11月21日(水)の午後1時〜3時半、センター交流コーナーにて、
わいわいカフェ意見交流会
「防災を日常から考える!〜いざというとき子どもを守るためには〜」
を開催しました。
参加者は、子育て中のママ、子育て支援団体、コミュニティ団体など、
約20名!定員を超える賑やかな会となりました

ゲストに、防災士であり看護師でもある、工藤美佐さんをお招きしました。
実際に3人のお子さんをお持ちのお母さんで、
子どもと一緒にボランティア活動にも積極的に参加していらっしゃいます。
子どもが防災について身をもって経験することは大事だと話しておられました。
前半に工藤さんのお話を、後半は工藤さんと参加者同士の意見交換をしました。
参加者の中には防災士の資格をすでに持っていらっしゃる方、
地域防災で活躍していいらっしゃる方、NPOでの防災、家族・我が子の防災、
と十人十色の意見や質問、提案が出ました。
中には、このあと小学校での引き渡し訓練に参加するママさんも!
工藤さん私物の防災バッグ(7キロ)を実際に背負ってみる参加者も。
参加者全員が手に取りながら回し、
「重―い!」「これは便利!」などの声が上がりました。
重いですよね?でも前を止めると軽く感じますよ♪
と工藤さんのちょっとしたアドバイスが私たちの防災意識を高めてくれます。
自分や子ども用にカスタマイズして、オリジナルの防災バックを
作ると良いと話されました。
工藤さんの日頃のバッグの中に携帯しているポーチから、
玄関先に置いている10キロの防災リュック、ヘルメット、
車中に置いている防災カゴ、中身を手に取りながらのお話は、
私たちが日ごろよく足を運ぶお店に置いてあるものばかりで、
今からすぐに用意できるものばかりでした。

入れ物がバケツになっていて、これで水が汲めるし、
フタをすれば、イスにもなる超すぐれもの

これと2リットルの水を常に置いておくそうです。
ここで参加者からの質問が。
(飲み水の場合)たびたび取り替えないといけないから面倒ですよね?の質問には
手を洗ったりするときなどにも水は必要。新鮮でなくても大丈夫。
それだと車中に入れっぱなしにしておいても問題ないです。
などと目からウロコのお話が次から次へと出てきます。
PTA活動や、親子での被災地でのボランティア活動の様子や
防災士になるきっかけも話されました。我が子の幸せを願う中で、
周囲の友だち、地域の子ども、と、どんどん目線が広がっていったそうです。
参加の皆さんからのアンケートから
「参考になることがたくさんあった」
「ネットワーク作りを小さなことからやってみよう」
「忘災→防災」「もしもポーチの用意をする」
「ご近所付き合いや地域の行事に参加することが大事」
「親子での約束をふだんから決めておくことの大切さ」
など多くの感想・共感をいただいた意見交換会となりました。
1番大切なことは
「死なないこと」
2番目に大切なことは
「生き残ったら助け合うこと」
3番目に大切なことは
「あるもので工夫すること」
備えあれば憂いなし!「心と物」の準備をしっかりして、
これからも防災意識を高めていきたいですね。
今回の防災交流会が、少しでも防災意識向上に繋がれば幸いです。
今後さらに聞いてみたいこともたくさん寄せられましたので、
皆さんからのご意見を参考にして、今後のY・Yカフェの内容充実に
努めたいと思います。
工藤さん、参加者のみなさん、たいへんありがとうございました。