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2016年03月23日

我がまちのデータを作ろう! 人口統計データ活用勉強会 レポート

2016年3月22日、やまぐち県民活動支援センター主催で、「我がまちのデータを作ろう人口統計データ活用勉強会」を開催しました。
参加者は11名+センター職員で合計15名。県と市町の行政職員5名、市町のセンタースタッフ2名、地域づくり関係者1名、その他NPO関係者3名でした。

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ナビゲーターは当センタースタッフの千々松葉子がつとめ、参加者とナビゲータの自己紹介の後、GISとは? 身近なGIS、JSTATMAPとは? など基本を説明しました。その後以下のような流れで進めました。

  1. NPOで活用!商圏分析でニーズや課題を見える化
  2. 地域で活用!GISとエクセルで見える化
  3. 人口統計データやGISの活用事例報告
  4. 人口統計データやGIS、どうやって活用できるか、どんなことがしてみたいか

1、2はナビゲーターによる活用紹介を1時間超、3,4は参加者の情報交換、意見交換を1時間程度実施しました。
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1と2では、実際にJSTATMAPの画面を映し出し、JSTATMAPの実際の操作やできることを紹介しました。

1の「NPOで活用!商圏分析でニーズや課題を見える化」では、ボタン一つで、選択地点から徒歩20分の範囲内の人口構成や世帯構成、経済センサスなど各種統計データが作成できるリッチレポート機能を試してみました。この機能を使うと、指定した範囲と、市町平均、県平均もでるので、地域特性を比べるのに便利です。

2の「地域で活用!GISとエクセルで見える化」では、指定したエリアの高齢者率と18歳未満世帯同居率を地図上にそれぞれ色で示し、またそのデータを外部にエキスポートすることで、エクセルの散布図を作成してみました。
散布図作成は、これまで国勢調査の統計データをダウンロードして同様のデータを作ったことがある参加者からは、「とても簡単になっているのでびっくりした、ぜひこれから使ってみたい」との声をいただきました。
また、高齢者率を地図上に表示するのに、高齢化が進んでいるところは赤、平均に近いところを黄色、平均より進んでいないところを青という『信号の色』でイメージできるようにしたところ、「地域の人に高齢化を伝えるときに分かりやすくていいね」と好評でした。


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3の「人口統計データやGISの活用事例報告<情報交換>では、実際にどのように使っているかという事例の中で、「オープンマップ@山口市」の紹介がありました。
平成26年度からは公開されたGISで、現在60種類の地図があるということです。津波や高潮、避難所など防災に関わる情報は、面や点の情報とともに搭載されています。また地図を拡大すると他の無料のシステムと比べ航空写真が新しく高解像度で表示されるのが特徴だということです。

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4の「人口統計データやGIS、こんなことできたらいいな、使ってみたいな」というところでは、様々な意見や感想がでました。

  • 経済センサスに関して市町村より小さな単位で取得できないだろうか?                →小地域集計データにあるためJSTATMAPで取得可能。

   平成や昭和の合併前の地図に落とし込むことができるかは要調査。

  • 地域の空き家や空き店舗のマップ化ができないだろうか?
  • 在宅医療など高齢者向けに利用できないだろうか
  • 民生児童委員の仕事で、どういったことに利用できるか考えてみたい。
  • NPOにとって地域課題の見える化は必要なので活用したい。
  • 地域づくりの防災で活用したい。
  • 地域づくりだけでなく、NPOなどもGISに興味関心があるということが分かった。これから連携していきたい。
  • 中山間の高齢化について地域住民への説明に活用したい。

地域や社会の課題の見える化はNPOにも地域にも必要なことです。
無償のツールを、どうしたらより便利で簡単に活用できるのか、今後も調査・研究を続け、センターとしていろいろな形で情報提供をできたらと思います。
参加してくださった皆様ありがとうございました。

ナビゲーター 千々松葉子


2016年03月11日

センター交流コーナーより

朝は冷え込んだのに、昼間の日差しはきらきらとして、
眩しすぎてセンターのカーテンをひいてしまうほどです。
春がすぐ近くに来たことを実感しますね♪
皆さんの心にも優しい春の日差しが届きますように!
<センター交流コーナー>
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posted by ほしちゃん at 11:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 星(☆)ちゃん日記

