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結核性カリエスの術後痛みについて教えてください[2007年02月17日(Sat)]
山上さんから頂いたブログのコメントを移動して、新規トピックを立てさせて頂きました。
ホスピスナースの皆様、是非とも山上さんへのアドバイスを、コメントにお書き下さい!

 ↓↓↓

神奈川県在住の者です。
朝日新聞の記事を読みました。
癌のことではないのですが、妻〔62歳)が結核性のカリエスで再発し手術をしたのですが、術後の痛みが酷く10年痛みと闘っています。レペタン座薬を使用しておりますが、聞かなくなり、痛がる妻を見てどうしてよいのかわからずメールを書かせていただきました。
モルヒネも今はあると聞いておりますが、正確な情報も得られず悩んでおります。なにか手がかりをいただければ幸いです。

Posted by:山上徳行  at 2007年02月17日(土) 16:25
「30年後の医療の姿を考える会」 市民公開シンポジウム[2007年02月15日(Thu)]
今週末に行われるシンポジウムのお知らせです。

日 時: 2007年 2月18日(日)1:30pm 〜 4:30pm   
入場無料・参加自由

場 所: 聖路加看護大学 アリス C・セントジョン メモリアルホール



プログラム:

はじめに: 秋山 正子(30年後の医療の姿を考える会会長)


第一部 提言 1:30pm 〜 2:00pm

岩本  裕(NHK 報道局科学文化部)
松本 武敏(在宅ホスピス医・元国立がんセンター東病院)
秋山 正子(白十字訪問看護ステーション所長)


第二部 パネルディスカッション 2:00pm 〜 4:15pm

永山 悦子(毎日新聞 科学環境部)
市原 美穂(NPO法人 ホームホスピス宮崎) (※)
第一部 講演者ほか
         
コーディネーター : 柳田 邦男(作家)
          中村 順子(日本看護協会出版会)


おわりに : 樋野 興夫(順天堂大学医学部教授)



(※)日本財団の「夢の貯金箱」(寄付)プロジェクトで支援している「ホームホスピス宮崎」もパネルディスカッションに参加します。

お時間のある方は是非ご参加ください。

「夢の貯金箱」の公式サイトはこちら
「ホームホスピス宮崎」に関する記事はこちら

ーーー以下本件に関する記事:毎日新聞サイトよりーーー

シンポジウム:医療の街づくり考える−−18日

 医療・福祉などを中心にした街づくりを考える市民シンポジウム「メディカルタウンの青写真を語ろう」(毎日新聞社など後援)が18日午後1時半から、聖路加看護大メモリアルホール(東京都中央区明石町10の1)で開かれる。発表者は「30年後の医療の姿を考える会」のメンバーで、在宅ホスピス医や訪問看護ステーションの看護師、大学教授ら。作家の柳田邦男さんも加わる予定。参加無料。問い合わせは白十字在宅ボランティアの会(ファクス03・3268・1629)へ。

毎日新聞 2007年2月12日 東京朝刊


朝日新聞にホスピスナースの記事が載りました![2007年02月14日(Wed)]
2月12日(月)朝日新聞の朝刊(生活面)に、ホスピスナースに関する記事が掲載されました!東海ホスピス・緩和ケアナース交流会の様子が大きく取り上げられています。
(以下、記事の転載です)


2007/02/12 朝日新聞 朝刊

「緩和ケア支え合う」 悩み・体験、共有 広がる看護師の輪

 がんの痛みや不安を和らげ、その人らしく生をまっとうしてほしい――。緩和ケア病棟(ホスピス)や訪問看護などの現場で働く看護師「ホスピスナース」の願いだ。一方で患者や家族の苦しみと向き合う機会が多く「亡くなるまでにもっといいケアができたのでは」と悩みを抱えがち。「一人で悩まず、支え合おう」と、交流会や研修が始まっている。(荒香帆里)

 名古屋市内で1月中旬、「東海ホスピス・緩和ケアナース交流会」が開かれた。
 「在宅でのみとりをどうするかが課題。本当は家に帰りたいのに、家族に迷惑をかけたくないから、ためらう患者さんがいます」
 「訪問看護と連携してできるだけ家で過ごし、いざとなったら緩和ケア病棟へという選択もありますよ」
 「最近、認知症の患者さんが増えた。入院するとき、前にいた病院に詳しく症状を聞き、家族にできるだけ付き添ってもらったり、ベッドでなく畳を用意したりしています」
 この日は東海や北陸の緩和ケア病棟の看護師長ら約20人が集まり、体験や悩みを話し合った。看護学生も参加し、ホスピスナースが何を学びたいかを調査した結果を発表した。
 ホスピスナースは、死に向かう患者や家族と接する機会が多く、苦しみを目の当たりにする。医師との間に入り橋渡し役になることも。患者は「治るかもしれない。生きたい」とかっとうする。「なぜ死ぬんですか」と聞かれて悩んだり、痛みや不安を取り除くケアが十分にできず後悔したりする看護師は少なくない。
 交流会は、00年に始まった。愛知県に初めてできた緩和ケア病棟の看護師長を務めた水野敏子さん(56)が、悩みを分かち合おうと近隣のホスピスナースに声をかけたのがきっかけだ。
 水野さんは「初めは、患者さん一人ひとりにどう対応するか、教えてくれる人もいなくて、なすすべがなかった」という。痛みを訴える患者の背中に蒸しタオルをあてると、気持ちよさそうに「人の手がいい」と言われた。心の痛みをどう和らげるか模索した。
 交流会の評判を聞いて静岡、富山、金沢などからもホスピスナースが集まり、いまは約20の病院が参加。グループごとの討論や互いの病院見学など、20回ほど会を開いた。
 水野さんは「個々の病院のがんばりだけでは限界がある。様々な職種と協力して病院と在宅医療、患者を結ぶネットワークをつくりたい」と話す。


