• もっと見る
« 2014年07月 | Main | 2014年09月»
プロフィール

NPO法人 奏海の杜さんの画像
NPO法人 奏海の杜
プロフィール
ブログ
アクセスカウンター
検索
検索語句
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
リンク集

ジオターゲティング
かんさいなう4〜USJ [2014年08月29日(Fri)]
3日目、は〜るばる来たぜ、USJ〜!

DSCN2349.jpg

Kさんズは朝からヘルパーさん達と現地へ、
親御さん達はこの日からかんさいなうに合流でした。

USJは、ハリーポッターの開始と、
しかも夏休みの日曜日というエックスデー。
案の定、大混雑。あぁ。。orz...

大勢の人に囲まれて、スケジュールも定まらない行き当たりばったり。
自閉症の方々には、
相当しんどい状況になってしまったのかもしれません。

それでも2人ともパニックを起こすわけでもなく、
アトラクションにも乗りましたよ。
ジュラシックパークでは勇気の1枚もバッチリ激写されつつ、
でもお気に入りは、映画さながらのアトラクションより、
全国各所にあるアスレチックの遊具だというww

IMG_0121.jpg

それに、遊園地といえば、やっぱメリーゴーランドよね。
予想の付かない動きは、ドキドキするしね。
なんてのどかな2人。^^

驚いたのは、夕方まで待って、
やっとハリーポッターエリアに入り込んだご一行様が、
ものの10分で出てきたこと!
人が多すぎ!
雨が降りすぎ!
歩くのとっても疲れすぎ!
まさに、ホグワーツは修行の場、だったのでした。^^;

でもこの日一番の驚きは、
昼間、親御さん達と会った時のKさんズです。

初めての関西で、親と離れて2泊した後の、
感動のご対面〜〜!でした。
「あぁ〜〜!」
大勢の知らない人に囲まれて初めての土地で、
不安もいっぱいだったことでしょう。
親御さんと会った時のKさん達の目の輝きは、忘れられません。
でもひとしきり挨拶をしたら、

「じゃあねー」手(パー)

またヘルパーさん達と喧噪に消えていくという。。^^;;;

2人の背中を見送る親は、頼もしいやら、切ないやら。
もしかしたら、そんなに遠くないかもしれない親離れを、
感じた瞬間でした。

旅は人を育てるって、本当かも!


***おまけ***

IMG_2279.jpg

写真は「恐竜の散歩」というイベントにて。

「歩いてるね〜」と、
ゆったりまったり恐竜を見ていたら、
こっちへ突進してきた!!!うわぁ!!!!!
という衝撃の瞬間ですって。ふふ。
みちのくTRY、参加者募集中です! [2014年08月26日(Tue)]
昨年、一昨年と、
奏海の杜の兄弟分である被災地障がい者センタみやこで、

「みちのくTRY〜障がい者も住める街づくり〜」

という名称のイベントを行っていました。
岩手県陸前高田市から宮古市までの約150キロの道のりを、
障がい者とボランティアが、寝食を共にし、
沢山の団体の方々や個人のみなさまの協力をいただきながら、
2週間歩いたのです。
にこま〜るさんたちもちょびっと参加してたりして。

今回はこのTRYの番外編のご案内です。

〜 主催の被災地障がい者センターみやこより 〜

参加者は岩手県、宮城県を中心に全国からあつまります。
障がいがあってももっと外にで色々な体験をしてほしい。
もっと色々な人と関わって一人一人の世界を広げてほしい!
障がいがあってもなくても同じ目的で集まると、
自然と仲間になれ、
仲間になるとお互いの心のバリアがなくなります。
心がバリアフリーになると、
難しいこと感じていたことが「出来るかも!」に。
言えない事が「伝えたい!」に。
楽しいは生きるチカラ!是非、ご参加ください!!

