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地引き網 @  [2010年10月18日(Mon)]
10月17日(日) アイキッズ第7回活動 地引き網 @

朝8時、工場に集合しました。今日は恒例の「アイキッズ地引き網inびわ湖」。今年で3回目になります。

やってきました北小松。ガスに煙った沖島が見えます。南湖に比べると北湖は広くて、同じ湖とは思えないくらい水もきれいに澄んでいます。



今日集まっていただいたのは105人(こども57人、大人48人)。
みんなで力を合わせて網を引き、魚をいっぱい捕りましょう。昨年は10種類の魚を捕りました。今日は何種類の魚が入るでしょうか。

ゲストの紹介です。
まず、魚博士のマエハラさん。普段は琵琶湖博物館で魚の研究をしておられます。
次に、コマツさん。ここ北小松の漁師さんです。地引き網を仕掛けていただきます。
東京から来ていただいた取材スタッフのみなさんも紹介しました。

タカさんが魚の安全なつかみ方を教えてくれました。ある時は、アイキッズのサポーター。またある時は、ボーイスカウト大津第4団の隊長です。



こちらは、ボーイスカウト大津第4団の精鋭メンバー。
隊長から「地引き網運営のサポートをすること」という指令を受けています。
団体行動は慣れたものです。こどもたちの動きをちゃんと統制しています。
サポーターのおっちゃんの言うことはあまりききませんが、このカッコいい中学生のお兄さんの指示には素直に従っているようです。



まだよちよち歩きのチビッコも来てくれました。魚を人差し指でちょんと突いてからおそるおそる手に取っています。生きた魚に触れるのは生まれて初めての経験でしょう。


地引き網 A  [2010年10月18日(Mon)]
10月17日(日) アイキッズ第7回活動 地引き網 A

実際に漁に使える本格的な網。その長さは400m。船は湖上で大きな円を描きながら水中に網を落としていきます。



その間、陸上では4グループに分かれて網を引く体制を整え、船が戻ってくるのを待ちます。



網を引くコツは慌てないこと。そして全員が同じ速さで引くことです。そうすれば網を湖底に接触させたまま引くことができます。
徐々に近づいてきました。あちらこちらで魚が網を飛び越えて逃げています。たくさん入っていそうな予感。このワクワク感が地引き網の醍醐味です。



地引き網 B [2010年10月18日(Mon)]
10月17日(日) アイキッズ第7回活動 地引き網 B

網の中で魚がバシャバシャ跳ねています。どうやら大漁のようです。
タモ網ですくってトロ箱に入れました。






魚11種、エビ1種が捕れました。

琵琶湖固有種(3種) ビワヒガイ、ゲンゴロウブナ、ニゴロブナ
在来種(7種) アユ、コイ、ハス、カマツカ、ギンブナ、ニゴイ、テナガエビ
外来種(2種) オオクチバス、ブルーギル

琵琶湖固有の魚は現在14種類いるとされています。この限られた場所で3種類も捕れるなんてラッキーでした。絶滅危惧種になっているゲンゴロウブナ、ニゴロブナ、ハスを確認することもできました。

見た感じざっと1000匹ちかく捕れたようです。数の上では、バス、ギルの外来魚2種がほとんどです。ざっと見た感じ9割がたこの外来2種のようです。

本日の大物は巨大なコイ。体長1m、体重12kgもありました。


地引き網 C [2010年10月18日(Mon)]
10月17日(日) アイキッズ第7回活動 地引き網 C

青空魚教室です。

網に入った魚について、魚博士のマエハラさんから面白いお話をたくさん教えてもらいました。「ギンブナはメスしかいないのに何故子供が生まれるのか」との質問が出ました。「理解するのが難しいかもしれないが・・」と断りながらも、2倍体、3倍体の解説をしてくれました。ここから派生して、メスとオスどちらが偉いかという話題に及びました。魚博士はいとも簡単に「メスのほうが偉い」と断言しました。男の子全員から「え〜っ!!」という声が上がりました。大人の男性陣からはひと言の反論も出ませんでした。きっと思い当たるふしが数々あるのでしょう。

とかなんとか言いながら、博士の話は小一時間続きましたが、こどもたちを飽きさせることがありませんでした。



続いて、魚博士の「魚のさばき方教室」です。
粗塩でブラックバスの臭みを取り、マイ包丁でササッと三枚におろしました。鮮やかな包丁さばきです。語り口調といい、包丁さばきといい、このおじさんタダモノではありません。



こちらではボーイスカウトもバスを切り刻んでいます。う〜ん、来年に期待しましょう。


続いて、アイキッズ食堂を開きました。捕ったら食べてみる。アイキッズの決まりごとです。こちら、アイキッズの定番、唐揚げです。カブスカウトのお母さんたちにも手伝っていただきました。
地引き網 D [2010年10月18日(Mon)]
10月17日(日) アイキッズ第7回活動 地引き網 D

