昨年度、みなさまにご協力いただいた
宮城県内の高次脳機能障がい者と家族の実態調査の報告書が完成いたしました。
調査にご協力いただいたみなさまに、改めて感謝申し上げます。

この調査報告書は、調査票によるアンケート調査のまとめと、
県内7ヵ所で行ったご家族へのグループインタビュー調査をまとめたものです。
調査票は、宮城県内の各保健福祉事務所や仙台市障害者更生相談所などのご協力により、
ご本人用、ご家族用とも各400部を福祉サービス事業所や相談支援事業所等へ配布。
そのうち、ご本人、ご家族とも各63通のご回答をえました。
また、県内7ヵ所で行ったご家族へのグループインタビュー調査は、
各圏域の保健福祉事務所にご協力いただき、
ご家族への参加呼びかけをさせていただいたおかげで、
全体で24名の方の生のお声を聞かせていただくことができました。
受傷の経緯も、状況も、立場も異なる24名のケースは、
高次脳機能障害の多様さを立体的に伝える貴重な情報となりました。
本年度は、この調査で明らかになったニーズを関係機関にお伝えしつつ
宮城県内のご本人、ご家族をつなぎ、支援の輪を広げる取り組みをしていきます。
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