ペアレントトレーニング概要研修 [2014年02月28日(Fri)]
ペアレントトレーニングの研修会を主催させていただきました。
***ペアレントトレーニングとは? (軽度発達障害フォーラムHPより抜粋) 子どもが「してほしくない行動」をとった時、 つい感情的になって子どもに怒ってしまったり、 はたまた諦めて放っておく、 などといったことが多いのではないでしょうか。 このような対応では、 「してほしくない行動」は減るどころかますますエスカレートしたり、 あるいは反抗的になったり、親子関係そのものが悪くなってしまうでしょう。 「してほしくない行動」を目にすると怒りやイライラがつのり、 親や家族自身もストレスを抱えます。 また子どもも絶えず怒られる中でストレスを抱えることでしょう。 ペアレントトレーニングは、 親が子どもの行動変容における心理やパターンを理解・分析し、 問題行動を適切な対応で減少することのできる技術 を獲得することを目的としています。 ***** 講師は、 宮城県発達障害者支援センター「えくぼ」の相談員、熊谷さんです。 今回はトレーニング自体ではなく、 ペアレントトレーニングとは何か、 実際のトレーニングの流れなど、を知る導入研修でした。 町内各所の支援者を中心にご案内を差し上げたところ、 学校、幼稚園、保育所、行政などから 20名弱の方の参加がありました。ありがとうございました! 本来は何時間もかけて行うものを短い時間に凝縮していただき、 楽しく教わりました。 まだ概要を知っただけですが、 このプログラムは、 現状を把握し、分析し、プラスの方向を見つけ その子どもに合った関わり方を考えるということを、 具体的に実践的に行うもののようです。 「教えてもらう」のではなく 「自ら見つける」「見つけ合う」というイメージでしょうか。 そして、 結果として見つけたもの自体ももちろん有効ですが、 子どもと向き合う、意見を出し合う、プラスの引き出し方を考えるといった過程が、 親だけではなくて、私たちのような支援者にも、 とても大切な回路だなと思いました。 宮城県発達障害者支援センター「えくぼ」のみなさん、 資料などの準備、また遠路お越しいただき、 本当にありがとうございました。 今回は概要の研修でしたが、 機会を見つけて本格的に勉強していきたいと思います。 これからもよろしくお願いします! |