〜 〜 〜 〜 〜 〜

「みちのくTRY2泊3日気仙沼大島キャンプ」

9月13日
集合場所・集合時間

岩手県  宮古駅 AM8:00
岩手県  釜石駅 AM9:20

宮城県  被災地障がい者センター石巻 AM9:30
宮城県  奏海の杜 AM10:00
宮城県  気仙沼駅 AM11:40
宮城県  気仙沼エースポート AM11:20

気仙沼大島へ船で渡り、
島内のキャンプ場でBBQをしたり魚釣りをしたり、
まったりのんびり過ごします。

9月15日
集合場所まで送迎あり。
気仙沼エースポートの解散時間は11:30くらい。

〜 〜 〜 〜 〜 〜

というわけで、
被災地障がい者センターみやこでも、
被災地障がい者センター石巻でも、
もちろん奏海の杜でも、参加者、ボランティア、熱烈募集中です!!
詳細はお問い合わせ下さい。

にこま〜るでは、9月13日にデイキャンプで参加の予定。
デイキャンプのキャッチは、
大島へ船で渡って、海の幸BBQを楽しもう!名付けて、
「海は味方だ企画」です。^^
募集要項はこちら

みちのくTRYは、今年で最後だとのこと。
この機会に、ぜひ東北の秋を満喫しに来て下さい〜!
お待ちしています。

お問い合わせ先【☆→@】
被災地障がい者センターみやこ:hisai_syougai☆yahoo.co.jp
被災地障がい者センター石巻:hsc_ishinomaki☆yahoo.co.jp
奏海の杜:hisaitikouen☆yahoo.co.jp
かんさいなう3〜太秦映画村 [2014年08月25日(Mon)]
2日目は、
今回一番楽しみにしていた太秦忍者村、
もとい、太秦映画村。

IMG_2220.jpg

本物のセット(?)の中で時代スリップした2人、
忍者の衣装を身にまとい、終始ノリノリでした。

DSCN2257.jpg

ゴムの手裏剣など、思い思いの品を買って、
14時頃までたっぷり映画村を堪能。
基本的に場内では別行動だったのですが、
相方(KKさん)の行方が気になるKWさんが、
映画村のスタッフの方に、尋ね人をしていたそうですよ。ふふ。

大阪から京都へ移動は、各駅停車でゆっくり。
電車に乗っているのも、また異文化体験なのでした。

2日目の夜は、
お世話になっているそうそうの杜のグループホームでお泊まり。

DSCN2325.jpg

何度かボランティアに来てくれているTさんにも会えました。
遠くに来ても知っている人に会えるって嬉しいね!

あ、まだ忍者の人がいる!^^
かんさいなう2〜夏祭り [2014年08月21日(Thu)]
仙台空港を堪能して飛び立った2人は、
大阪伊丹空港に着陸、既に3時半。
さぁ、今日の夕飯は、
串カツ?お好み焼き?その前にたこ焼きでおやつかしら?
などとワクワクしてたら、高速バスの着いた先は、

京都でした。おこしやす。^^


とりあえず、

IMG_2151_1.jpg

京都タワーの前でポーズ。お約束ですね。
この日の目玉は、
日本自立生活センター(JCIL)さん主催の夏祭り。

DSCN2237.jpg

現地までは電車で行きました。
ボランティアさん達に見守られて。
切符は無事に買えたかな?^^

夏祭り会場ではたくさんの方々が迎えてくれました。
自己紹介はちょっと恥ずかしかったけど、
そこは、けんちゃんが上手にフォローしてくれて。

IMG_2171.jpg

そう、けんちゃん。覚えておいででしょうか。
昨年度1年間、岩手某所に派遣され、
平日は堅い仕事をキッチリこなし、
週末はにこまるで子ども達とだるだる過ごしてくれてた、
にこまるさんたちのアイドルです。
3月で派遣が終了して地元へ戻られたのですが、
今回にこまるさんたちが関西へ行くにあたって駆けつけてくれたのでした。
ありがとうございます〜〜〜〜!!
特になついてたKWさんは大喜び。
プレゼントは楽しく渡せたかな??