2016年03月06日

信頼を得るための事業報告書セミナー

「社会を変える組織を作る!」がキャッチフレーズの株式会社PubliCo代表取締役CEO長浜洋二さんによる「事業報告書セミナー」を開催しました。

2月27日土曜日、パルトピア山口3階に県内からNPOや中間支援スタッフなど30名が集合。6テーブル「まちづくり・障がい者支援・中間支援理事・中間支援スタッフ」などグループに分かれて座りました。

パワーポイントをレジメにした資料の他に、A3サイズで3枚「事業報告書の改善ポイント・事業報告書の競合比較シート・創出する成果の整理」が配布され、途中にワークを挟みながら10時から16時まで学びました。

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最初に長浜さん自身の紹介がありました。山口県周南市出身で、海外の大学院でNPOについて学び、会社員を経て独立。現在は全国で「NPOマーケティング」という少人数制の連続講座を開催されていること。



次に本編に入り、事業報告書の戦略的位置づけを学びました。そこで分かったことは、NPOにとって事業報告書とは、活動報告ではなく成果報告であること。また団体の価値を伝える優れたコミュニケーション・ツールであることが分かりました。例えば今日のセミナーの成果とは、何人何団体が何時間セミナーを受けたかではなく、受けたことにより今年度事業報告としてまもめるものが、各団体とこまで改善できたかということが大切だと分かりました。

また、成果についてのポイントや伝えるために必要なことを学びました。

成果についてのポイント
  1. 「なぜ?」を何度も繰り返し、表面的な事象ではなく課題の真因を突き止める
  2. 成果の構成要素を分解し、個々の積み上げと究極的な成果が繋がっていることを意識する
  3. 具体的な目標と指標を設定する
  4. 対処療法ではなく、予防や根治療法を考える
  5. 事業の対象となる個人だけでなく、社会全体への拡がりも考える
  6. 他のNPO、行政、企業等との協働を前提とした成果を考えること

成果を伝えるために報告書に必要なこと
  1. 妥当性:前提となる社会課題の現状と自団体の関連性を明確にする
  2. 納得性:設定した目標や実績に対する根拠(後ろ盾)を提示する
  3. 伝達性:成果の伝え方のテクニックを習得・駆使する
そして1番目のワークとして自団体の成果の整理をしました。

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次に、報告書の分析とブラッシュアップのワークシートを埋めていく作業に入りました。事前に自団体と活動が類似している団体のよい事業報告書を持参するようにとなっていました。ワークでは、自団体と他団体の事業報告書を見比べながら、自団体に何があって何が足りていないのか、どうすれば見やすいのか、などを比較表にしていきました。

中間支援スタッフテーブルでは、県内外の中間支援センターの事業報告書が並べられ、どこのものがどうよくて何が足りないとか、ここが分かりやすいよね、ということを共有しました。

ただ、指定管理を受けているため行政に報告することを目的に作られた事業報告書が多かく、今後は誰に向けた事業報告書を作るのか、ターゲット設定も考えるべきところだと分かりました。

寄付の妨げとなる要因に、団体の十分な情報がない(42%)・寄付先に不信感があり信頼度に欠ける(35.2%)、ボランティア参加の妨げとなる要因に、団体の十分な情報がない(30.5%)・寄付先に不信感があり信頼度に欠ける(12.4%)という数値があるそうです。

義務として掲載している事業報告書が、このような結果を招くとしたらそれはとても残念ですね。でも逆に考えると、十分な情報を掲載し信頼度を高めれば寄付やボランティア参加のチャンスも高くなるということですね。

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事例紹介で出てきた事業報告書のリンク先を長浜さんの許可を得ましたのでご紹介します。

最後に、講座参加者からの声を一部掲載します。
  • 過去受けたマネジメント系で一番理解しやすかった。
  • 報告書が事業の報告だけで終わっていたので、成果に視点を置いたものにしていきたい。
  • これまで義務としてしか作成していなかった報告書を、コミュニケーションツールとして使えるように、前向きに作成したい。
  • 広報としての報告書という考え方が大変参考になりました。新しい事業を計画しているので、早速取り組みたいと思います。
  • 年度の成果だけでなく、「到達地点―現在地点」を日々意識していくことの大切さを知りました。

これから年度末年度初めに事業報告書をつくる団体が多いため「事業報告書作成を通じて事業を見直す」という内容はすぐに役立つ内容でした。

参加した団体で、6月に事業報告書をもちよって、それぞれが事業報告書をどのように改善したか共有したいですね。


2016年03月03日

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posted by ほしちゃん at 18:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | センターから告知・PR