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NPO法人 奏海の杜
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にこファームの未来予想図 [2018年05月23日(Wed)]
にこま〜るでは栽培活動(農業活動)を行っています。
「にこファーム」と呼んでいます。同じ中田町の農家 菅原さんから畑を
お借りしています。植え付けや栽培方法の指導もしていただいています。
今年は、菅原さんからお借りした畑にジャガイモを植えました。品種は
キタアカリとタワラヨーデル。スナックエンドウも。事業所駐車スペース
の片隅には、かぼちゃ・しそ・ピーマン・ミニトマト・スナックエンドウ
などを植えています。水遣りをしたり、時々草取りしたりしています。
事業所内の畑はほんとに小さなスペースですが、菅原さんからお借りして
いる畑は、土が肥沃で本格的なものです。

菅原さんからお借りしている畑
うね.jpg



ジャガイモを植えました!(キタアカリ タワラヨーデル)
Sくん.jpg

oさん.jpg

kさん.jpg

先日、これから育てたい野菜について話し合いました。子供たちからは
枝豆やトマトなどたくさんの意見が出されました。
生き物や植物を育てる活動はとても大切な時間です。子供たちの心が
育つ活動だと思っています。そして、にこま〜るでは農業活動の未来に
ついても考えています。子供たちが育てた農産物を販売できるといいなあ
と思っています。農業活動が将来の仕事に繋がるといいなあと思っていま
す。単に野菜を育てるだけでなく、それが仕事になる。自立の一助になる。
それが私たちの「にこファーム未来予想図」です。 (西)

【かなみのブログは毎週木曜日更新!】
「共に生きる地域のかたち」イベントのお知らせ [2018年05月17日(Thu)]
180525地域で生きる.jpg

日程:2018年5月25日(金)
時間:14:00-16:00(17:00閉場)
会場:登米市中田生涯学習センター
(宮城県登米市中田町上沼舘43)
交流会 共に生きる地域を語ろう
※当日は、大阪の障害者の地域生活のお話を聞きながら、参加者みなで
あたりまえの暮らしについて話しましょう。

ゲスト:荒川 輝男さん
(社会福祉法人 そうそうの杜 理事長)
そうそうの杜は、障害の有無にかかわらず児童から高齢者の方まで、
住んでいる地域の中で生き生きとした生活を送れるような地域作りと地域に
根ざした事業を展開しています。
様々な人が集い憩える場所を区内各地域に作ることと、24時間365日の地域での
生活支援ができるようになることが夢であり、目指しています。

主催:NPO法人 奏海の杜(にこま〜る)
   自閉症児親の会 笑がおの会
後援:登米市 南三陸町 社会福祉協議会
  社会福祉法人 南三陸町社会福祉協議会
  一般社団法人 宮城県手をつなぐ育成会
  登米市手をつなぐ育成会

●参加申し込みは、みんなの広場 にこま〜る
(NPO法人 奏海の杜)へ
名前、人数と連絡先をお伝えください。
5/23(水)締め切り
電話:0220-44-4171(平日9:00-18:00)

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そんな、CMをしながらも最近のつれづれを^^;

omotenasi.jpg

久しぶりに登場!?我らが姫!
昨年からステキな仕事体験に出会い、姫が来る日=コーヒータイムがある!
…という、スタッフが喜ぶ活動の日もあります。

この日はお客様。打ち合わせの丁度良いタイミングで
「失礼します」とコーヒーを。
少し営業スマイルが足りないのは、ご愛嬌。
ツンデレスタイルかもしれないということで^^;
ほぼ毎月開催の「にこCafe」では姫が準備する「にこまるブレンド」の
日も。ミルで丁寧に時間をかけ、姫が挽いております。
お越しの際、タイミングが良ければ「にこまるブレンド」が出るかも?
お楽しみに!            (美)

【かなみのもりブログは毎週木曜日更新!】
「あそびとはなにか」 [2018年05月10日(Thu)]
昨日のにこCafeは「あそびの効用。子ども心を取り戻そう」がテーマ。
子どもの気持ちになって遊ぶことを通し、「遊び」の効用を考えてみました。
グループに分かれ「最近遊んだこと」、「その時の気持ちは...」を
皆でシェアしました。「満足感」「リフレッシュ」「現実逃避」「気分転換」...
大人は「遊び」ではなく「娯楽」のくくりが大半でした。(ささやかな遊びと思っていたのに...)

その後、新聞紙1人3枚で「あそんでみよう!」のお題が。
そう!子どもに戻りあそんでみる。ただ、ただあそぶ。
1人黙々と細〜い細工を始める人
ファッションショーをする人
隣の人と引っ張りっこを始める人etc...
にこカフェ.jpg

子どもにとって遊びとは
「あそび」=「いきること」
子どもはあそんでいるは考えていない。
だから遊べる。
ただ遊ぶ。
目的なし
楽しいからやっている。
これを実証したく、放課後にこま〜るさんに新聞紙を用意し、「新聞であそぼう〜」と
自由あそびをしてもらいました。
たかが新聞、されど新聞。
子どもたちは次から次へと遊びを展開していきました。

新聞読み.jpg
新聞の感触を楽しむ子...記事の内容がツボだったりして

新聞遊び2.jpg
くるくるまるめ剣を作る子
ドレスをデザインする子
戦いを挑む子→もちろん「人は叩かない」の約束は守れました^^

新聞遊び.jpg
フラダンスをする子

新聞遊び1.jpg
(散らかってるけど)もちろん後片付けもバッチリ☆

子どもたちはあそびの天才!!
あそんだ後の子どもたちのなんてキラキラした表情☆
大人の声、しっかり聞けてる!届いてる!!
あそびきるって本当に大事☆

みなさんも童心にかえり
全感覚を解放し、常識にとらわれず、自分基準で
夢中になって、満足するまで、あそんでみませんか。 (ふ)

【かなみのブログは毎週木曜日更新!!】
支援のTANE(1)〜障害観について [2018年05月03日(Thu)]
「障害」があるということをどのようにとらえるか,
ということは子どもたちの支援をするわたしたちにとってはとても大切で,
最も「共通理解」しておかなくてはならないことです。
社会は大きく変化し,その中で「福祉」という考え方も変化しています。

 従来の考え方では,
「障害」は変わらずあるもので,
「社会」や「機能不全」が,直接「社会的不利」(障害)につながる,という考えでした。
この考えにもとづくために,
「障害があるから外出できない」
「障害があるから遊べない」
「障害があるから〇〇できない」=「障害があるからかわいそう」
という考えに固定しやすい状態を生み出していました。

現在も残っているこの考えは,はっきり言って「古い」わけです。
現在はこちらの「ICF」という概念に切り替わっています。

つまり,「障害」という状況におちいるのは、
「環境」と「個人」との相互作用であるということになります。
この考えから,
現在はさまざまな形で「障害」である「障壁」をなくす「合理的配慮」が行われることにより,
本人が社会的不利を被らないように生きていくということが求められるのです。
ですから,この考えでみるならば,
ある意味では「全ての人が障害のある状態に陥る」ことになるし,
「全ての人が障害がなく暮らせる」というが理念になるわけです。

にこま〜るの「障害があってもなくても」という障害観は,
旧障害観から現障害観への通訳をしていく,
そんなイメージではないでしょうか。(育)

【かなみのブログは毎週木曜日更新!】