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小さな頃に見た机の「落書き」
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第3回東三河北部相談支援専門員連絡会[2012年09月10日(Mon)]
9月7日(金)に新城保健所会議室にて
第3回東三河北部相談支援専門員連絡会を開催。

今回は2部構成で実施。
1部では通常の各相談支援事業所からの報告(個別支援会議、
相談事例)を行い、2部で専門アドバイザーとしてNPO法人ゆうの
荻野ます美氏を招いて、事例検討とミニ講義を実施。
ミニ講義のタイトルは
「大人の発達障害のある方を支援する」
そして、ここが今回の最大ポイント。
サブタイトル「相談支援で知っておいてほしいこと」
1.JPG
直接支援に従事する職員対象の研修とは異なり、
今回は相談援助職に対するアドバイス。
しかも、原理原則の定番講義ではなく、3事例と
向き合いながらのアドバイスを中心とした講義。

荻野氏をかなり悩ませてしまったか…。
その道の専門家に相談された様子が
ブログ「こうくんを守れ!!!」から伺えます。

ただし、丸投げした意識は全くなく、
個別の事例検討に対して、荻野氏の専門性から、
客観的なアドバイスを求めたというのが本音。

相談援助におけるアセスメントの重要性は
多くの方がもう充分承知。
ただし、そのアセスメントが成り立つためには
対人援助技術が必要。
よって、対人援助において
障害特性をどのように理解して
ご本人と向き合うのか、そこを問題にしたかったのです。

そして、荻野氏からの最後のスライド。
相談支援専門員へのメッセージ?!
今回の事例提供者への警告、注意喚起?!

『「自己理解」の支援をなくして、
発達障がいのある方の就労相談は成り立ちません。
しかし、その過程で過去をふり返る際に、
特性に合わせた配慮がないと、
返って本人を苦しめることに
なってしまいます。
相談員が、発達障がいの特性が理解できない又は、
受容できない場合は、専門性のある方に
協力を依頼してください。』
2.JPG

「自己理解」を支援するとは?

『本人の「自己理解」を支援する過程で、
支援者(相談員)が「本人理解」をし、
それを「共通理解」にして、
就労支援などの次の段階につないでいくこと。
そのために、支援者(相談員)が本人の情報を引き出し
本人と一緒に整理して
本人が見て(書いて)確認する
という3ステップが必要になります。』

「こうまま」、
いつも多くのふり返りと気づきを
本当にありがとうございます。

ぜひ、また事例検討にご参加ください。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/house77/archive/478
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コメント
>こうまま様

この度も大変お世話になりました。

私たちは事例から学びます。
個別の事例から本当に多くのことを教えていただきます。
当圏域はそのことにこだわってきました。

ケースワークでは事例検討こそが、スキルアップに最も有効だと考えているからです。(もちろん、一定の基礎があってですが…。これを私の尊敬するワーカーさんは「わきまえ」といいます。)

よって、今回は「発達障害」の方を支援するための「わきまえ」を学んだのだと思います。

「わきまえ」のない支援者が当事者の方にかかわることは何よりも失礼です。そして、ご本人の混乱と精神的苦痛を増大させます。

余談ですが講義を受けながら、個人的には「自己理解」が「当事者研究」へと発展するものなのか、否か、そんなことに頭が巡っていました。

引き続き、東三河北部圏域を宜しくお願いします。

Posted by:長坂  at 2012年09月11日(Tue) 11:53

最後の最後まで悩んで入れた最後の1枚でした。
どう伝わるのか不安で
何度も書き直して
一言一句を見直して。
でも、伝えたい、分かっていただきたい、きっと分かって下さると思って勇気を振り絞って入れた1枚でした。
受け取って下さる側の状況で、やっぱり、発信って変わります。
Posted by:こうまま  at 2012年09月10日(Mon) 23:47

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