魚博士がつくってくださったバスの刺身も試食してみました。ワサビ醤油で食べてみました。これが臭みがなくてコリコリと歯ごたえがあり、非常に美味しいということが分かりました。






2010年秋 北小松浜
来年もやりますので、遊びに来て下さい。みなさん、お疲れさまでした。

稲刈り @  [2010年10月17日(Sun)]
10月16日(土) アイキッズ第6回活動 稲刈り @

4月10日の「土入れ」、5月8日の「田植え」で始まったアイキッズ2年目の田んぼプロジェクト。
記録ずくめの猛暑や豪雨、害虫「イカメイガ」の大発生など、今年の米づくりは悪条件が重なりました。それでも稲はこのとおり元気に生長し、「いのちのつながり田んぼ」からあふれ出るような勢いです。

いよいよ今日は稲刈りをします。




米づくり名人のヒロハタさんのお話です。

今年の作柄は、「収穫量は平年並みであるが、等級(うまさ)は平年より劣る」ということだそうです。中干の期間を短縮したり、田んぼ周囲の草を敢えて刈らずに放置し草丈を高くすることで日陰をつくったりといった暑さ対策を工夫しました。でも、今年の暑さは度を越えていました。「そんな状況にしては、よく育った方ではないか」との見方です。



これは田んぼの外に捨て植えした稲です。田んぼの中の稲と見比べてみてください。大きな違いが分かります。田んぼにはちゃんと稲を育てる力があるんですね。



名人から刈り方を教えてもらいました。そういえばこの親方、じゃなかった名人、去年も同じようなことを話していたなあ。じわ〜っと思い出しました。
刃物を持っての作業は危険が伴います。用意した鎌は2本だけ、二人ずつ交代でゆっくり作業を進めます。



カマキリやコウロギなど、いろんな生きものがみつかりました。ヘビの皮も見つかりました。
稲刈り A  [2010年10月17日(Sun)]
10月16日(土) アイキッズ第6回活動 稲刈り A

刈り取った稲を稲架(はさ)に掛けます。一般的にこれを稲架掛け(はさかけ)と云います。水分が残っているとモミも稲藁も容易に腐ります。水分を乾燥させ長期保存に耐える状態にする重要な工程がこの稲架掛けです。二つの稲束を麻縄でくるくるっと巻き、一方の束をぐるっと回してから、掛けます。




ユ〜キちゃんとヒ〜ちゃん。落穂を拾ってモミ擦りをしています。



田んぼの土がカチンカチンになっています。このまま放置すると土壌が劣化します。土起こしをして来年に備えます。



鳥や小動物から稲を守るために張ってあったネットを片付けます。また、雑草を刈って田んぼの周囲をきれいにしました。

稲刈り B [2010年10月17日(Sun)]
10月16日(土) アイキッズ第6回活動 稲刈り B

名人から、まとめのお話です。

「稲はこれから1週間あまり干します。その後、脱穀、そして精米をしておにぎりをつくります。最初にお話したように、今年のお米は去年のものより少し味は落ちるかもしれません。でも自分たちで育てた大切なお米ですから感謝していただいてください。また味の違いを感じとることでお米作りの難しさを知る、それも一つの勉強です。来年も米づくりをするかしないか。それはみなさん自身が決めることです。自分自身がやってみよう、チャレンジしようと思わないかぎり、あまり意味がありません。みなさんがやりたいと思ったら、また来年もやりましょう。お疲れさまでした」



11月になったらおにぎりにして食べます。去年わずかに届かなかった目標「おにぎり60個」。はたして今年は何個握ることができるのでしょうか。
調子にのって大きく握らなければ「軽く60個はいくんとちゃうか」という声もあるにはありますが・・・・。

反省すべきことも少なからずあります。楽しく遊ぶことはいいのですが、他人任せにする傾向が見受けられました。自分自身のこととして自主性を持ってチャレンジする。名人の「来年やるかやらないかは自分で決めなさい」というお話はそのことを指して言っているのです。これはアイキッズの活動だけじゃなく、勉強であれ運動であれ、全てのことについて言えることですね。頑張りましょう。



キッズのみなさん、サポーターのみなさん。お疲れさまでした。
「田んぼ」もお疲れさまでした。
地引き網 in びわ湖  [2010年10月13日(Wed)]
一緒に地引き網をしませんか

10月17日(日) びわ湖北小松水泳場で開催します 参加無料です

お父さん、お母さん、兄弟、親戚、友だち、ポチ、ミケ、お揃いで、

お弁当を持ってびわ湖まで遊びに来て下さい。


          実施要領、参加要領はこのチラシ ↓