●職種超えネットワーク 

日本財団(東京都港区)は、3月1、2日に「ホスピスナース研修会」を開く。全国から約80人が集まる予定だ。
 財団は02年に研修会を始め、今回が6回目。講演のほか、参加者を地域ごとにわけて話し合う。財団の担当者は「仕事をがんばりすぎて『燃え尽きる人』が多い。仲間をつくり、励まし合ってほしい」と話す。
 日本看護協会(同渋谷区)が認定する「ホスピスケア認定看護師」は、1月現在で全国に約300人いる。99年に8人からスタート。半年間の講義や実習は厳しいが、希望者は増えている。一般の病棟に勤める看護師が多く、訪問看護に取り組む人もいる。
 講義では看護師自らの死別体験を話したり、病気が進んだら自分は何を失うか考えたりする機会もある。担当の教員は「自分なりの死生観を持ってほしい。知識や技術を持ち帰り、看護師の教育や相談にのる役割も期待している」という。
 職種を超えた地域のネットワークも始まっている。「山梨県緩和ケア研究会」は昨年11月、初の公開シンポジウムを開いた。医師や薬剤師、電話相談のボランティアらと一緒に、訪問看護師や緩和ケア病棟の看護師も体験を発表しあった。
 日本ホスピス緩和ケア協会会長の山崎章郎さんは「緩和ケアは実践して成長していくしかない。看護師によって、経験の差が大きい。経験を共有して学び合うことは大切」と語る。


◆キーワード <緩和ケア病棟>

がん末期などの患者の体の痛みや精神的な苦しみを和らげるための施設。90年に人員配置などの基準を設け、制度化された。日本ホスピス緩和ケア協会によると、現在は163。最近は医師や看護師らからなる一般病棟の「緩和ケアチーム」や、在宅でのケアが注目されている。「終末期だけでなく早い段階からの緩和ケアが必要」という意見もある。

ナース懇談会@神奈川 開催[2007年02月08日(Thu)]

行ってきました!神奈川県看護協会でのホスピスナース懇談会ドキドキ小

今回ご一緒させていただいたのは、神奈川県看護協会におけるホスピスケア認定看護師教育課程にて、働きながらホスピス認定看護師のコースを受講し、一年間のプログラムを終えようとしている約30人のみなさんと、文字通り和気藹々とした時間を共有させていただきました。

みなさま非常に温かく、日本財団、笹川医学医療研究財団の説明も熱心に耳を傾けていただきました。競艇場に授乳室があるという話には、会場からも驚きの声!
続いて行われた一人一人のお話タイムでは、研修内容で印象的だったことや、一年間の苦労と感動、またプログラムでの学びを今後の活動にどのように生かしていくかなど、ざっくばらんにお話いただきました。


●スピリチュアルケアについての話が印象的だった。弱い自分に気づき、弱い立場の患者さんへの共感を高めることが出来るのではないかと思う。

●授業のレポートなどを通して、今までの自分の看護と向き合った一年だった。対人ケアの先生の言葉どおり、「自分を大切にする」ことは「自分だけを大切にする」ことではなく、「自分と関わる相手のことも大切にする」のだと学んだ。

●専門的なことを学ぶよりも、いままでの自分のケアの仕方や、自分の内面など、自分自身の振り返りとなった一年間だった。

●自分の考えを医師にうまく伝えたいと思い、知識が深まるだろうと考えて受講した。受講してみると傾聴などの基礎的なこともできていなかったということに気づいた。今後も(患者さんのことを感じる)感性を高めたい。

●(緩和ケア病棟ではなく)一般病棟に勤めているが、学んだことをすぐに現場に生かせることにやりがいを感じた。

●認定看護師のコースを最優先させ、仕事をやめて看護協会のそばに引っ越した。そこまでした自分の選択は間違っていなかった!

●(現場に戻ったら指導者的立場になるが)「教える」のではなく、皆と共に学んでいきたい。

●自分がコース受講をするために人手不足になるにも関わらず、快く支えてくれた病院の仲間や家族。一年間の貴重な時間をくれた人々に心から感謝している。




試験前の貴重な午後の時間、大切な思いを共有していただき、本当にありがとうございました。日ごろお会いすることのないナースの方々や先生方の熱意と温かさに触れ、担当者徳山もほんわかとした幸せな気分になりました。
ホスピスナースネットワークを通じ、研修などでまたお目にかかれることを楽しみにしておりますクローバー