夏祭りでは金券をいただいて、4か所の施設でそれぞれ
お好み焼きやジュースなどお腹いっぱいいただきました。
初日の夕飯は、京都で大阪メシってとこでしょうか。
贅沢な感じ。

Kさんズが一番楽しみにしていたのはスイカわり。

DSCN2234.jpg

自己紹介でもじもじしていた人は誰でしょう。
スイカわりでは「もっと右!」「惜しいっ!」と声かけバンバン、
見事に本領発揮していました。

ただ、KWさんの番。
のりのりの彼がスイカに向かってバットを振り下ろした下は、

地面!!!

スイカではなく、バットがわれちゃったりして、my god!!
まったく、なんて、佳き思ひ出・・・
いやいや、JCILさんゴメンなさい〜〜〜!バットどうしたかなぁ。。

関西のじっとり暑い夏の夜の夏祭り。
体験させて下さって、本当にありがとうございました!!!


その夜・・・・

KKさんはホテルで初めて、家族以外との宿泊。
さぞドキドキだったことでしょう。
でも、夜中にも声が聞こえてきたそうなので、
もしかしたらボランティアさんと楽しくおしゃべりしてたかも。

11歳の夏、そんな夜もいいよね。^^
かんさいなう1〜仙台空港お見送り [2014年08月20日(Wed)]
被災地障がい者センター石巻で、
昨年一昨年と企画されていたかんさい☆なう、
今年は奏海の杜からも行けることになり、
2家族が参加しました。

初めての関西、初めてのひとり旅、
自立への一歩を踏み出そう!

参加するのはいつも賑やかなKさんズ、小学5年生組。

彼らが出発する日、
にこま〜るのみんなで仙台空港までお見送りに行きました。
高速道路を通っても片道2時間。
ちょっと遠いけど、ドライブはみんな大好き。

しかも空港は楽しいことがたくさん。

photo2.jpg

シュミレーターで遊んだり、

IMG_9869.jpg

ワークショップに参加したり、

photo4.jpg

展望台で飛行機を見たり。
いろいろ楽しめるんです、仙台空港。

photo3.jpg

カメラを片手に、ドキドキワクワク。
でも大丈夫?

photo7.jpg

1人、遠くに行ってない?

photo2(1).jpg

荷物、置き去りになってない?

まぁまぁ、事故なく楽しく行ってくれたらそれだけでw
趣旨を忘れて祈りの境地。すっかり親心ですな。

IMG_6830.jpg

いってらっしゃい!

(かんさいなうは8/1〜5に大阪と京都を巡ってきました。
関西でボランティアをして下さったみなさん、本当にありがとうございました。
数回にわたってその様子をお伝えしていこうと思います)
にこまるおひる [2014年08月12日(Tue)]
にこまるおひる、
当初は、ご父兄の負担を考えて、
手作りランチを張り切っていました。
まぁまぁ、
惣菜盛りつけランチもありだったですけど。

IMG_1094.jpg

やっぱプロの技、キレイだしね。^^;

でも、食事の準備に追われるのは、違う。
限られたスタッフ数と限られた時間内で、
最大限の心を子ども達に注ぎたい。
地域でのにこま〜るの役目を果たしたい。
と考えた末、
今は銘々お弁当を持参していただいています。

にこまるおひるの変化だけではありません。
にこま〜るも3年目。
試行錯誤を続け、理想と現実の妥協点を見つけ、
いろいろな場面で変化してきていますし、
これからも変化を続けると思います。
ひとえに、
にこま〜るさんたちの将来に関わり続けることが出来るように。。


というわけで、にこまるおひる。
銘々持参のおかげで、毎日バラエティ豊かなランチです。

photo6.jpg

みなが自分の鞄からお弁当を取り出す光景は、
それぞれのワクワク感も手伝って楽しく賑やかな時間。
パン派、ご飯派、麺類派、
みな自分の好みを持ってきているので、
ある程度平和だし。^^

