■日時:2006年8月5日(土)13:00〜15:00
■場所:広島国際会議場フェニックスホール
■参加者:約700名
夏の一大イベントである広島市民平和の集いが開催されました。今年のテーマ「将来の平和を担う若者達へ」に基づいて、様々な方が素敵なステージを披露してくださいました。
楽打家の皆さんによる広島平和太鼓の演奏からスタートし、佐藤理事長の挨拶に続きます。そして、広島服飾専門学校の学生さんによる平和をテーマにしたファッションショーも行われました。その後は、劣化ウランについて研究しておられるアザウィ博士の講演です。「イラク戦争がもたらしたもの」というテーマで劣化ウランの破壊力のすさまじさ、その被害は一瞬だけでなく将来までずっと残ってしまうということを話してくださいました。そして、講演の後、ネバーアゲインキャンペーン会員の野上さん、安田女子大学の古川さん、主催者から松下さんとアザウィ博士でミニディスカッションを行い、意見交換を行いました。
後半は子供たちによる原爆劇「I PRAY」です。61年前のあの日の出来事をいま起きたらどうなるかと仮定し、原爆が落ちた瞬間の生徒さんたちの演技は多くの人の胸に突き刺さったよ思います。そして舞台は一転して明るくなり、平和への祈りをこめた雪村いづみさんの「1本のえんぴつ」の唄に入ります。この一連の流れは大変感動的だったというお褒めの言葉を多くの方から頂きました。「I PRAY」の生徒さんたちは一生懸命練習していたとあってフィナーレには涙する生徒さんもいたそうです。
このイベントに出演してくださった皆様、当日ボランティアとして参加してくださった皆様、様々な形で援助してくださった皆様、皆様のお力添えなしにはこの成功はなかったと思います。心から厚く御礼申し上げます。
文責:橋本
posted by hpsiv at 15:39|
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広島市民平和の集い