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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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鯰絵に見る庶民の感情 [2008年11月26日(Wed)]
いま東京消防博物館にて「鯰絵」の展示が行われています。
「鯰絵」とは、江戸時代末期に襲った安政の大地震の直後に出回った鯰の絵が描かれた瓦版です。
当時は地震の原因が鯰で、鹿島大明神が要石で鯰を押さえつけて地震を押さえ込んでいたと考えられていました。

余談ですが、最近、千葉県北部付近の地下に大きなプレートがあるという報道がありましたが、鹿島神宮の位置からすると、鹿島大明神を祀ることで地震を押さえつけているというのは妙にリアルな感じがします。

さて、その鯰絵ですが、その内容は、地震で恩恵を受けた人の姿を描いたものが多いのです。
鹿島大明神が生け捕りにした地震鯰を、蒲焼き屋で蒲焼きにしてもらおうとしているところを、地震で恩恵を受けた、大工、鳶、左官そして、かわら版の絵師などが引き留めるというものや。大鯰に対して、地震で儲けた材木問屋、鳶、商人などが餅や小判をわたしながら、今後の希望を話していたりという風に。
地震で被害を受けた庶民が、地震に乗じて儲けている人たちへの気持ちを代弁するものであるとともに、政治批判や風刺という内容になっていました。
そんなことで、地震後2ヶ月で、幕府の処罰の対象となったそうです。

災害復旧は必要なことですし、そこで正当に報酬をもらうのは当然のことですが、誰かが不幸をきっかけに儲かっている事が透けて見える事が、被災者にとって愉快な話ではないことがあるということが、この「鯰絵」から見えてきます。

その庶民の感情が高まると、政治がうまくいかなくなるという判断が、鯰絵の禁止に繋がったのだと思います。

最近、兵庫県知事が、関東大震災はチャンスだというような発言をして問題になりましたが。
災害が商売のチャンスになる人がいて、しかも、政治と連動しやすい商売のひとだったりするわけで。被災者の感情を考えない発言だと言うよりも、本当のことだからこそ発言についてクレームをつけたのではないかという気がします。そこには、災害関連産業について、庶民にあまり勘づいて欲しくない政治の力がかかったのではという気がします。おかげで、政治家からのクレームが多かった。
それは、それで、政治的な混乱が起きたらデメリットもあるからわかるのですが、被災者の感情を考慮したふりをして、クレームをつけたような空気を感じたのが私にとっては不愉快でした。

それだけに、鯰絵に妙に共感がもてるのよね。



兵庫県知事チャンス発言、官房長官「残念だ」
 
河村建夫官房長官は12日午前の記者会見で、兵庫県の井戸敏三知事が11日に関東大震災は関西にとってチャンスだと発言したことについて「兵庫県は阪神大震災で大変苦労した痛みを十分ご存じのはずだ。全国が心配して協力したのに、その県の知事なので残念だ」と批判した。

 井戸知事は自らの発言について「(災害時に)第二首都機能を関西で引き受けるべきだとの思いだった」と釈明している。(11月12日 12:38 日本経済新聞)



この記事を読んで、全国が心配して協力したことは事実ですが、いつまでも恩着せがましく言われたくないと感じました。



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