でもね。
無類の麺好きのAくん、
自分も大好きな麺を持っているのに、
お母さんは好みの麺を入れてくれるのに、
他の人の麺がとっても気になるんですって。
隣の芝は青いのです。

だからといって、手を出すわけではなく、
駄々をこねるわけでもなく、
ただただ眺めてて、ずっと目の端でとらえてて。
その姿がとてつもなく、愛くるしい。

photo3(1).jpg

あぁ、ゴメン。^^;;;

スタッフは、
麺類持ってきた事を後悔して、
「あげるよ」の言葉を飲み込んで、
Aくんの内なる静かな闘いを見守ります。
可愛いだけでは難しい社会生活へ思いを馳せて、
こういう日々の活動を将来へつなげたいと思います。

彼の視線と微妙な空気を楽しみながら、ね。^^
暑い夏のおやつといえば!? [2014年08月09日(Sat)]
暑い夏のおやつと言えば?

かき氷〜〜〜!!

子ども達大好きだし、
水分補給にはなるし、
作る楽しみもあるし、
(経済的だし、)
夏の鉄板おやつですね。
スタッフも毎日いただいています。
人気はカルピスかけ。

氷をガリガリ削る音、
畳と障子の和室、
蝉の声にカルピス。。
にこま〜るのおやつタイムは、
なんだかとってもノスタルジック・・・

・・・んなわけない!!

いつも全力投球のにこまるさんたち、
こと、氷に関しても
全力投球!というか、
全種投入!^^;

photo1(1)_1.jpg

どーん。

かき氷はそう、白いキャンパス。
いちご、メロン、ブルーハワイ、
ラムネ、コーラ、練乳、カルピス!
芸術は爆発レベルで美しい。。。

が、知覚と味覚は別物でしょ。

photo2(2).jpg

想像に難くない異次元レベルの産物を、
振る舞い合う。
「あーん」し合う。
「まずい〜!」言い合う。
ある種の感動を分かち合う。
なんだかとっても楽しい。
これぞ、かき氷の醍醐味なのかも。違うかも。^^;

photo3(1).jpg

そして、最後は自分で責任をとる。
学び多きかき氷。^^
高校生の夏ボラ体験受入れ [2014年08月02日(Sat)]
杜の伝言板ゆるるが主催する
高校生の夏ボラ体験の高校生を受け入れました。

受け入れ団体も本人も、
NPOにおけるボランティアというものについて、
それぞれの立場での心構えを事前に学習しました。

まだ社会経験のない高校生を受け入れるということが、
わたし達は初めての取り組みだったので、
考える機会をいただけてまた1つ世界が広がりました。
ボランティアって、
本当に意義ある取り組みで配慮が必要な立場です。
これからも素敵な人にたくさん関わっていただけるよう、
スタッフも学んでいきたいと思います。

さて夏ボラ。

DSC_2111.jpg

わたし達の所へ来てくれたのは、隣市に住む高校3年生の男子。
とても礼儀正しく、誠実で、遊び心のある素敵な青年でした。
特にすばらしいと思ったのは、子ども達との距離感。
過剰になることなく、かといって素っ気ないわけでなく、
適度な距離感を保っての支援は、
スタッフも学ぶところがありました。

IMG_8511.jpg

最後の振り返りでは、
発達障害者支援で大切なことや体験の感想を、
しっかり自分の言葉で表現してくれました。
今回の体験が、
子ども支援に関して彼の新たな切り口になれたとしたら大きな喜びですし、
彼の気づきは今後のわたし達の支援にも生かしていきたいと思います。

彼は小学校の先生を目指しているとのこと。
きっと魅力的な先生になることでしょう。
奏海スタッフもにこまるさんたちも、みんな応援しています!!
ぜひまた遊びに来てね!

***
双方充実して中身の濃い3日間になりました。
ゆるるのみなさま、本当にありがとうございました!