まで行った。そのとき、私の実家にハオロンが泊まったのだが。そこに古くて大きな肩載せ式のビデオカメラがあったので、おどけて、カメラを構えて見せたら。ハオロンが、「無茶苦茶きまってますよ」なんて言ったのが、心に残っていて。それで、しばらく離れていた映像系の仕事に復帰した一因となった。その後、ハオロンは、あいのりに出て、ビデオカメラに撮られる身になり、私は、映像ディレクターといいつつも、自分で撮影までしていて、ビデオを撮る身になり。ドキュメンタリー作家のはしくれになった。今思えば、不思議な出来事である。
そんな思い出話は、さておき・・・・

さて、今回のIFCは、アフリカの旅から帰ってきた、"ヒデ"こと今澤氏の話がメインだったのだが、これが実に良かった。



ハオロンにしろ、今澤氏にしろ、「あいのり」という人気番組を通して、アフリカと出会うわけだが。アフリカで旅して、いろんな事を得て帰ってきたようだ。
そして、自分でなにかやるということを見つけて帰ってきたようだ。
それは、エイズであと一週間の命という子供との出会いと別れや、かわいそうだからと、お金を渡したら回りにいる子供たちにボコボコにタコ殴りにあってしまうという現状などなど、さまざまな経験がそうさせたようだ。
そして、今澤氏は、1年というテレビ番組の撮影終了後、再びアフリカをたずね。スワヒリ語を学び、現地の人とあらためて接しなおし、また、新たな道を見つけたようだ。
それが、現地でつくられた民芸品の販売だ。
スワヒリ語を学び、現地の人の生活に混じった時、彼らの手先の器用さに気がつき、これをどうにか伝えたいと思ったそうで、それが民芸品の販売に繋がるわけだが。最初は、彼らを日本に連れて来たかったそうで。そのことを、彼らに話したところ「あなたたち、外国人は、自由に世界中にいけるが。わたしたちは、国から低く見られているから、パスポートやビザが下りないので、海外に行けないんだ」と言われたそうだ。
いろんな国でもあることだが。少数民族や遊牧民族は、国が管理できないとかいろんな理由で、国外に出られないケースが多い。
海外に行ける事が幸せかどうかわからないが、一つの現実と出合った一瞬だったようだ。
そこで、日本に、彼らを紹介する意味も含め、民芸品を扱うことにしたのだそうだ。

私もタイ・カオラックの津波の復興住宅で作られる民芸品を扱っているが、いわゆる発展途上国は、低く見られがちだが、すばらしい文化と技術を持っている。一度、それに触れてしまうと、誰かに伝えたくて仕方がなくなる。だが、ここに住んでいる人は、お金や法律など様々な理由で、その場所を動けないし。そこで生きているからこそ、その文化をせめて民芸品を通して伝えたいと思ったからこそ、共感が持てた。

彼の扱う民芸品には、"ヒデ"がデザインに参加し、一つ一つ手作りされたコラボレーション作品も多い。

クオリティもかなり高いです。

こちらのサイトでも通販されているが、手作りなので、精度は高いとはいえ、一つ一つに個性があるので、できれば、実物を見て買ったほうが、愛着が倍増すると思います。

もちろん、通販で買っても、間違いない商品です。

ちなみに、屋号のJAMAAは、スワヒリ語で家族を意味しているそうです。


さて、スタッフルームで、スマトラ島の津波以後のタイの話をしたら、風評被害について、様々な証言が出てきた。
中国で、反日デモがあったのだが、そのときに現地にいた人がいて、現地にいると、反日デモがあったということさえ知らないで、周りの人とともに生活していたそうだ。
そして、イスラエルでも、自爆テロがあっても、普通の人は、ごく普通の生活をしているそうで。語弊のある表現にも聞こえるが、大きな交通事故感覚だったそうだ。
ごく一部を、映像で撮られ、それを、放送されることで、そこでは普通の生活が営まれているのに、あたかも、その国や地域全体が大変なことになっているとイメージが作られてしまうという事を体感したのだそうだ。
私の取材した、プーケットは、観光で食べている地域だからこそ、そういうイメージにより渡航者が減ってしまうと、その土地で普通に暮らしていく事が困難になってしまう。

プーケットの風評被害をテーマにしたドキュメンタリー
「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」


次回のIFCは、5月ぐらいじゃないかという話も出ているので、今回いけなかった人は、情報をチェックしてみてください。
IFC国際交流会のHP
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