【Alone in Fukushima】を観た。
[2018年01月17日(Wed)]
【ナオトひとりっきり】(2015 中村真夕 監督)を見ました。
http://aloneinfukushima.com/en/
原発事故で全町避難になった町に動物たちと残り、
たった1人で戦い続ける男・ ナオトの1年を追ったドキュメンタリー
福島県富岡町 ▩ 発電所から12qの避難指示解除準備区域
2011年の事故で町民は誰もいなくなってしまいました。
ダチョウ、牛、イノブタ、犬、猫、、
残された動物たちが餓死していくのを見ていられないナオトは
警戒区域のゲートを越えて、毎日何度も餌やりに牧場に通います。
⌒(ё)⌒
警戒区域には報道陣も立ち入り禁止なので、
ナオトが暮らしていることを伝えられなかったのですが、
海外メディアは取材でき、中村監督も海外メディアでナオトのことを
知り、撮り始めたのです。
ナオトさんは“反原発”を声高にいう人ではないし、畜産家でもない。
彼が町に動物と一緒にいること自体が、ひとつの“抵抗”なんだと思います。
動物と同じ目線に立って、動物とずっと話しているんですね。
同じ街の同じ目線の住人という感じがいいんです。
舞台挨拶での中村監督談。
誰もやらないことを命がけでやっているヒーローというより、
町を愛し、自然と動物たちを愛し、普通の生活を営んでいる。。ところに
好感が持てて、応援したくなるのです。
重いテーマのドキュメンタリーのなかで、
老人たちの方言には字幕が付いて、
ほっこりする話題もあり、希望も見えます。
富岡町の四季の移り変わりも見所のひとつ。
そして、エンディングのピアノと歌にやられます。
♪道行/寺尾紗穂
http://aloneinfukushima.com/en/
原発事故で全町避難になった町に動物たちと残り、
たった1人で戦い続ける男・ ナオトの1年を追ったドキュメンタリー
福島県富岡町 ▩ 発電所から12qの避難指示解除準備区域
2011年の事故で町民は誰もいなくなってしまいました。
ダチョウ、牛、イノブタ、犬、猫、、
残された動物たちが餓死していくのを見ていられないナオトは
警戒区域のゲートを越えて、毎日何度も餌やりに牧場に通います。
⌒(ё)⌒
警戒区域には報道陣も立ち入り禁止なので、
ナオトが暮らしていることを伝えられなかったのですが、
海外メディアは取材でき、中村監督も海外メディアでナオトのことを
知り、撮り始めたのです。
ナオトさんは“反原発”を声高にいう人ではないし、畜産家でもない。
彼が町に動物と一緒にいること自体が、ひとつの“抵抗”なんだと思います。
動物と同じ目線に立って、動物とずっと話しているんですね。
同じ街の同じ目線の住人という感じがいいんです。
舞台挨拶での中村監督談。
誰もやらないことを命がけでやっているヒーローというより、
町を愛し、自然と動物たちを愛し、普通の生活を営んでいる。。ところに
好感が持てて、応援したくなるのです。
重いテーマのドキュメンタリーのなかで、
老人たちの方言には字幕が付いて、
ほっこりする話題もあり、希望も見えます。
富岡町の四季の移り変わりも見所のひとつ。
そして、エンディングのピアノと歌にやられます。
♪道行/寺尾紗穂